3月最初の日曜日。大変暖かい1日でした。
福岡県瀬高町に70年前の民家改修が職人達の技により完成しました。
三代に渡り受け継がれ大切に保存されていた住まい。
共通しているのは天井が低く、全体が暗いイメージ。
タタミ~タタミの間取りで建具が多い部屋の構成。
冬は寒く風通しの悪い間取り。
湿気が多く収納スペースが少ない。
何故か雨漏りしている天井。
着工前の設計イメージは、常識を破ることから始めた。
屋根の耐震計画では野地板が竹+泥が使われていた。・・・んー、これでは
重すぎるのです。
屋根の下地を杉板に変えて20トン程軽くした。
家の設計は全く発想を変えて臨んだ。
先ず、玄関の位置を180度移動し全体のプランを検討。
玄関の位置を変えることに最初は施主から拒否された。それでも玄関の位置は
譲らなかった。完成して素晴らしさを体験され絶賛されている。
施主も自慢の玄関が完成した。
次回 超感覚の写真を話題と共にお届けします。
収納について・和室を吹抜けの大リビングに変身・想い出の寝室とは・不思議なトイレ・
小国杉の素晴らしさ・二つの勝手口とオール電化・
自然素材の活用・昭和30年時代の食事室・
第2話にご期待ください!
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