感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

カリフォルニア州モントレーの旅2日目

2023-08-06 | 日々思うこと

時差があるので夜中に何度も起きながらホテルの朝食6時半めがけてロビー横のダイニングルームに向かった私たち3人。一番乗りだ。ホテルの朝食は、案外良かった。ワッフルメーカーがあったのと、暖かいソーセージにスクランブルエッグがあるだけで満足、コーヒーも美味しい。

ホテルから歩いて海に行けるコースがあるので、食事をとってから散歩がてら出かけてみた。朝霧?

外は白い靄が視界を遮り何も見えない。霧雨のような感じさえする。雨は降らないと言ってたけどな…。

後でわかったことだけれど、この辺りは毎朝ほぼこの様な天気らしい。朝日が上がり切ってしばらくすると深かった霧が嘘のように晴れるのだらしい。

気温は、肌寒いくらいだ。長袖にジャケットで水族館に向かう事にする。

モントレーベイ水族館と言うのは、太平洋にドッキングしたような造りになっていて、有名だとは聞きはしたが何で有名なのか?よくわかってない。モントレーの小さな町の海沿いにある水族館、もちろん駐車場はない。町のパブリック駐車場に車を停めて行くことになるが、料金は1日20ドル。階層式の駐車場は結構な広さで、値段もマンハッタンを思えば格安だ。水族館までも歩いて近い。10時の開館に少し早いかなと思いつつ、出かけたが、何のその、水族館の前は開館を待つ親子ずれの長ーい列ができていた。

 

ここの入場券は、事前にオンラインで購入するようになっている。娘が買ってくれてるので、入場時に携帯をスキャンしてもらってスムーズに入場。大人一人59ドルは決して安くはない。

入館時、持ち物チェックがあると聞いていたが、それはセンサーが反応した人だけのようで、私たちは呼ばれることはなくそのまま1階の広場に。

もらった館内図を片手にキョロキョロしている私たちに、初めてなのかと、男性係員が優しく声をかけてくれ、水族館の見学方法を教えてくれた。館内図を指さしながら、左に行って2階に回って右に行って1階に降りてくるコースで回り、途中途中で餌を与える時間が見ごたえがあるから、その時間をチェックしておくと言いとの事。

早速、言われたとおりに左方向に歩いてゆくと、この水族館自慢の巨大昆布の水槽があった。

名付けて”昆布の森”kelp forest

この水槽は水深が深く、長い長い昆布がその中を優雅に揺れている。11時半からこの水槽にはダイバーが入って餌やりが行われるらしい。という事で、先に進んでまた戻ってくることにした。

見ごたえのあるよくできた水族館だと思う。工夫も凝らされているし、改装や入れ替えなどが常時行われているのか、館全体が新しく感じる。

一番感動したのは、大きなマグロが凄いスピードで泳いでいる巨大な水槽。open seaと言う右奥にある巨大な水槽。左右に20フィートはありそうな、高さも15フィート以上かな、とにかく大きな1枚のガラス?壁にはめ込まれた私たちが中が見えるようにした面の水槽の厚さが30センチ?聞き間違いでなかったら、そんな説明をしていた。この1枚もの、どうやって作って運んだんだろう。水槽の奥行きもかなりありそうだ。

マグロの泳ぎの早い事と言ったら、驚き。しかも、そのスピードで絶対魚同士がぶつからない。なんて運動神経してるんだろう。餌をあげる時間にはこの水槽の前にたくさんの人だかり。上の階にある水槽の淵から投げ入れられた餌を魚たちが凄いスピードで食べていく。マグロたちが食べた後は、エイやサメが食べる。最後には何千匹も群れて泳いでいるイワシの小さいの、アンチョビたちが食べる。見ごたえがあった。

10時前に入って要所要所を見学、時間は1時になっていた。歩き疲れてお腹もすいた。お昼にしよう。

水族館の1階には広ーいカフェテリアがあったけど、館内の飲食は高いと相場は決まっている。見学も済んだことだし、地元のレストランでシーフードを食べたいね、となる。

チャウダーが美味しいと言う店に入って、魚のサンドイッチとカニのサンドイッチにチャウダーの大きいのを頼んだ。おいしかった。以前シアトルで食べたチャウダーが、残念な味だったので、実はそこまで期待してなかったんだけど、期待を裏切る味だった。

カラマリ一皿 16ドル。クラムチャウダーが14ドル。クラブサンドイッチ半分だけが26ドル。ロックコドのサンドイッチホールで19ドル。安くはない。チップに税金でほぼ100ドルの支払い。

美味しいとの口コミに違わない味だったと思う、値段が高くても良しとしよう。

1日20ドルの駐車場に車を停めたので、午後はそのまま歩いて街を探索。近郊のサリナスと言う街出身の作家、ジョン・スタインベックの像が立つ。エデンの東の作家。

缶工場の名残りらしい、観光名所になっている。

水族館から北にモントレー湾を望む。

冬場は鯨が見れるらしい。オットセイやアシカ、ラッコが泳いでいるのに出くわすとも。水族館にはもちろんラッコの水槽があった。でも自然界に暮らすラッコも見たいものだ。

歩き疲れて帰路につきます。ホテルに帰って手持ちの日本食で夕飯です。

明日は、太平洋の海岸線を走る1号線を南下してビッグサーに向かう予定です。


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