百年の孤独、百年の愛・2

前回、私が悩んでたことなんて遥か彼方へ飛んでいきました、お久しぶりです。

お元気ですか。

年末年始、いろんなことがありました。

本当はあんなことやこんなことも書きたくて下書きばかり溜まっているのですが、今回は全部すっ飛ばしてここにいます。

避けて通れない話題。

チェンからのお手紙。

前回書いた通り"熱愛"より"脱退"の方が3人見送った身としては何十億倍つらい私です。

ステージや公で"EXOの○○"として見せてくれる姿以外は興味がないというか、自分の中で一線を引いている部分でもあるのかもしれませんし、そもそもアイドルにはまったのがEXOが初めてなので、アイドルとはこうあるべき、みたいなのが回ってくるたび「誰が決めたの？！」という疑問が湧く思考回路なので。

ベッキョンの時もカイくんの時も叩かれたけど、「え？え？そこまで叩かれちゃうの？？」と本当に驚いたし、悲しかった。激痩せしても当時音楽番組の司会もコンサートも一度も休まなかったベッキョンを見ながら『死なないで』と切に願ったトラウマで、叩く人許すまじ、精神は培われました。

生きてアイドルやってくれているだけで感謝だわ！！

ステージを降りた彼らには"EXOの○○"というもの以外の自分の人生を大切に生きていて欲しいと思うから。

だから今回のお手紙を読んでの私の感想は、「お？結婚？！ひゃー！おめでとう！で？EXOは続ける？！オッケー、良かったー！」だけなんですが、そりゃ私だって過去の経験から学ばなかったわけじゃない。すぐに「…大丈夫？叩かれない？」って心配が浮かびました。

案の定(?)、バッシングは熾烈化し、チェンの脱退を求めるデモにまで…。

デモは言論の自由という主張はわかるけど、糾弾する内容がさも正当性のあるように文言化されてはいたけど、それ『私怨』だよね…履き違えてる…。

そしてSNSでジョンデとその相手の真偽不明な事柄まで『今までEXOのために黙っていてあげたけど本当はこうでした』と拡散される始末…いや待って、めちゃめちゃプライベートな部分を発信しちゃう(知ってると主張する)時点でアウトなのでは…。

と、≪アイドルと人権≫というテーマで卒論書けちゃうね、な案件に発展してしまった今回のこと。

本国でも、脱退要求自体ファンに生殺与奪権はないし、そもそも結婚は犯罪や反社会的行為ではない、というごくごく正論が記事になっていたけど、そのへんのボーダーラインがあやふやなところでアイドル文化が発展してきた部分もあるし、同時にそれ故、アイドルが社会的地位を低く見られがちというデメリットもあるし…

なんにせよ今回のことは【EXO】がそれだけ大きなアイドルグループであり、常にアイドル文化の最先端を作ってきたということで注目もされたし、ファンとアイドルの今後の在り方に一石を投じた事例となったのではと思う。

ここまでが一般論というか、前置き？(長っ！)

ここからが、諸々の所感・雑感です。

結婚してパパになってもアイドルやってくれるならこんな有り難いことない！

という私の思想は揺るがないのだけど、

アイドルが結婚？！そりゃゲンナリするわ～、という人が一定数(大多数？)いることはわかる。

ゲンナリしなくても、今まで通り推せなくなる気持ちはわかる…。

私の好きな本国のイラスト描き手さん(チェンペン)さんも、『おめでとう、でも少し寂しい』と言ってて涙出た；；

恨んでも腹も立ててもいない、だけど、少し、寂しい。

この気持ちがとてもわかる…。

どれも間違いじゃないと思う。

そう、正解がないから(プライバシーを侵害したり口汚く罵ったりするのは絶対間違いだけど)、難しい…

アイドルとファンの在り方を考え直す過渡期にあるのかもね…わたしたち。

とは思う。

けれど、だからといって「はい、個人の幸せを祝福できない人はアウトー！退場ー！」とは言えないと思うし、たいていの人たちは≪どちらとも決めかねる≫のではないかしら。

時間が必要よね、わたしたち。

今回の内部分裂的な騒動を見ているのが辛いという人もたくさんいると思うから。

今すぐ

▼応援し続ける！

▼すぐに辞める！

を選択しなくてもいいと思う…

そこに

▼保留(考え中)

があってもいいじゃない…

すぐに応援も決別も出来なくても、EXOという母星の周りを楕円を描いて周遊する彗星のように。

辛い時は少し離れて見たり、近づいてみたり、を繰り返す選択肢もありだと思うから。

早まらないで…；；

SNSでEXO関連のことが日々呟かれなくなるのが寂しいの…みんな、置いていかないで…いつか戻ってきてね…

(寂しがりやの惑星からの叫び)

ゆえに、どうか今後とも末長く健やかにEXOがグループ活動を続けられますよう、関係者各位にお願い申し上げます。

19年の11月にラジオスターでスホさんが

『事務所を出るのも残るのも全員で』

と言っていたこともめちゃめちゃ嬉しくて、はー！さすがわたしの愛したEXOだわ！と偉そうに思ったけど、ベッキョンが『賞や記録に拘るのでなく、これからは各個人の幸せも追及していきたい』と言っていたことや、セフンちゃんの年頭の「良いことばかり起きるようお祈りしたけど、実際は悪いことも起きるから、賢明に対処できるようお祈りした」含め、7年の野生の勘(なんだそりゃ)みたいなものがブレーキをかけて手放しで喜べなくて記事に完成させてなかったの。

今回のことを受けて、色んな伏線というか、彼らはきっと物凄く物凄く考えて話し合ってきたんだろうな、と、妙に納得しちゃった。

dotのチャニョルちゃんのお手紙にも物凄く感動した。
『人生の半分を共にし、そしてこれからの生涯を共にするであろう、僕にとって花であり翼でもあるメンバーたち』
この一文が全てを表しているでしょう、彼らの関係性の。

そうか。

そうだね。

何度もEXOは脱皮してきた。

そのたびに成長してきた。

だからもう誰も欠けることなく、

新しい時代をつくっていってね。

たくさん不安はあるけど。

けど、

「たとえペンラ振ってくれる人(ファン)が一人になっても、公園でも、コンサートやりますよ」

「え？一人？さすがに一人ってことはないでしょ」

dotでのスホさんとセフンちゃんのやりとりが可愛くて。

その言葉を信じて、百年、愛を叫び続けるわ、EXOへ。(今回も安定の激重😉)