感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

ユキヒメドリ Dark-eyed junco

2020-10-26 | 野鳥 バードウォッチング

夏の間はカナダのかなり北部まで渡って過ごし、冬が近くなるとアメリカに下りて来る、アメリカの冬の鳥ジュンコ。日本名はユキヒメドリ。可愛い名前だ。

数日前にちらりと見たような気がしていたのが、今日は数羽で裏庭に来たではないか。地面に落ちた種を探す。

 

 

木の枝に数羽で飛んできて泊り、

 

餌場の下に落ちている餌を探しに来る。仲が良い。このサイズの鳥にしては動きが速い。

 

スズメの部類に入れられている鳥だけど、雀とはずいぶん見た目が違う。

 

色のバリエーションが色々あるらしい。ここに来た鳥は、一般的にみられるタイプだとの事。どのバリエーションになっても、ピンクのくちばしと、尾の両サイドの羽が白いのが共通しているとの事だ。飛ぶ時に、シッポの中心が黒っぽく両サイドが白いのがわかる。

 

彼らの黒はマット、つや消しの黒である。その黒に黒い瞳が美しい。

 

サイズは、若干大きめの雀と言ったところ。

 

ノドジロシトドと共に、秋にこのあたりに渡ってくる代表的な冬の鳥のようだ。

 

こちらは、アメリカコガラ。水場に来たところ。

 

近頃は3羽くらい餌場に随時来るようで、仲間が増えた。すぐそばに人間がいてもあまり関知しないところが、少々おかしくもある。愛らしい鳥。

 

裏のえさ場のひまわりの種を、丸ごとの種からクラッシュしたものに変えてみた。雀とジェイが半分近くは地面に落とし、それを食べにリスが6匹来るこの状況を変えれたらと思ったからだ。なにせ、朝いっぱいに詰めたひまわりの種が昼前には空っぽになる。半分はリスにあげてるようなものだ。

それを知って、毎日朝早くから裏庭に押しかけて来るリスを、特に歓迎しているわけではないわけだ。

そうすると、

餌の減りがグンと遅くなり、夕方になってもまだ半分残っている。これは、雀とジェイがこのクラッシュしたひまわりの種をこぼさずに食べるのか、それとも、好まないので食べに来ないのかのどちらかだ。

何より、地面に落ちる量が減ったわけで、落ちたものもクラッシュした粒粒の小さな種のかけらになるわけで、リスたちはこれがあまり気に入らないらしい。あるいは、分け前が確実に減ったからか、6匹いたうちの4匹は、姿が見えず、この落ちた種のかけらを食べているリスは、今日は2匹だけとなった。

 

クラッシュしてあるので食べやすいはずなのだが、なぜか、丸ごとの種をいれてある窓際のえさ場の方に鳥が集まるような気がする。種を割って食べると言う方が趣があるのか…。あるいは、楽しいのか…。理由はともかく、フィンチにしても、雀にしても、ガラたちにしても、リスまでも、窓際の丸ごとのひまわりの種を食べたい様で、こっちばかりによってくる。鳥はともかく、リスが来るのは困る。

それで、今日は一日、裏のデッキに上がってくるリスを追いやる作業に明け暮れる。

彼らも、最初の1~2時間は何度も何度もやってこようとしたのだが、そのたびに家の中から人間様が出てきて、脅かすものだから、夕方近くになると、落ちた種のかけらを食べるだけで、こちらまで来なくなったではないか。

でも、安心はしていない。あの、諦めの悪いリスの事、きっとこちらのスキを見てまたやってくるはずだ、と思っている。

 

昨日の土曜日は、人と会う用事があり、メリーランドまで車を走らせ、片道3時間半のドライブ。帰ってきたのは夜の8時半。ニュージャージーの南部の田舎を走る高速道路には照明がなく、暗い。目が疲れてしまった。目も悪くなり、対向車線の車のライトも、近頃はやけに眩しく感じる。夜の運転は、しないに越したことはないと、改めて思ったものだ。

今、裏の赤メープルの木の落葉がすごい。毎日毎日履いても履いても、次の日はまた落ち葉の山。落ち葉掃除が毎朝の日課になっている。かなり落ちはしたけれど、まだ半分以上は残っている様で、この先もしばらくは落ち葉掃除に勤しむことになる。葉が落ちてしまうと枝だけになった木々で景観が変わる。裏庭がすっきりとして明るくなる。

いよいよ冬が来るなと、気持ちが少し引き締まる。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。