2006年02月12日
ロシア滞在通算154日目
【今日の写真:夜のネフスキー大通り。久々に雪になった。左側のINTERNETと書いてある看板の建物が、私がいつも行くインターネットカフェ。】
今日の主な動き
7時頃 起床
14:06 出かける
14:09 ブリーンドナルド
14:46 マヤコフスカヤ駅
メトロ マヤコフスカヤ(14:48)→バシレオストラフスカヤ(14:55)
15:10頃 6番通り、文房具屋二階の服の店
15:35頃 バシレオストラフスカヤ駅でボーバと待ち合わせ
15:55頃 テコンドーの道場
19:37頃 6番通りのイタリアンレストラン
20:36 バシレオストラフスカヤ駅
メトロ バシレオストラフスカヤ(20:44)→マヤコフスカヤ(20:51)
20:58頃 インターネットカフェ
21:38頃 帰宅
先々週に続いて、またボーバとともにテコンドー教室へ行く。相変わらず激しい運動だったが、道路で走ることが出来ない冬の間は良いトレーニングになる。
テコンドー教室のメンバーは、ボーバ、アレッグ、マーシャ、オリガ、ともう一人(今日初めて会った人)、それに私の6人。このうち、ボーバ、アレッグとユリカ先生の計3人は日本語を勉強している。テコンドーの練習の後アレッグと話したところによると、彼は既に2年間、日本センターで日本語を勉強したそうで、9月からまた日本センターの授業を受けたいという。日本センターの日本語の授業は無料だが、3年生のクラスに入るにはテストを受ける必要があるのだそうで、夏までは自分で日本語の勉強をしなければならない。会社に勤めているため、忙しくてなかなか時間がないと嘆いていた。
アレッグと話している間、マーシャの連れが連れてきた犬が道場の中を歩き回る。犬が道場に入ってきても誰も文句は言わず、むしろ犬にボールを与えたりして遊ばせる。結構大きめの茶色い犬で、犬が苦手な私は噛まれないかと冷や冷やだったが、幸い腕をなめられるだけですんだ。
その後ボーバが、2日ほど前にやって来た日本人Aさんと会うというので、一緒に夕食へ行く。Aさんは昨年9月までの1年間ペテルブルクに留学していたが、今年秋からまたここで社会学を勉強するという。今回はその準備のためにやって来て、2週間ほど滞在するのだそうだ。
6番通りの、私がよく行くイタリアンレストランで3人で話していると、ボーバが持っていた日本語のノートについての話題になった。ボーバは気に入った日本語の表現をノートに書いて持ち歩いているが、その中に「文化学」という単語が出てきた。それを見てAさん一言、「この「化」って、漢字違うよね?」。私は何とも思わずにその漢字を見ていたが、そんなことを指摘されると不安になり、念のため日本から持ってきた携帯電話に「ぶんか」と入力して漢字に変換。「文化」と表示されたので一安心。Aさんは、「漢字忘れちゃったのかも」と嘆いていたが、正しい漢字が何となく間違っているように見えるということはよくある話。
次にAさんが指摘したのは、「そちゃをどうぞ」という記述。「「粗茶をどうぞ」なんて言わないよね」という意見で私と合意。粗茶などという言葉は、私は日本でも使った試しがないが、確かに「粗茶をどうぞ」は聞いたことがない気がする。誰がこの言葉を教えたのかとボーバに問うと、日本語の先生(日本人)だという。それを聞いてAさんは、「海外に長くいると日本語忘れちゃうんじゃない?」と笑っていた。粗茶なんて、使用頻度はかなり低いと思われるが、「粗茶ですが」くらいが自然だということを2人でボーバに教えた。
良くも悪くも、私達日本人にとっては日本語という言語が一応母国語だが、母国語でさえもたまに忘れること、おかしくなることがあるようだ。
ロシア滞在通算154日目
【今日の写真:夜のネフスキー大通り。久々に雪になった。左側のINTERNETと書いてある看板の建物が、私がいつも行くインターネットカフェ。】
今日の主な動き
7時頃 起床
14:06 出かける
14:09 ブリーンドナルド
14:46 マヤコフスカヤ駅
メトロ マヤコフスカヤ(14:48)→バシレオストラフスカヤ(14:55)
15:10頃 6番通り、文房具屋二階の服の店
15:35頃 バシレオストラフスカヤ駅でボーバと待ち合わせ
15:55頃 テコンドーの道場
19:37頃 6番通りのイタリアンレストラン
20:36 バシレオストラフスカヤ駅
メトロ バシレオストラフスカヤ(20:44)→マヤコフスカヤ(20:51)
20:58頃 インターネットカフェ
21:38頃 帰宅
先々週に続いて、またボーバとともにテコンドー教室へ行く。相変わらず激しい運動だったが、道路で走ることが出来ない冬の間は良いトレーニングになる。
テコンドー教室のメンバーは、ボーバ、アレッグ、マーシャ、オリガ、ともう一人(今日初めて会った人)、それに私の6人。このうち、ボーバ、アレッグとユリカ先生の計3人は日本語を勉強している。テコンドーの練習の後アレッグと話したところによると、彼は既に2年間、日本センターで日本語を勉強したそうで、9月からまた日本センターの授業を受けたいという。日本センターの日本語の授業は無料だが、3年生のクラスに入るにはテストを受ける必要があるのだそうで、夏までは自分で日本語の勉強をしなければならない。会社に勤めているため、忙しくてなかなか時間がないと嘆いていた。
アレッグと話している間、マーシャの連れが連れてきた犬が道場の中を歩き回る。犬が道場に入ってきても誰も文句は言わず、むしろ犬にボールを与えたりして遊ばせる。結構大きめの茶色い犬で、犬が苦手な私は噛まれないかと冷や冷やだったが、幸い腕をなめられるだけですんだ。
その後ボーバが、2日ほど前にやって来た日本人Aさんと会うというので、一緒に夕食へ行く。Aさんは昨年9月までの1年間ペテルブルクに留学していたが、今年秋からまたここで社会学を勉強するという。今回はその準備のためにやって来て、2週間ほど滞在するのだそうだ。
6番通りの、私がよく行くイタリアンレストランで3人で話していると、ボーバが持っていた日本語のノートについての話題になった。ボーバは気に入った日本語の表現をノートに書いて持ち歩いているが、その中に「文化学」という単語が出てきた。それを見てAさん一言、「この「化」って、漢字違うよね?」。私は何とも思わずにその漢字を見ていたが、そんなことを指摘されると不安になり、念のため日本から持ってきた携帯電話に「ぶんか」と入力して漢字に変換。「文化」と表示されたので一安心。Aさんは、「漢字忘れちゃったのかも」と嘆いていたが、正しい漢字が何となく間違っているように見えるということはよくある話。
次にAさんが指摘したのは、「そちゃをどうぞ」という記述。「「粗茶をどうぞ」なんて言わないよね」という意見で私と合意。粗茶などという言葉は、私は日本でも使った試しがないが、確かに「粗茶をどうぞ」は聞いたことがない気がする。誰がこの言葉を教えたのかとボーバに問うと、日本語の先生(日本人)だという。それを聞いてAさんは、「海外に長くいると日本語忘れちゃうんじゃない?」と笑っていた。粗茶なんて、使用頻度はかなり低いと思われるが、「粗茶ですが」くらいが自然だということを2人でボーバに教えた。
良くも悪くも、私達日本人にとっては日本語という言語が一応母国語だが、母国語でさえもたまに忘れること、おかしくなることがあるようだ。