たんぽぽブログ

明るく、楽しく、健やかに そして おいしく
栃木県足利市にある高齢者介護施設たんぽぽの職員によるブログです。

わたしらしく生きるために

2015年10月29日 08時47分40秒 | 居宅介護支援事業所たんぽぽ
認知症講演会
「わたしらしく生きるために ~私の、家族の、認知症を考える~」



数百メートル離れたところで、足利蕎麦祭りをやっている中、
足利市民会館でパネリストとして参加させていただきました。





一般の方も多数来られていました。
中にはオレンジリングをつけていた方もおり、認知症の関心が深まっている印象がありました。




基調講演ではあらためて認知症の基本的な知識の講演で、
認知症患者数は462万人、栃木県・群馬県民数以上いるという比較のデータはとても分かりやすく、
今後の認知症サポーター養成講座にもとても参考になる内容でした。


パネルディスカッションでは、住み慣れた街で安心して過ごせるようにするにあたり、
それぞれの機関や職種、介護していたご家族らの立場から課題や問題点など発表。



早期発見・診断、気兼ねなく認知症を言える地域づくりや支え、
他人事として考えないことなど共通した意見交換ができました。

誰もがなるかもしれない、介護するかもしれない認知症。
認知症についてはこれからもみんなで考えないといけないテーマだと思います。

地域全体で支えるためには、専門職としても意識改革(1センチでも)の必要性を改めて感じ、勉強にもなりました。



ありがとうございましたm(_ _)m

                                居宅ケアマネ 柳
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認知症サポーター養成講座 in けやき小学校

2015年05月22日 17時19分53秒 | 居宅介護支援事業所たんぽぽ
5/15(金)けやき小学校におじゃましました
今年で4年目で今年はどんな子どもたちがいるかワクワクしながら伺いました。
こちらでは毎年施設の友愛訪問の前に高齢者や認知症を学ぶことを定例的に行ってます。
45分で教室でやるため、こちらでは毎回手作りの紙芝居方式でやらさせてもらってます。









脳の働きで最近取り入れているのが大人気のこれ、いつも反応がいいです^o^





去年もそうでしたが、
「自分がわからなくなったときはどう対応したらいいですか?」「認知症のレベルはどれくらいあるんですか?」
と鋭い質問が(・・;)・・・
毎年楽しみです😄

                                居宅ケアマネ 柳
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認知症サポーター養成講座 in 足利第一中学校

2015年04月21日 10時04分47秒 | 居宅介護支援事業所たんぽぽ
4月18日(土)足利第一中学校におじゃましました。



毎年この時期にピカピカの一年生を対象に行い今年で4回目となり、
私は2年ぶりの訪問です。

近くのけやき小学校でも3年前から毎年行っており、2年前に学んだ子と再会。

そして嬉しいことに、私のこと覚えてくれてました。

授業の50分(実質35?40分)と短い時間の中の講座でも、グループワークではしっかりとした感想や意見があり、
いつも子どもたちの純粋で真剣さに目をみはるものがあります(≧∇≦)







★認知症サポーター養成講座とは?

  認知症を正しく理解し、認知症の人と家族への「応援者」であり、

  認知症になっても安心して暮らせるまちを目指しています。

  平成27年3月末時点で、600万人達成しており、足利市では7000人近く受講しております。

  全国では2017(平成29年)年末、800万人を目標に取り組んでます。

  受講されると、温かく見守りする証の「オレンジリング」がもらえます。

  *小学生から大人まで一般の方であればどなたでも受講できます。

    受講等のご希望がありましたら、どこでも開催できますので、お気軽にお声をおかけください。



                                  居宅ケアマネ 柳
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予告!!「認知症事例研修会」

2015年02月11日 10時00分00秒 | 居宅介護支援事業所たんぽぽ
2月20日に市の認知症推進員主催で主に施設等の専門職を対象にした研修があり、
そこで発表することとなり、現在資料を作成しております。








私のほか、グループホームや認知症デイサービス等の方からの発表もあり、
私は市内の認知症ケア専門士代表として在宅における支援の現状を発表する予定で、
先日の施設内研修の話も含め当日は熱い発表をしたいと思っています。




2025年には700万人(65歳以上の5人に1人)が認知症になると言われています。
認知症当事者が安心して住み慣れた地域で過ごせるように、
一般の方だけでなく専門職も、正しく理解したうえで支えることができるようにしていきたいと思います。

                              居宅ケアマネ 柳
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地域連携勉強会その2

2014年02月27日 13時29分13秒 | 居宅介護支援事業所たんぽぽ

足利日赤病院主催の地域連携勉強会に柳ケアマネが講師を務めるというので、

昨晩、私も応援がてら受講してきました。

当勉強会にたんぽぽ職員が登壇するのは、昨年10月以来2度目となります。

 

第1部は認知症看護認定看護師阿部由美さんによる「認知症看護を考える」。

認定看護師とは、特定分野で熟練した技術と知識を持つことを認められた看護師のことですが、

足利日赤では阿部さんを含む3名の認知症看護認定看護師が決められた日に相談を受け付けているそうです。

認知症の家族を持つ人にとっては心強いことと思います。

 

講義の終盤で、看護師が認知症の患者に関わる中でつい犯しがちな過ちについて、

受講中の看護師仲間に問いかけている様子が印象的でした。

 

 

  
そして第2部。認知症ケア専門士の資格を持つたんぽぽ柳義則ケアマネの登場です。

演題は「在宅における認知症介護の現状と今後の課題」。


Cimg8870  

 

 

「髪はウスイが、認知症のことになると心がアツイ、と言われている柳です」との自己紹介で、

ツカミは上々。

 


Cimg8871

 

 

事例紹介では、「役に立ちたい、できることは続けたい」と言うAさんに対して、

家族やヘルパーたちが「本人の能力を生かした支援」を行っている様子が印象的でした。

また、ニーズの捉え方の問題として、「認知症者本人ではなく介護者や周囲のニーズに偏りやすい」というくだりには、多くの受講者がドキリとしたのではないでしょうか。

 

他にも、パーソンセンタードケア、オレンジプラン等々、柳ケアマネの認知症に関する知識の深さと思いの熱さを垣間見ることができました。

 

Cimg8872

 

 

多くの称賛の声が出た質疑応答でしたが、ある質問をきっかけに

「訪問看護、訪問介護が認知症者支援においてどのような役割を果たせるか」

をテーマとする受講者同士の質疑応答に発展しました。

正に“地域連携”の名にふさわしい勉強会となりました。

 

大変有意義な時間を過ごすことができました。

 

                            事務長 松村

 

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