
霜が降りるようになって、かなり寒い朝が続く季節になった。
公園に行って出会う鳥も、限られてくる。
しかし、根気よく毎日出かけることは大切で、いつどんな鳥に出会うかわからない。
今日は、まったく期待していない中、ツグミに出会った。
hermit thrush チャイロコツグミとしか考えられない。
他のツグミはすでに南に移動している時期で、最も遅くまでこの辺りに残っているのが、この茶色コツグミなのだらしい。したがって、茶色コツグミという事にしておこう。
すごく恥ずかしがりで、人気があろうものなら、じっと潜んで出てこない。
草藪の上に姿を確認してから、しばらく隠れた先を凝視すること5分以上、やっと動き出したかと思ったら、これまた、蔓の絡まるやぶの中、人目に付きにくい鳥だとは聞いていたけれど。
明日の朝もう一度来てみようかな。
ツグミには、これまで数回であったけれど、どの鳥も恥ずかしがりで、中々写真の中に納まってくれないのだ。今日は、朝日が当たる場所にいたので、何とか撮ることができたのは、幸いだった。
こんな小さな出来事に、気持ちがワクワクする。人間単純にできている。
ツグミがついばんでいた木の実。おいしそうに見える。
草の先についた朝の霜は、朝日を受けて瞬く間に、とけてゆく。