記憶のおとしもの・わすれもの

忘れたくないこともたくさん忘れちゃうし、日々のことなんて、
もっと忘れてしまうなぁ。
大事に書き続けたいです。

それでも恋するバルセロナ 観たよっ♪

2010年02月15日 | 映画・DVD見たよ♪
それでも恋するバルセロナ [DVD]

角川エンタテインメント

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最近めっきり吹き替えで映画を観てしまうことが多くなってきたのだけれど、今回も
なんとな~く吹き替えで観ました。おもしろい、なんだか懐かしい作りの感じがする
映画で、ナレーターさんがタイミングよく合いの手を入れてくれたりする映画です
しかもナレーションされているのが、どこかなにかのドラマで絶対聞いたことのある、
耳なじみのいいなつかしうれしい気分のする声優さんなんです。
誰だっけ?あの人なんだけど・・・
ウッディ・アレン監督の、最近で言えばスコセッシディカプリオペアに匹敵
するくらい仲良しなイメージのあるスカーレット・ヨハンソンさん主演の映画ですっ♪

去年か一昨年に、邦画の未来予想図を見て以来、実はスペインに行きたくて行き
たくてたまらないんだけれど、またまたその思いのに油を注ぎ込むごとく
スペインの街並みや建造物をたっぷり観ることができて、いつか行くぞぉ~!!
決意したのでしたっ♪

お話はアメリカ人女性、ヴィッキーがバカンスでバルセロナに訪れるところから。
親友同士であるヴィッキークリスティーナだけれど、ヴィッキーは婚約者がアメ
リカで待っているので、バルセロナには大好きな建造物や歴史文化を学び、感じる
ため、クリスティーナは自由で奔放な性格であると同時に、いつも何かを求めてい
てそれが見つけられないと悶々としていて、バルセロナで何かをみつけられるかも
と思っている。
その二人が、ある日バルセロナの街で出会ったのが、最近刺した刺されたという
離婚劇を繰り広げたと芸術界では有名なフアン・アントニオという画家。初めから
隠すことなく、二人とも魅力的だから、どちらかではなく二人と過ごしたいと言い、
猛烈なアプローチをしてくるフアン・アントニオに、情熱的な魅力を感じるクリスティ
ーナ
と、不誠実だと距離を置くヴィッキーだったけれど、フアン・アントニオの魅力や
街の素晴らしい雰囲気の中でヴィッキーフアン・アントニオに夢中に。そうこうして
いる内に、別れた妻のマリア・エレーナが、情緒不安定なためにフアン・アントニオ
の元に戻ってきて、ヴィッキーの婚約者もバルセロナに合流。それぞれの男と女
の関係が・・・という話。

スカーレット・ヨハンソンさんももちろん可愛くて魅力的だけれども、やはりわたしは
ペネロペ・クルスさん派とても同い年とは思えない、身体的にも精神的にも自信や
情熱みなぎった熱い感じがとってもいいですっ
男性の好みは薄い感じの方が好きなのに、不思議
フアン・アントニオさんに関しては、ノーコメント。やっぱり薄い感じの男性がいいもん。
それともスペインに旅行に行ったら、わたしもヴィッキーみたいになるかなぁ~。

クリスティーナのもやもや心や、気持ちの動き方は、とってもわかる気がするのだけ
れど、お話の結末は、ある意味驚き!スペインの熱さととても対照的なイメージでしたっ
ウッディ・アレンさんは、スカーレット・ヨハンソンが本当に好きなのだなぁ~と、妙に
納得しましたっ
魅力的な女性がたくさん出てくる映画なので、おもしろさにさらに+αだぁ~

女はみんな生きている 観たよっ♪

2010年02月15日 | 映画・DVD見たよ♪
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アスミック

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極端な描き方かもしれないけれど、わたしはとってもとってもこの映画に感化されてしまい、
本当に男の人・・・イヤになってしまいましたぁ~
女性って強くてしたたかで、感情的かもしれないけれど、けなげで一生懸命でかわいいです
で、男の人って欲望が人間性に根付いているというか、優位に立ちたいとか女性を征服したい
とか、そういう欲望って昨日今日生まれるようなものではないなぁ~と感じました。
まぁだからと言って、きっと、あしたレオナルド・ディカプリオさんの映画を観たりしたら、この
気持ちもあっという間に変わるんだろうけれどねっ

お話は、倦怠期もびっくりするくらい冷めた熟年夫婦が、ある夜路地裏を車で走っていたところ
血だらけの女性に助けを求められる。助けを求めて車を開けようとする女性の目の前で、車を
ロックする夫のポールは、助けようとする奥さんのエレーヌを押しとどめて、車を走らせる。
その目の前で、数人の男に暴行される女性。ポールの制止を振り切り、救急車を呼ぶことは
できたが、次の日、エレーヌはその女性のことが気にかかり、なんとか探し当てて搬送された
病院に行く。女性は重体で、意識が戻ってもどうなるかわからない状態だった。罪悪感かなに
かわからないけれど、エレーヌは仕事を休み家にも帰らず彼女の面倒をみるようになる。
そんな妻にポールは怒るが、すでにエレーヌは自分を都合のいい家政婦以下にしか考えて
いないポールに愛想をつかしており、自分の意志や信じたこと、考えたことを実行に移していく。
そうこうしているうちに、重体の女性が娼婦であったことが判明、彼女は理由はわからないが
なんらかの組織に狙われていると気付いたエレーヌは、女性のために行動を起こしていく・・・。

という、とってもハラハラドキドキしながら、女性であるという共通項だけなんだけど、なんだか
わたし自身も運命共同体のような気分を味わいながら映画にのめりこめるサスペンスで、
とってもとってもおもしろくて、一気にあっという間に見終ってしまいましたっ♪
女性の秘密、キレた女性の強さ、女性同士の友情の妙とか、うま~くストーリーに絡みこんで、
結末へ向けて一気にドーンとおもしろさはじけるんだけど、上手に力の抜けるクスっとなる笑い
どころもあって、全然評判とか前もって知識とかなかっただけに、当たり♪な気分で、とっても
うれしい~

夫のポールさんやファブリスさんのだめさ加減は、もうどうしようもないのだけれど、よく考えた
らわたし自身もだめだめ度なら彼らに負けていなくって、わたしも母に対してあんなだったの
かなぁ~なんて、ちょっと思い出して反省しまいました
お母さん。本当に本当にありがとう
わたしとお母さんには女同士の強く熱いつながりもあったよねっ
女同士の絆って強いのだなぁ~。