一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

2010年10月11日明神の嘉門次小屋から絶景の涸沢へ

2010年10月14日 | 北アルプス
05:20           嘉門次小屋発
07:05           横尾            1:45
09:15           涸沢            2:10/3:55
09:33           涸沢小屋着       0:18/4:13        
10:21           涸沢小屋発
10:37           涸沢ヒュッテ       
13:37           徳沢着          3:00
14:15           徳沢発
14:58           明神           1:21/4:21
15:30           河童橋         0:32/4:53

朝4時半に起きて星空の下、外のベンチで湯を沸かしポットに詰めてパンとコーヒーで朝食を済ます。

支度後、薄明るくなってきた中を出発して梓川の流れを見ながら明神橋を渡る。

気温は高くて寒さは感じなく、少し歩くと身体はすぐに暖まった。

徳沢手前までヘッデンを点け、徳沢でウインドブレーカーを脱ぎアンダー2枚重ね着で行動する。

横尾に向う途中で明神岳がモルゲンロードに輝いていて思わず見惚れてしまう。


横尾から多くの人が休憩している本谷橋に行き、こちらも小休止する。

本谷橋からは黄葉が始まる中を楽しみながら登り詰めていくと北穂高岳がだんだん近づき、ナナカマドの紅葉もちらほら見え出した。


青空の下、涸沢槍や奥穂高岳が見え出すと涸沢はすぐで別天地の雲一つ無い景観が広がっていた。


見事な紅葉に立ち止まっては眺めたりしながら、人が一杯であろう涸沢ヒュッテを避けて涸沢小屋へと向かう為、右に転じる。


涸沢小屋への分岐辺りと少し下側が盛りを迎えているようで鮮やかな赤や黄色の競演だった。

しばし一昨年より相当少ないテント場の間を登り詰めて涸沢小屋に到着し、ザックの荷を解いた。

快晴で暖かくTシャツ一枚で気持ち良く、ここにいることに悦びを噛み締めてベンチでのんびりと寛いだ。

ずっとベンチに座っていたかったが佐久に帰らなければならないので、身支度して涸沢小屋を後にする。

人が大勢休憩している涸沢ヒュッテへと下り、ここからの絶景をしばし楽しむ。


後ろ髪を引かれる思いで涸沢ヒュッテを後にし、計画時はパノラマコースで下る予定だったが、昨日の焼岳山行が思いの外ハードで疲れが出ていたので往路を戻ることにする。

涸沢小屋分岐から下の盛りの紅葉辺りは多くのカメラマンが三脚を立てて撮影していた。


こちらも所々立ち止まっては振り返り、写真を撮りながら通過した。














やがて本谷橋から一気に横尾を通過し、徳沢へ下り、カップヌードルのリフィルを炊いて休憩した。


徳沢から上高地へと行くが、予想していた以上のバス待ちに長蛇の列が出来ていた。

係員の説明では乗鞍との合流辺りの国道で事故があり、渋滞しているとのこと。

1時間半ほど待ってバスに乗り込み、沢渡の駐車地へと行くが渋滞が起こっていてなかなかバスも着かなかった。

到着後、渋滞に入るのを避けて反対方向の温泉に行こうと思い中の湯に電話するが日帰りは5時までとのこと、坂巻温泉は4時までと断られ、仕方無しに安房トンネルを抜けて平湯の森へ行き、ゆっくり汗を流した。

平湯の森を出発する時は7時20分頃になっていたので、流石に渋滞も解消されていて、松本から松本トンネル、三才山トンネルを通って疲れていたが休憩もせず一気に佐久へ9時半頃戻った。

今年も単身赴任が故の最高に素晴らしい連休を過ごせた三日間だった。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2010年10月10日上高地から焼岳へ | トップ | 2010年10月17日杣添尾根を登... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

北アルプス」カテゴリの最新記事