猫の目

◎5匹の猫を見送り30年の猫の居る生活に幕が下りましたが
まさかの展開で又猫の居る暮らし復活!

雪のおかげで・・・

2018年01月24日 | 日記
4年ぶりの大雪でひきこもりのおかげで良い書籍にあえました

今年の芥川賞(第158回)を受賞した若竹千佐子さんの

「おらおらでひとりいぐも」
主人公は74歳の一人暮らしの桃子さん


デビュー作で受賞とは凄い
史上2番目の高齢受賞(63歳)
専業主婦で55歳から小説講座に通い始め8年を経て「おらおらひとりいぐも」を執筆
始めるのに「もう遅い」はないと言われます

自分は63歳の時老いを真剣に考えなかった・・

ひとりぐらしの新たな「老いの境地」を描いています

何故だか不思議な共感にいっきに読み終えました(電子書籍は便利です)

・賑やかな孤独
・圧倒的な自由

途中何度も心が突き動かされました

老いとは未知との遭遇で新たな境地です
怖くて不安で確かに終わりに近付いている事を実感する
やり直しがきかない人生を振り返り答えを探す
そして悟り受け入れる
ぶっつけ本番の死を受け入れる為

そんな思いを再認識させられました。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« いちごのブランマンジェ | トップ | 占いは信じないけれど・・ »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事