強敵はエイリアンでもジェイソンでもフレディでもプレデターでもない。ヴァネッサ・パラディは、公開時期を合わせてジョニー・デップと戦いたかったに違いない。
なんのこっちゃ!と、なかなかエイリアンが登場してこないストーリーにいらいらさせられるが、ようやく登場するのは足が4本くらいの火星人風宇宙人。軟体動物のようであり、『スパイダーマン2』のドック・オク風でもあり、『ウルトラセブン』のビラ星人でもあり・・・鋭い刃物で人間の首をスパっと切っちゃうほど恐ろしい奴なのです。それを歌姫(ディーバ)ヴァネッサ・パラディが女戦士となって果敢に戦うのかと思っていると、肩すかしを食らってしまいます。
ジョニー・デップ氏とお付き合いがあり、お子さんまでもうけているが結婚していないヴァネッサと、ティム・バートンからインスパイアされた作風であるポワロー監督。本当はチョコレート工場を攻撃する内容にしたかったに違いないが、予算の関係か何の関係か知らないけれどもエド・ウッド風の作風になってしまったのだろう。唯一バートン風に仕上がったのは、あきらかに人形と思える犬だ。この犬の雰囲気は『フランケンウィニー』(『ナイトメア・ビフォー・クリスマス』の同時上映の短編)とダブってしまう。ちなみに、エイリアンの造形は『マーズアタック』の火星人に似せたかったのだろうけど、あからさまなパクリを避けたかったことも想像できるのです(でも可愛くありません)。
犬がかなりインパクトあったのですが、その飼主も凄かった。顔を食べられたのに、妙に楽しそう(歯が剥き出しになっていたのでそう感じただけかもしれません)。多分、スプーンを使って人前で歌うことだけが楽しみだったのでしょう。そして、存在するだけで笑ってしまう金髪のメキシカンの二人!こういう意味のない登場人物がいるだけで、至福のB級感を堪能することができるのです。
あーー意味わかんねーよ。と、苦笑してポップコーンをぶちまけて帰ったカップルも、エンドロール後の映像を見ていかなかった。「こういうB級映画をデートに選んだあんたたちの方が意味わかんねーよ」とも言ってあげたかったが、もちろん一番意味がわかんないのはこの映画の邦題だ!
原題:ATOMIK CIRCUS - LE RETOUR DE JAMES BATAILLE
ストーリーは、主人公の歌姫コンチャ(パラディ)に会いたいがために禁固133年の刑で投獄されたスタントマンのジェームズが脱獄し、町に戻ってきてエイリアンと戦うハメになったというお話。ラストの風景からすると『猿の惑星』的なオチを考えたけど、もっとすごいぞ!!
★★★・・
なんのこっちゃ!と、なかなかエイリアンが登場してこないストーリーにいらいらさせられるが、ようやく登場するのは足が4本くらいの火星人風宇宙人。軟体動物のようであり、『スパイダーマン2』のドック・オク風でもあり、『ウルトラセブン』のビラ星人でもあり・・・鋭い刃物で人間の首をスパっと切っちゃうほど恐ろしい奴なのです。それを歌姫(ディーバ)ヴァネッサ・パラディが女戦士となって果敢に戦うのかと思っていると、肩すかしを食らってしまいます。
ジョニー・デップ氏とお付き合いがあり、お子さんまでもうけているが結婚していないヴァネッサと、ティム・バートンからインスパイアされた作風であるポワロー監督。本当はチョコレート工場を攻撃する内容にしたかったに違いないが、予算の関係か何の関係か知らないけれどもエド・ウッド風の作風になってしまったのだろう。唯一バートン風に仕上がったのは、あきらかに人形と思える犬だ。この犬の雰囲気は『フランケンウィニー』(『ナイトメア・ビフォー・クリスマス』の同時上映の短編)とダブってしまう。ちなみに、エイリアンの造形は『マーズアタック』の火星人に似せたかったのだろうけど、あからさまなパクリを避けたかったことも想像できるのです(でも可愛くありません)。
犬がかなりインパクトあったのですが、その飼主も凄かった。顔を食べられたのに、妙に楽しそう(歯が剥き出しになっていたのでそう感じただけかもしれません)。多分、スプーンを使って人前で歌うことだけが楽しみだったのでしょう。そして、存在するだけで笑ってしまう金髪のメキシカンの二人!こういう意味のない登場人物がいるだけで、至福のB級感を堪能することができるのです。
あーー意味わかんねーよ。と、苦笑してポップコーンをぶちまけて帰ったカップルも、エンドロール後の映像を見ていかなかった。「こういうB級映画をデートに選んだあんたたちの方が意味わかんねーよ」とも言ってあげたかったが、もちろん一番意味がわかんないのはこの映画の邦題だ!
原題:ATOMIK CIRCUS - LE RETOUR DE JAMES BATAILLE
ストーリーは、主人公の歌姫コンチャ(パラディ)に会いたいがために禁固133年の刑で投獄されたスタントマンのジェームズが脱獄し、町に戻ってきてエイリアンと戦うハメになったというお話。ラストの風景からすると『猿の惑星』的なオチを考えたけど、もっとすごいぞ!!
★★★・・
そして、あの飼い主も(爆)
蛸っぽいエイリアンが攻めてきてもコンサートみたいなことしてるし(爆)
私は楽しんじゃいました\(^o^)/
最後の最後の「あのセリフ」が、トドメ
の一撃でした。いや、もちろん色々な意味
でガックシきてたところに、〆のセリフが
アレでは、B級作品と知りつつ、観賞して
たとしても耐えられなかったです。
動物好きとしては、犬の扱いもどーかと
思うところがあったり…。
犬と飼主。
飼主は犬に似てしまうのでしょう(笑)
ひでー顔になってた飼主に対するジェームズの接し方も面白かったです。
笑えた・・・
>たましょく様
俺も2点クラスだな~と思ったんですけど、
ダメ映画にダメ点数を素直につけるのもなぁ・・・
などと頭がおかしくなってしまいました!
どうも脳みそを食べられちゃったみたいです。
犬の扱いはひどかったけど、人形だったから許してしまいました(笑)でも動物賞にはノミネートされない・・・
TBありがとうございました!
いつもお世話になっております。なかなかコメントも残せなくてごめんなさい。
ですねですね!
この作品は絶対に『チャリチョコ』と闘いたかったに違いない!絶対そうだ!(笑)
かなり的確で楽しい記事に同感しまくりでした!
今後もよろしくお願いいたします!
いつもお世話になっております。
公式サイトを読んでいたら、監督が影響を受けた監督の中にティム・バートンを見つけたのです。最初は感想をなかなか書けなかったのに、バートンというキーワードがあるとスラスラ書けて・・・(笑)
ひょっとすると、首をはねる凶器は『シザーハンズ』を意識したものだったかもしれません。
難点はストーリーだけだったのかも・・・
連休で余裕があるのでまたカキコミしてみました。
この監督さんがバートン監督に影響を受けたというのはKossyさんの記事を読んで初めて知りました。ヴァネッサもそれがあって出演を決めたのかも知れませんね。ジョニーと話し合ったのかも(笑)
確かにいろんなシーンでバートン作品を彷彿とさせる部分があったようにも思います。首はねは『スリーピー~』も感じさせますねぇ・・・。うーん、実はいろいろとよく考えられた作品だったのかもしれない(笑)
新年おめでとうございます
今年もどうぞよろしくお願いしますm(__)m
新年早々つまづいて凹みまくってますが、「映画でストレス解消!」をモットーに今年もいろんな作品を観たいと思います♪
この作品も観たかったんですが、結局見逃してしまいました(涙)
エド・ウッド風なんだ・・・好み好み♪
でも犬好きだと辛いですかね(でもモロ人形なんですよね?)
あ~~そうですね!
『スリーピーホロウ』を忘れてました。
こう考えるとティム・バートンへのリスペクトがほんとに多かったことがわかりますね~
実は、記事を書いているうちに、だんだん思い出してきたものですから、これがわかってたら・・・う~む、他にもあったのかも・・・ビートルジュースとか(笑)
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
エド・ウッド風というのは映画『エド・ウッド』の中で作ってたしょうもないB級ものから判断したので、間違っているかもしれません(汗)
ティム・バートンだって実は犬好きらしいですから、同じ扱いなんだと思うんですけど・・・俺も犬好きだし、多分大丈夫です♪
作品のチョイスのセンスがナイスでいいッス!
とインを踏んでみたとこで本題ですが、
こっちゃんもてっきり女戦死ヴァネッサがエイリアンどもを
一網打尽に討ち取るお話しかと思っとりました
ちゃうのね
果たしてこのハイセンスな邦題に喰い付く一般ピーポーが
どれほどいるのか?ってコトですよねぇ
せ、責任者出て来いッ!