koshinmilkのひとりごと

千葉県から2007年に新潟へ移住したkoshinmilkの、近況報告・自己満足のための日記。2005/03/13~

自然の脅威

2005-03-30 17:22:14 | タマリバ

自然というものは恐ろしいもので、我々が想定していないを引き起こします。
5メートル先すら見えないんじゃないかという霧(キリ)。
下道走っててもおっかないのに・・・これじゃあ高速道路も通行止めになります。
そして雪(ゆき)。今年東北北陸地方では、記録的な豪雪を記録したそうですが、我々が行った「秋山郷」も例外ではなかったようです。

秋山郷周辺では、2メートル以上の積雪があったみたいです。
しかし、秋山郷を通る国道は「さすが国道!」と言わんばかりに、
除雪車や、川のように水を出す消雪パイプなどにより、きれいに除雪されていました。だから、ノーマルタイヤでもスイスイ走って行けました。
しかし、秋山郷の奥の奥へ進むと、どうやら県道になっているらしく、ところどころ雪が残ってアイスバーン状態になっていました。ただ、道路の終点「切明温泉」は谷の川沿いにあったので、ほぼ下り坂。凍っていても、途中軽いなだれで雪が落っこちてきていても雪を投げ捨て、惰性で難なく進むことができました。

例によって夜中に東京を出たもんだから、切明温泉に着いたのは朝の8時頃。そんな朝早くに温泉がやっているわけもなく、少し引き返したところにある「赤い温泉」のある集落でメシでも食おう、と戻ることにしました。
切明温泉を出るとすぐ、カーブがかった上り坂にさしかかります。
路上がアイスバーンで凍っていますが、難なくクリア。
と思ったら、アクセルをいくら踏んでも進まない・・・

   しまった!ハマった!!!

道路の真ん中を走っていたつもりなのに、アクセルをふかすたびどんどん右横の雪壁が近づいてくるではないですか!
「こりゃマズイ!ふりだしに戻ろう」とバックで坂の下へ。
戻るつもりが、なぜかこれまた雪壁のほうへ車が進んで行くではありませんか!
「あ~~~~~!」あやうくまたウィングロードの右うしろをへこますトコでした・・・
さあ困った。まっすぐ下がれば雪壁。左へ切ってさがれば右前が雪壁に衝突。だからといって坂は登らないし・・・
「とりあえず押せ!」と二人にうしろを押してもらってアクセル踏んでも、ゴムが焦げるイヤなにおいがするだけ。
「氷が悪い!」とか言って、ビニール傘の先で前輪付近の道路の氷をかいても、全然脱出できません。
何回かそんなことやってるうちに、車と雪壁の間に少し隙間ができました。

     「チェーン巻きましょう!」

ただ、前にも後ろにも進めないのに、どうやってチェーンをまく???

     「ジャッキで上げましょう」

狭い道路の雪壁際で、使い方を間違えながらジャッキを使い、よそから見れば「どうしようもないところでタイヤ交換してるよ」と思われるような光景を繰り広げること約20分(?)・・・

   私たちは、そのときひとつになりました・・・

そのときのことはいまでも忘れられません。そして、これからも忘れないでしょう。そして得た教訓・・・

    雪道を 甘く見るのは やめましょう

この疲れは「赤い温泉」ですっかり癒しました。え?切明温泉?赤い温泉に入ったことで、もう満足しちゃったので・・・
切明温泉には、雪の無い時に行ったほうがいいみたいです。川べりに自分で湯船掘って温泉に入れるみたいですので。


その悪戦苦闘しているときの写真。フィルムカメラで撮った写真をケータイのカメラで撮ったので、少しゆがんだり、一部加工したりしていますが・・・。
しかしまぁ、こんな大変なときにも、我らが部長はホント部長です!



   おわり

 

 

 

 

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Midnight Arrow

2005-03-30 04:04:00 | タマリバ
今仕事から帰ってきました。
急遽頼まれた「深夜急行」の仕事。

夜11時半頃車庫を出発。東関~京葉~首都を通り、銀座へ。
新橋と有楽町で客を乗せ、首都~京葉で船橋へ。
そこから点々と客を降ろしつつ下道で佐倉へ戻る。
終電に乗りそびれた人の足になる、っちゅう仕事。

銀座で待機中に1枚。
夜の撮影は、やっぱむずかしいなぁ・・・





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