記憶のおとしもの・わすれもの

忘れたくないこともたくさん忘れちゃうし、日々のことなんて、
もっと忘れてしまうなぁ。
大事に書き続けたいです。

7つの贈り物 みたよ。

2010年02月09日 | 映画・DVD見たよ♪
7つの贈り物 コレクターズ・エディション [DVD]

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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なんだか、とっても複雑な気分になる映画だった。
見終った感想。
ウィル・スミスさん演じるベン・トーマスさんの心情も分かるし、主人公と自分と置き換えて
みても、ストーリーの展開としてうなずける部分もあるにはあるのだけれど、本当に感動して
いいのかなぁ~と、なんだか納得できない部分があって、だからかえって映画自身に感動
して!!
と脅迫されているような気分を感じてしまい、もやもやしてしまいましたぁ~

ウィル・スミスさんのイメージ、日本でのプロモーションがワンパターンなのか、ウィルさんの
出演した映画がのせいで仕方ないのか・・・、なんだかじんわり感動させるか地球や世界
を救うイメージになっちゃってて、ある種見る前から心づもりできてしまっていて、さみしい
なぁ~という気分です。

7つの贈り物・・・。ベンはある理由から、縁もゆかりもないないけれども、ベン自身が贈り物を
したいと思える相手を探している。同じ贈り物をあげるなら、"本当に必要"としていて、贈り物
をするにふさわしい"本当にいい人"を見つけたいと考えて、人々と交流していく。
その過程で、愛すべき女性と出会い、お互いの足りないところを補いあうように惹かれあって
いく。けれども、ベンはいつもなにかに追い立てられているかのようで、秘密が多すぎて・・・。

という感じのお話なんだけれど、ベンの秘密だらけと同じで、とにかく物語自体が最初から最
後まで秘密というか、隠し事というか、わからないことだらけで、あまりにも引っ張られすぎて
気持ちがついていけませんでしたっ。
それぞれの設定や登場人物はしっかり出てきて、隠し事の部分だけを伏せて物語りが展開
していくから、なんか『なんやねん!!』って気持ちばかり募るの・・・
感動の話とするなら、あそこまでいろんなことを引っ張る必要あるのかなぁ~と、いらいらを静
めるために、そんなことばかり考えていました。あと、いい人かどうかを判断するために、罵詈
雑言浴びせるとかもちょっとイヤでした

やっぱり見終わった感想として、いいところをつらつら述べるより、いまいちだったところがどん
どんでてくるということは・・・わたしにはちょっと合わない映画だったようです感動もするし、
尊敬気持ちももちろんあるのだけれど、なんだかそれだけじゃ割り切れないわだかまりというか、
納得できない気持ちとかも残って~。
すごいお話なんだけど、けど、けど・・・。だけどでいっぱいな気持ちです。