一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

2018.8.26 マツバカケ尾ピストン

2018年08月26日 | 京都方面
昨日、一ヶ月ぶりの山行をし案じていたより脚力が落ちていなかったことに気を良くして、帰宅後洗濯をして今日に備え金剛山に登ることにする。
かといって普段も山行した場合、家族の洗濯物と一緒にしないで欲しいと常々言われているので帰宅後、真っ先に洗濯はしているのだが・・・
天気予報では猛暑の予報で、岩湧山にも行きたかったが山頂では陽から逃れる場所が無いのでまたの機会に行くことにした。
今日は昨日よりもう少し歩こうと思い、奈良側の髙天彦神社に車を停めて一年以上歩いていないマツバカケ尾を登って、帰路は郵便道を下る予定で自宅を出る。
8時前に駐車場付近を通るが、底が抜けたような雲一つ無い天気に映える金剛山を見て写真撮る。



車を停めて8時に高天彦神社を出発。



登山口に着いて後ろを振り返ると東方向にそれとすぐ判る高見山が望めた。



植林帯は風がそよとも吹かない暑さで、足を運ぶたびに汗がどんどん出てくる。
しばらく歩いて高天滝への分岐に着いたので、少しでも涼が取れればと思い滝へと下って行く。
以前来た時の記憶と比べると高天滝手前まで護岸工事が入っていたのが様変わりしていた。



しかし、手前の滝から50mほど奥により大きな滝があり、豊富な水量を落としているのは今日初めて気がついて、しばらく流れに見入っていた。
手前の滝、左岸には長いアルミ梯子が2段残置されていて、沢登りする人が置いたのかなあと思う。



高天滝を見た後ルートに戻り、しばらくしてから郵便道との分岐を左手に進む。



昨日と違ってブヨやアブが羽音立てて身体の周りを飛び交うので、気休め程度の虫よけスプレーや団扇で防ぎながら歩を進める。
登山道の目立った花はクサアジサイがあちこちで咲いていた。



標高700m辺りでベンチがあったので水分補給して、あまりに暑かったのでパンツの裾を捲り上げると気持ち良かったが、すぐにブヨがふくらはぎに止まったので慌てて団扇で払い裾を元に戻した。



800m?辺りに来ると奈良市街が一望出来て大和三山も望むことが出来た。



そこからしばらく高度を上げて行くと、やがて植林帯から自然林帯に入ったので何だかほっとする。



その辺りから所々、下から風が吹き上がって来て火照った身体に気持ち良かった。
ほどなくして郵便道へと合流するトラバースする道と直登して湧出岳に登り上がる分岐に到着。
今日は湧出岳へと向かい、10時過ぎに到着した。



コースタイム通りの2時間で歩けたことに満足する。
昨日来た時、関空の見えるベンチ辺りで小高木のクサギ?の綺麗な花を見つけたのだが、風が強くて撮った写真がすべてピンボケだったので、今日もう一度見に行く。
今日は風が無いので頭上にある枝を少し下にして花を写す。
何とも繊細な花だが、名前の由来通り少し臭った。





10時15分過ぎに国見城跡に到着、昨日ほどではないが青空が広がって気持ちが良い。





井戸広場でバックパックを広げて休憩しダイトレへと向かう。
途中、葛木神社付近ではトリカブトが咲いていた。



一の鳥居を通り、ダイトレから郵便道に行くとルートの崩壊が進んでいるので通行禁止の案内とタラロープが張られていた。





仕方が無いのでトラバース道を通ってマツバカケ尾で下ることにする。
トラバース道の半ばでヤマジノホトトギスが3株ほど咲いていた。



そして往路に出て下る。
長い植林帯をこれまたたっぷり汗を絞られながらひたすら高度を下げ、やっとのことで登山口に着く。



畑で作業をされている人から元気な声で「おかえり!」と声掛け頂く。
大変なのは農作業されている方達なので恐縮してしまう。
車に戻った時には下着のパンツもぐっしょり濡れていた。
こんなこともあろうかと思って着替えを用意していたので、近場のかもきみの湯に行く。
初めて訪れたが源泉も信州で入っていたようなにごり湯で、ジェットバスが色々あって足の裏がほぐせてとても気持ち良かった。
次々人が来ていたが、足拭きのタオルも乾いたものにすぐ取り換えられていて、そういった意味でも気持ち良かった。
帰路、今まで気になりながら行ってなかった一言主神社へ行く。





一言お願いをしてから暑い中富田林に帰った。
この土日、久しぶりに山に登れたのだが、改めて健康の有難さ、大切さを感じたのだった。






コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2018.8.25 寺谷 カタクリ尾根 | トップ | 2018.9.2 狭山池周回 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

京都方面」カテゴリの最新記事