一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

2018.11.25 愛宕山

2018年11月26日 | 京都方面
この日は紅葉の見頃の便りがニュース等で伝えられている京都の愛宕山へ行こうと思い、6時20分頃自宅を出て、南海金剛駅から環状線に乗り換えて大阪駅、そして京都駅から橋の上がホームの保津峡駅に8時半過ぎに到着した。



多くの乗客が下車し、駅前は行楽の催しがあるようで人でごった返していた。
前方には渡る赤い橋の向こうに愛宕山が確認出来た。



赤い橋を渡って左に行けば車の通る林道を1時間ほど歩いて水尾集落に出て水尾別れへと登れるが、車道歩きが趣を欠くのでツツジ尾根(昼休憩時宇治の女性に教えてもらう)から表参道に登り上がるルートを登ることにする。
ツツジ尾根の取りつきは橋を右手に50mほど歩いた所にあったが、眼下の渓谷や保津峡駅が望める所に行き、電車の通過を見たりしてしばらく景色を楽しむ。



しばらく青空の下、景観を楽しんでから登山口へと戻る。



最初急登が続くが南面の陽の当たる気持ちの良い斜面の高度を上げて行くと、後程昼休憩時に一緒となる宇治の女性が衣服調整をされていた。
挨拶を交わしてしばらく登っていくと拓けた場所に着いたので、荷を下ろしてコーヒーを淹れてパンを食べて休憩する。
この尾根は自然林が主体で、この時期葉を落としていて視界が効き、これから登る愛宕山も見ることが出来てとても気持ちの良い歩きとなった。





やがて斜面もなだらかになり、水平移動するように巡って行くこと登山口から1時間、水尾と落合を結ぶ荒神峠に到着した。



この峠からの登りが急登となり、陽にも当ってたっぷり汗を絞られる。



峠から40分登り、緩やかな斜面になった所で沢山の人が登って来る表参道へと合流した。



合流点から一登りすれば東屋のある水尾別れに着く。



多くの人が休憩していたのと、後から20人ほどの人が登って来たので先へと歩く。
しばらく歩を進めると、眼下に民家が見えたので水尾の集落だろうと思う。



やがて黒門を過ぎて参詣道を歩く。





奥宮も含め一回りお詣りをして火廼要慎のお札を求め愛宕神社を後にし、展望の拓けた場所に移動して荷を下ろす。



ここからは霞んでいたが、金剛山やダイトレとなる紀泉の山々の稜線を見ることが出来た。
ここでツツジ尾根で出会った宇治の女性が休憩されていて、しばらく京都の山の話を伺う。
ツツジ尾根は良くトレーニングがてら登るとのことで4月には両側1キロはツツジの花が競って咲くようで、その頃に又来たいなあと思う。
先に月輪寺へと下山されるのを見送って、こちらも荷を纏める。
山頂を踏んでおこうと思い、林道を北へと歩く。
林道からは一度は登りたい比叡山や武奈ヶ岳方面が良く望めた。





山頂からもう一度比叡山や市街地の眺めを見て12時35分になり下山にかかる。





月輪寺目指して下り、40分ほどして到着。



標高の高い分、見頃を過ぎて紅葉もだいぶ進んでいた。



月輪寺から下ること30分、登り口となり舗装された林道に下り着いた。



ここから空也滝を見に行けるが昨年12月来た時に見ているのでパス。
林道を30分ほど下った所で紅葉が見頃の清滝付近に到着。
しばらく写真を撮って佇む。











山頂で一緒だった宇治の女性がいつもトンネルを歩いてJR嵯峨野駅へ行くと伺っていたので、こちらもバスは止めてトンネルを抜けることにする。



ヘッデンを点けてヒンヤリした空気の中、トンネル歩きは冬に釜トンネルを歩いて以来かなあと思いながら、正味急ぎ足で5分ほど歩けば愛宕寺前へと出た。



後は下り基調の道を歩いてJR嵯峨野駅付近に着く。
ローソンで休憩してから外国語が飛び交う道を嵐山方向へと歩く。
どこか海外の街に来たような雰囲気に浸りながら漂っていると、嵐電に着く。
嵐電なら西院で阪急に連絡しているようなので初めて乗る。
まるで天王寺から出ているちんちん電車と一緒やなあと思いながら阪急に乗り換え、準急でゆっくり座って梅田経由で自宅へと帰り楽しい一日を終えた。
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