感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

サマンサちゃん天国で安らかに。

2012-02-24 | 日々思うこと
ニュースを見るたびに、悲しい事件が多くて辛い。
子供が犠牲になるのは、ほんとに忍びない。
アラスカ州で、亡くなったサマンサちゃんは小学校3年生で
おばあちゃんに、おしおきとして3時間死ぬまで走らされて亡くなった。

子供は、大人を信じるしかない、大人に従うしかない、それが生きてゆくすべであることを知っているからだ。その大人が間違った事をしたとしても、子供は従うしかないし、拒む事ができない。弱者なのである。

大人には、子供を保護し、愛し、いたわり、立派な大人に育つまでサポートする責任がある。自分の所有物のようにして、自分勝手に扱ってよいものではない。そこを履き違えている大人たちがほんとに多い。

体は小さいけれど立派に人間である。感情を持ち生きている。
かわいそうな子供達、声なき声をあげながら、助けを求める事のできない子供達、アメリカの大きな問題に、近親相姦がある。おぞましい限りだ。

そんな事を思いながら、気持ちが暗くなる。

サマンサちゃんは、3歳の時に両親が離婚、母親が親権を持ったが他州に越していったのを期に、父親と暮らすがその父親が再婚し義理の母と義理の弟ができる。
その後、またその両親も離婚してゆくのである。サマンサちゃんを死ぬまで走らせたおばあちゃんは、おそらくは義理の母親さいどのおばあちゃんではなかったか。血がつながった孫にそんな仕打ちは絶対できない。人間じゃない。まだ9歳の女の子なのに、学校ではとても優秀で、友達と楽しく遊ぶ姿には、家庭の複雑な環境など読み取れなかったと言っていた。
天国で、もう一度生まれなおして、神様に愛してもらってね。
あなたを傷つける人のいない場所で。

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