雑草の庭 ブログ出張版

イラストや模型の制作状況、雑記などちまちまやっていきます。
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夏と選挙とジオラマの終わり

2009-08-31 20:50:21 | 模型
今回の衆院選、民主党が政権をとったのはまぁいいとして、心配なことがいくつか。
もしかしたら勘違いしている点もあるでしょうけど。
とりあえず国内政策についてはいろんな人が言ってるのでパス。

①大勝しすぎ:多さに物を言わせて政治を進めないで欲しい。有権者は民主党を支持したというよりは、自民党じゃないから票を入れたように感じられるが、それを確固たる民主支持と捉えないで欲しい。
②新人が多い:5人に1人から3人に1人に。良くも悪くも国政を担ってきたベテランを続々と落選させてしまって大丈夫なのだろうか。
③政権交代のその先は:多くの有権者は「政権交代」を手段ではなく目的としていたのでは??民主党が政権を取ったとして日本がどうなるか本当に考えているのかちょっと心配。
④対外政策の不安:自民党よりは中国よりの姿勢の民主党、まぁ良いとして問題なのは諸外国からの圧力に結構弱腰な態度。また日本よりも「格下」と認識する国への上から目線。これは民主党は関係ないかな。しかし平和的に日本を勢力下に収めようし、太平洋への(軍事的)進出をもくろむ中国への対応を誤らないか非常に心配。この情勢下に自衛隊の規模を抑えるなどすべきではない。
⑤太平洋戦争敗戦に関わる呪縛からいまだに抜け出せない日本人。自分の国に誇りを持つ愛国心というのは、本来国民は持っていて当たり前のはず。国旗を切り貼りして党旗をつくる人達はぜひとも日本人の精神的あり方について真剣に考えて欲しい。

今回の事態を招いた責任は、政治家はもちろん、どうにも偏った報道をするマスコミ、そして有権者の無関心にもあると思います。
七割勝ちでちょうどいい、との言葉は確か武田信玄だったかな。
民主党員の皆さんは第二の自民党にならないように勝ってかぶとの緒を締めて、しっかり政治を頑張って欲しいです。

…ところで何で政治家の皆さんは、公務員の給料を下げたり国の借金をしたり税金を上げたりする前に、自分の給料を下げたり議員特権を無くそうとしないのか。
他人にあれこれ引き締めを図らせる前に、まず自分自身が手本を見せないでどうするのでしょう。





さて、オラザクに出展するジオラマもようやく完成しました。
かかった費用はこの4年で一番安かったのに、費やした時間はもっとも長かった!
しかもMSに時間をかけすぎて、肝心のベースにかけた時間はたったの5日。

あ、なんか今年も入賞駄目な気がしてきた…。


今回のベースの製作法は、メディアワークスの「ガンダム ジオラマ マスターズ」にも詳しく掲載されています。



波をファンドで造型。
ファンドは芯まで乾燥するのに時間がかかるため、少しずつ盛り付けた。
①ベースに薄く平らに盛り付け
②波の芯を盛り付け
③芯に沿って波の形を整える
④水で湿らせてドロドロ状態にし、表面を滑らかに整える
と、4段階で作業。かかった時間は確か12時間くらい。
これでも半乾き。
締め切りまで時間がないので睡眠時間を削る。




筆とエアブラシでグラデーション塗装。
割とへたくそ。
青竹色とクリアーブルーを混ぜたもの。





2液混合タイプのエポキシ接着剤と「透明接着剤」を塗りたくって表面をテカテカに。
前者は隙間に、後者は広い面に。
夏ですぐ固まるので少しずつしか作業できず、余計に時間が、時間が……。






最後に波頭を仕上げる。
東急ハンズで見つけた1ミリ以下の細かいガラスビーズに、ジェルメディウムを混ぜ合わせ、盛り付ける。
メディウムは最初は白いが、乾燥すると透明になる。



さらにストラクチャーをNゲージの鉄道模型から流用し、仕上げる。

締め切り前日、台風が直撃した中をずぶぬれになって写真屋まで2往復。

完成画像のHPアップはちょっとお待ちください。
9月上旬掲載予定です。