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販売に当たる人が、一つの商品について技術、製造の人の苦心を思い、
逆に技術、製造にたずさわる人は、販売する人の努力に感謝し、心をこめて製品をつくりあげる。
また経理の人は一円のお金にも、それが利益となって生まれてくるまでの技術、製造、販売、
その他のすべての部門の人の汗の結晶というものを考え、それを最大に生かしてゆく。
というように、お互いの一つ一つの懸命な努力を、いわば目頭を熱くするような思いで理解し、
それを生かしあってゆく。そして、そこに生まれた成果をお互いに喜びあっていく。
そういうものがあってはじめて全体の発展もうまれていくのではないだろうか。
※松下幸之助【一日一話】より