久留米市本町にて、「リミットコア」による耐震改修工事完了いたしました。
耐震診断をずっとやってきてふと、思うのですが、耐震診断を依頼されるお客様のほとんどが、仕事で定年を迎えられているようです。
仕事仕事の日々が終わり、セカンドライフを満喫されているかたが多いようです。
耐震改修の基準となっている昭和56年というと1981年
現在2018年なので、37年前になるのですが、そのころの時代は高度経済成長期。
次々とライフラインが充実していき、まさに建設ラッシュでした。
不動産の価格も高騰していき、超高級住宅も山をきり崩し次々と建設されました。
そのころの一般住宅にまわってくる材料の質は、資材の枯渇などの影響で
あまりいいものは使われていなかったと聞いています。
住宅もコンクリート基礎よりも安価なブロック基礎が多かったようです。
そんな資材が不足した時代に建設された建築物。
いいものと言い切れますでしょうか。
平屋であればあまり問題はないのでしょうが、
二階建てで瓦葺、しかも二階部分の直下に耐力壁がない。
建築の基準法はありましたが、あまり厳しくなかったようで無法地帯だったようです。
告示という形で厳しくなったのは最近のことですしね。
建築業者が勝手に建てた設計されていない住宅が増えたような気がします。
不動産価値が急激に高騰し、超お金持ちが広大な土地を整備し、超高級マンションがタケノコのように立ち、、、
あれ?なんだか似ていませんか?
無理やり造られた経済成長がいつまで続くのか果たして、、、
30余年たった今、また、繰り返していないことを願います。
余談が長くなってしまいました。
本町のK様邸完成いたしましたので、お披露目です。は次回へ持ち越し
つづく
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