先週金剛山に100回登って一区切りしたので以前から行きたかった六甲山に登る計画をする。
六甲山のルートも沢山あるのだがメインの阪急芦屋川駅からロックガーデン、風吹岩、雨ヶ峠を経て六甲山山頂そして有馬温泉の王道ルートだ。
六甲山は小学生の時に親戚一同で一度行ったのと5年生の時?に友達の伝手で皆でバンガローに泊まって以来なのでおよそ半世紀ぶりとなる。
朝6時前に夜が明けだした自宅を出て30分弱金剛駅まで歩く。
途中小高い場所から振り返ると空気も澄んでいて金剛山の稜線が色づいてとても綺麗だった。
南海、地下鉄、阪急と乗り継いで芦屋川に8時に着くが多くの登山者が出発準備をしていた。
この日は行楽日和の晴れの天気予報で登山にはもってこいの天気で沢山の人が訪れるのではと思う。
駅から芦屋らしい住宅街を山手に歩いて行くが人の流れは途切れることは無い。
登り始めて30分ほどで高座の滝手前の茶屋に着いたので身体も温まり一服して服装を整える。
丁度茶屋前の石段を通過している時前にいた二人連れの20代半ばの若者の一人が何かに引っかかって急に前にバタッと手をついて倒れた。
何故こんな所でと思ったがどうやら登山靴の紐止めが反対の足の紐を引掛けて前に足が出ず転倒したようだ。
倒れ方からして少なくとも手は擦り剝けたのではないかと思うのだが、履いている靴を見ればSCARPA?らしき本格的な登山靴で自分も気を付けなければ思う出来事だった。
この辺りからロックガーデンに入り岩場だが踏み跡がしっかりしているので登っていく。
やがて休憩してい人が多くいる一つ目の鉄塔下に到着。
少し登った所で前方が望めるばしょがあったので西側の景観を楽しむ。
2番目の鉄塔を過ぎ風吹岩に出る手前で先行の登山者が停まって写真を撮っているので何かなあと見ると六甲山の名物イノシシと遭遇。
人慣れていて一同をざっと見渡してから悠然と樹林帯の中へ下って行った。
しかし、多くの登山者が登って来ているので何とも思わなかったが一人で静かに登っていて出会ったらさぞやビックリしてしまうのではと思う。
そこからほどなくして沢山の人が休憩している風吹岩に着いたので岩の上に上がってしばらく休憩する。
地図を広げて見ていたのだが何を見ていたのか風吹岩を後にして先に行くが10分ほど進んでから何かおかしいなと思っていると立札があって岡本の方に行くルートに進んでいて間違ったと判り20分ほどロスして又風吹岩へ戻る。
戻ると北方向に進む横池・六甲最高峰への立札があったのでそちらのルートへ入る。
その時にいつも着ている長袖ベースレイヤーの右裾辺りに白い布がちらちら見えたので何かなと思い良く見ると洗濯ネームでどうやら裏を着ていたようでザックを下してひっくり返して着直す。
ルートを思い込みで間違ったり裏を着たり歳取ったなあとしみじみ思った。
少し進むと横池への立札があったのでそちらへ進む。
横池は何やら北八ヶ岳の池を思わすような感じで人もいなくてなかなか素敵な場所だった。
横池からしばらくしてゴルフ場のイノシシ対策ゲートに入りゴルフ場内を横切る。
色づいたナナカマドを見て和み汗を絞られながらほどなくして雨ヶ峠に到着する。
雨ヶ峠で水分補給して出発し本庄橋跡付近の堰堤を望む。
住吉谷を渡渉して最後の登りとなる七曲りへと進む。
高度もだいぶ上がって来たのか色づき始めた木々が陽に当たりとても綺麗だった。
我慢を強いられて詰めていくと車の排気音が近くに聞こえ始め一軒茶屋に登り着いた。
とにかく最高峰へ行こうと思い一軒茶屋をスルーして陽に照らされる急な舗装路を登る。
やがて広い広場に出るとそこが最高峰で多くの人があちこちで弁当を広げていた。
途中のロスがあったものの3時間半ほどで約7kmの行程を登り着いたが正直ここまでしんどいとは思っていなかった。
学生の頃何度か訪れた鈴蘭台方向を見たりしてしばらく佇む。
広場から少し下った旧の標識がある所には誰もいなかったのでザックの紐を解いて大休憩する。
この場所は見晴らしが良くて霞がかって遠くは望めないが大阪湾やアベノハルカスもよく確認出来た。
残念ながら二上山や金剛山は霞の中だった。
休憩後、アスファルトの道を戻りながら伊丹空港から飛び立つ飛行機を見たり阪神競馬場を確認しながら一軒茶屋へと下った。
ここから魚屋道に入り有馬温泉まで4kmの下るが当初は樹林帯の雰囲気が薄日が漏れ何とも心地よい道になっていて樹林の隙間からは北斜面が色づいた先程までいた六甲山の山頂が望めた。
北側斜面まで下って来ると気温も下がっていて歩いても汗もそう掻くことなくどんどん高度を下げる。
有馬温泉の屋根が樹林の隙間から見え始めた頃見た所70代くらいのご夫婦の男性がいかにも辛く歩いていたので声を掛けると足がこむら返りになって思うように歩けないとのこと、ちょうどもう一人男性が下って来たので二人で両側から担いで段差のある所を通過。
伺うとすぐそばのかんぽの宿に行くとのことなので道路まで一緒に下る。
簡保の宿は目と鼻の先なので別れて温泉街へと入る。
多くの観光している人達を横目に見ながらバスターミナルに着くと丁度14時発梅田行きと入れ違いとなる。
次発まで1時間はあるので初めての有馬だし金の湯でも行こうかとも思ったが温泉に浸かると富田林まで帰るのが嫌になりそうなのでバスターミナルで行動食の残りの豆やスルメをあてにワンカップ焼酎で寛ぐ。
千里ニュータウンまでなら40分ほどで出発するのでそちらのバスに乗ることにしてバスに揺られて桃山台で下車。
久しぶりに一旦梅田に出てIBS石井やロッジに行って登山用品を物色する。
阪神百貨店地下で買い物を済ませてなんばへ。
なんばCITYの古潭に寄ってラーメンを食べるがスープにコクが無く何か味がイマイチ。
古潭も多店舗化しているので店によってどうしても差が出るのかなあ、高校生の頃天王寺ステーション下の古潭で食べた美味しさはいまだに刷り込まれているのだが・・・
そんなことをふつふつ思いながら富田林へ帰り長い一日を終えた。
六甲山のルートも沢山あるのだがメインの阪急芦屋川駅からロックガーデン、風吹岩、雨ヶ峠を経て六甲山山頂そして有馬温泉の王道ルートだ。
六甲山は小学生の時に親戚一同で一度行ったのと5年生の時?に友達の伝手で皆でバンガローに泊まって以来なのでおよそ半世紀ぶりとなる。
朝6時前に夜が明けだした自宅を出て30分弱金剛駅まで歩く。
途中小高い場所から振り返ると空気も澄んでいて金剛山の稜線が色づいてとても綺麗だった。
南海、地下鉄、阪急と乗り継いで芦屋川に8時に着くが多くの登山者が出発準備をしていた。
この日は行楽日和の晴れの天気予報で登山にはもってこいの天気で沢山の人が訪れるのではと思う。
駅から芦屋らしい住宅街を山手に歩いて行くが人の流れは途切れることは無い。
登り始めて30分ほどで高座の滝手前の茶屋に着いたので身体も温まり一服して服装を整える。
丁度茶屋前の石段を通過している時前にいた二人連れの20代半ばの若者の一人が何かに引っかかって急に前にバタッと手をついて倒れた。
何故こんな所でと思ったがどうやら登山靴の紐止めが反対の足の紐を引掛けて前に足が出ず転倒したようだ。
倒れ方からして少なくとも手は擦り剝けたのではないかと思うのだが、履いている靴を見ればSCARPA?らしき本格的な登山靴で自分も気を付けなければ思う出来事だった。
この辺りからロックガーデンに入り岩場だが踏み跡がしっかりしているので登っていく。
やがて休憩してい人が多くいる一つ目の鉄塔下に到着。
少し登った所で前方が望めるばしょがあったので西側の景観を楽しむ。
2番目の鉄塔を過ぎ風吹岩に出る手前で先行の登山者が停まって写真を撮っているので何かなあと見ると六甲山の名物イノシシと遭遇。
人慣れていて一同をざっと見渡してから悠然と樹林帯の中へ下って行った。
しかし、多くの登山者が登って来ているので何とも思わなかったが一人で静かに登っていて出会ったらさぞやビックリしてしまうのではと思う。
そこからほどなくして沢山の人が休憩している風吹岩に着いたので岩の上に上がってしばらく休憩する。
地図を広げて見ていたのだが何を見ていたのか風吹岩を後にして先に行くが10分ほど進んでから何かおかしいなと思っていると立札があって岡本の方に行くルートに進んでいて間違ったと判り20分ほどロスして又風吹岩へ戻る。
戻ると北方向に進む横池・六甲最高峰への立札があったのでそちらのルートへ入る。
その時にいつも着ている長袖ベースレイヤーの右裾辺りに白い布がちらちら見えたので何かなと思い良く見ると洗濯ネームでどうやら裏を着ていたようでザックを下してひっくり返して着直す。
ルートを思い込みで間違ったり裏を着たり歳取ったなあとしみじみ思った。
少し進むと横池への立札があったのでそちらへ進む。
横池は何やら北八ヶ岳の池を思わすような感じで人もいなくてなかなか素敵な場所だった。
横池からしばらくしてゴルフ場のイノシシ対策ゲートに入りゴルフ場内を横切る。
色づいたナナカマドを見て和み汗を絞られながらほどなくして雨ヶ峠に到着する。
雨ヶ峠で水分補給して出発し本庄橋跡付近の堰堤を望む。
住吉谷を渡渉して最後の登りとなる七曲りへと進む。
高度もだいぶ上がって来たのか色づき始めた木々が陽に当たりとても綺麗だった。
我慢を強いられて詰めていくと車の排気音が近くに聞こえ始め一軒茶屋に登り着いた。
とにかく最高峰へ行こうと思い一軒茶屋をスルーして陽に照らされる急な舗装路を登る。
やがて広い広場に出るとそこが最高峰で多くの人があちこちで弁当を広げていた。
途中のロスがあったものの3時間半ほどで約7kmの行程を登り着いたが正直ここまでしんどいとは思っていなかった。
学生の頃何度か訪れた鈴蘭台方向を見たりしてしばらく佇む。
広場から少し下った旧の標識がある所には誰もいなかったのでザックの紐を解いて大休憩する。
この場所は見晴らしが良くて霞がかって遠くは望めないが大阪湾やアベノハルカスもよく確認出来た。
残念ながら二上山や金剛山は霞の中だった。
休憩後、アスファルトの道を戻りながら伊丹空港から飛び立つ飛行機を見たり阪神競馬場を確認しながら一軒茶屋へと下った。
ここから魚屋道に入り有馬温泉まで4kmの下るが当初は樹林帯の雰囲気が薄日が漏れ何とも心地よい道になっていて樹林の隙間からは北斜面が色づいた先程までいた六甲山の山頂が望めた。
北側斜面まで下って来ると気温も下がっていて歩いても汗もそう掻くことなくどんどん高度を下げる。
有馬温泉の屋根が樹林の隙間から見え始めた頃見た所70代くらいのご夫婦の男性がいかにも辛く歩いていたので声を掛けると足がこむら返りになって思うように歩けないとのこと、ちょうどもう一人男性が下って来たので二人で両側から担いで段差のある所を通過。
伺うとすぐそばのかんぽの宿に行くとのことなので道路まで一緒に下る。
簡保の宿は目と鼻の先なので別れて温泉街へと入る。
多くの観光している人達を横目に見ながらバスターミナルに着くと丁度14時発梅田行きと入れ違いとなる。
次発まで1時間はあるので初めての有馬だし金の湯でも行こうかとも思ったが温泉に浸かると富田林まで帰るのが嫌になりそうなのでバスターミナルで行動食の残りの豆やスルメをあてにワンカップ焼酎で寛ぐ。
千里ニュータウンまでなら40分ほどで出発するのでそちらのバスに乗ることにしてバスに揺られて桃山台で下車。
久しぶりに一旦梅田に出てIBS石井やロッジに行って登山用品を物色する。
阪神百貨店地下で買い物を済ませてなんばへ。
なんばCITYの古潭に寄ってラーメンを食べるがスープにコクが無く何か味がイマイチ。
古潭も多店舗化しているので店によってどうしても差が出るのかなあ、高校生の頃天王寺ステーション下の古潭で食べた美味しさはいまだに刷り込まれているのだが・・・
そんなことをふつふつ思いながら富田林へ帰り長い一日を終えた。
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