一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

2022.1.29 高野山町石道

2022年01月30日 | 高野山・熊野古道
この日3度目の町石道を歩くことにした。
ここのところ金剛山ばかり登っていて他の山に登ろうと思ったのと、金剛山だと歩行距離が10kmまでになることが多いので少し長いルートを歩いて自分の今現在の体力状況がどんなものなのか推し測るつもりもあった。
前回まで道の駅くどやまに駐車して歩いたが、くどやま町役場だと下車する駅から近いこともあり、前日に役場に確認すると24時間空いているところどこでも停めてくださいとのことで7時前に到着。
すぐ準備をして7時過ぎに役場を出発。



起点となる慈尊院に行く前に真田庵に寄る。



慈尊院に7時30分到着し、180町石(1町=約109m)を確認する。





町石道の好きな所の一つはこの町石の数字が段々減っていくのが一つの楽しみだ。
展望台でひと息ついて電波塔方向へ登っていくとミカンの無人販売があり1袋買ってすぐ食べる。
冷たくて甘い美味しいミカンだった。





生憎遠くの景色が霞んでいて遠くの風景が見ることが出来なかった。



すぐに山の中に入っていくと眺望は無くなる。



随所に案内立て札があるので3度目だがさっと目を通す。



9時15分頃に六本杉峠に到着。



ここからはあまり高低差の無い道が続くので快適に歩ける。
やがて前方右手の眺望がひらける場所に来ると二つ鳥居に着く。





次に拓けた場所がゴルフ場でその脇を抜けていく。



すぐに神田地蔵堂でここで一服する。
長閑な風景が広がっていて、ここだけ時がゆっくり流れているようでほっこりした気分になる。



ここまで来てカメラの調子がどうもおかしい。
以前から娘に借りていたカメラのレンズをつけてきたのだが、レンズの接点にトラブルがあるようで反応しなくてシャッターが切れないことが度々続く。
このレンズは2年ほど前にレンズ内のほこりが気になったので、カメラのキタムラが行っているレンズクリーンサービスをしたときに接点も気になったので拭いておきましたと聞いていたのだったがまたおかしくなったのかなと思う。
なのでこの先も要所でシャッターが切れたり切れなかったりが続いた。
そうこうする内に歩き進めていくと、まだ半分にもならないがきりの良い100町石に10時半に着く。



大きなゴルフ場を右手に見ながら進んでいくと、やがて樹林の合間に高野山の山並みが見え出す。



この辺りからはめぼしいポイントとなる矢立は近い。
それまでかなり疲れてきていたのでいっそ矢立から紀伊細川駅へ約2.5km下ってエスケープしようかとずつと考えていた。
まあとにかく矢立茶屋で一つの目的である花坂のやきもちを家人に買って帰るよう言われているので餅を買って休憩することにしてから先に進むか決めることにする。
矢立には11時40分頃に到着。
早速土産の餅を5個買って寒かったが表のベンチで弁当を食べて休憩する。
現金なもので食べれば元気も出てきて後5kmちょい登ることにして矢立を後にする。
しかし自撮りした画像は元気なさげだ。





矢立を出てすぐに出発したてに追い抜いていったトレランのペアが下ってきた。
伺えば大門まで行っての折り返しとのこと。
九度山まで戻るので元気やなあというと、もう半分は過ぎましたのでとのこと。
その元気さはうらやましい限りだ。
そこからはあまり考えないようにして存在感のある木を眺めたり舗装路を渡ったりして通過する。





そしてすぐにベンチのある東屋につく。
眺めがよくてあるいてきた方向が見えゴルフ場のクラブハウスも確認できた。





ここから先は所々谷筋に小さな橋が架かっている所が何カ所かあるが橋の上に氷が出てくる。



大門までの後の道は地面が出ていて問題は無かった。
12町石辺りから大門に向けての最後の登りになるが、思ったほど長く感じずに登りきることが出来2時前に大門に到着した。
生憎この時カメラは作動せず。
取り敢えずバス停の時刻表を見ると30分以上あるので起点の1町石を確認してから根本大塔を見に行くことに。











境内は氷が張ってさながらスケートリンク状態なので元の道路に戻って金剛峯寺へいく。
その後、女人堂の横手から不動坂を下ろうかとも思ったが10分ほどでバスが来るのでバスに乗り込む。
バスの車内から不動坂を見ると真っ白に凍っていたので、疲れた中歩かずに良かったなあと思った。
ケーブルカー駅舎の2階で行動食を摂って休憩して時間待ちして過ごす。
ケーブルカーの乗客はコロナ渦といこもとありたった3人。
急行に乗り換えて九度山駅まで行く。
駅を降りて役場に向かいかけるとな、な、なんとキバラーさんと久しぶりにばったり出会う。
伺えば友人と二人でトロッコ道を歩かれたとか。
キバラーさんは相変わらずしゅっとしてかっこええ。
同じ役場に車を置かれていたので役場まで歩きながらこの日巡られた道のことや以前ブログに書かれていて印象に残った道の話を伺っている内に役場に到着。
キバラーさんと別れて最後の目的である道の駅へ行く。
昨年2月23日に町石道に登った時、矢立から前後するように登った定年後奥の院まで月参りされているかつらぎ町の方から展望台で休憩しているとどうぞ自分の所で作ったものですと3つはるみオレンジを頂いたのだった。
一つすぐに頂くとジューシーで爽やかな甘みが口いっぱいに広がるとても美味しかったことがあった。
その時も道の駅ではるみオレンジを買って帰ったのだった。
その味の美味しかったことが今でも思い出すので九度山に来た限りは買って帰ろうと思い、はるみオレンジとポンカンを買う。
帰って風呂に入りご飯を食べた後に頂こうとそんなことを思いながら自宅に帰った。



















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2 コメント

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先日はおつかれさまでした (キバラー)
2022-01-31 21:18:00
町石道歩き、おつかれさまでした。
まさか九度山駅で久しぶりの再会とはびっくりするやら嬉しいやらでした。
町石道は2014年1月にに一度歩いたっきりになっていますがハードだったのを覚えています。
我々は今回は極楽橋まで歩く時間も体力も残っていませんでした。(^^ゞ
コンちゃんがカメラを変えられてからまだ一度もお会いできてなかったと思います。
積もる話もいろいろしたかったのですが、またお会いしたときにはよろしくおねがいします。
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キバラーさん (konchan53)
2022-02-01 19:42:19
コメントありがとうございます。
九度山駅で偶然お会いしたことには嬉しくてビックリでした。
町石道は時々ハイキングコースのガイドブック案内で初心者コースの体力度三つ星の一つで紹介されている記事を見かけたことがありますが、危険度はないけれど、とても体力度一つのコースでは無いやろうとツッコミを入れたくなるほどで今回も改めて長丁場のキツいルートやなあと再認識しました。
キバラーさんとまだまだ話し足りなかったことが残念です。
帰りの道中、キツかったこともあり仮に矢立で紀伊細川駅へ下っていたらキバラーさんにも出会えなかったので歩き通したご褒美をもらったなあと思ってました。(^^)
またお会い出来るのを楽しみにしております。
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