猫の目

◎5匹の猫を見送り30年の猫の居る生活に幕が下りましたが
まさかの展開で又猫の居る暮らし復活!

心のすきま

2018年07月19日 | 日記
サリンという猛毒を製造した天才「土谷正美400通の手紙」を見て思った事
普通に順風満帆の人生が一つの挫折で狂ってしまった
頭脳明晰でやさしくお手本のような子供
挫折を経験せず生きていくと些細なつまづきでも乗り越えられず人生を踏み外す
人生のターニングポイントが失恋なのだが・・誰でも経験する事だし「えーそこ?」と思ってしまう
挫折を味わったことがなかったのでしょう
天才と言えどそこから心の隙間に入り込んだオウム真理教に蝕まれていく

子供を過保護で育てても同じです
転ばないよう先手を打ってもいつか転びます
転んだら痛い
一人で立ち上がらなければならない
それを学ぶのは早ければ早いほどよい
転ばずに来れた事は決してラッキーではない

誰にでも心のすきまはある
そこに「笑うセールスマン喪黒福造」は現れず
自分で埋める心の隙間の埋め方が重要となる

それが信仰であったりするが正しい判断が大事
全てを受け入れ従うことは危険
苦しくて救いを求めすがるのだが概ねまやかしでそこに救済などない
自分をコントロールできるか否か
言われるままだとマインドコントロールされるだけ

いつも思うがマインドコントロールされた人の経験談は信じがたい

しかしそこに共通するのは生きる苦しみを他力本願で解決してほしい心があるように見える
その心の隙間に付け込まれる

自分で乗り越える気持ちが人生を左右する
人に操られる人生より苦労が多くても自分の人生は自分で切り開いていきたい

人生哲学や人生の先輩の言葉や宗教の教義など羅針盤は探せばある
それらを教材に自分の人生に取り入れればよい
自分の足で歩んでいく事を忘れてはならない

失敗もある
無知で危なっかしい頃の判断ミスは心の隙間に落ちた時
正しい判断ができず失敗した

幾つになっても死ぬまでやり直しは効く
失敗を言い訳にしないで他力本願をやめれば自分なりの納得のいく人生を歩めるのではないだろうか?




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