以前、『百年の愛、百年の孤独』というタイトルでEXOについての文を2つほど書いた。
人の気持ちは変わる。
でも、変わらないものも、ある。
EXOが好きです。
もう何年目だろう。
初めて彼らのデビューTeaserを見てから。
デビューMVを見てから。
あの時の「ああ、(運命を)見つけてしまった」感を、今でも忘れない。
あの時、Kpopもそんなに知らなくて、それなのに、サルエルパンツのポケットに手を入れてパタパタさせる彼らから目が離せなくて、ここまで来た。
もうすぐ十年。
百年にはまだまだ遠い。
けれど、百年では、とても足りない。
もっと、もっと彼らを見ていたい。
EXOという稀有な存在を、もっと、もっと浴びたい。
─コンサートに行きたい。（号泣）
そんなふうに思って泣く日がくるなんて思いもしなかった。
どうしても生のEXOに会いたくて2013年のSMTへ行ってから、2014年4月のさいたまアリーナでのペンミ、同9月の代々木体育館でのコンサートから始まり、毎年コンサートやファンミーティングがあることを当たり前に甘受していた日々がまるで夢だったみたい。
なので、今回の
【EXO FILMLIVE JAPAN TOUR EXO PLANET 2021】
本当に楽しみで楽しみで。やっと最終日11月21日に行くことができました。
ありがとうJAPAN公式🙏
いわゆる“映像コンサート”というものに行くのは初めてだった。
行くまでは、今までの日本でのコンサート映像の総集編を大きい画面で観られるってコトでしょ、絶対感動するわ〜、と思ってはいたが、まさか、泣くとは思っていなかった。
『月光』が流れ、青い照明に包まれる会場内に入ると、ああ実際のコンサートもこんな感じだったなぁ、と、懐かしくて切なくはあったけれど、涙腺は緩まなかった。
が、いよいよ場内が暗転し、コンサートに寄せた照明とスモークが出たりする演出の中、スクリーンにコンサートティザーが映し出され、前奏が流れ、彼らがスクリーンに現れた、ところでダメだった。
「どうして、今、そこに、EXOがいないの？！」
─え？！そんな理由で泣いたの？
って思われるかもしれないけれど。
わかってたのに。映像鑑賞なんだよ、って。
それなのに、コンサートのような演出がされるとパブロフの犬のような条件反射で、「はい、ここでステージに彼らが現れる！」って脳に信号は送られ、期待と興奮で心臓の鼓動は勝手に速まる。
だが、実際、目の前のステージにEXOは降り立っていなくて。
そして、彼らが兵役に行ってしまっている現実が頭をよぎり、涙が溢れた。悔しい。私達のEXOを今すぐ返して…！2025年まで待たないと彼らに会えないなんて…！
今まで、どんなに遠くても、彼らが“そこ”に居たのだなぁ、と、当たり前のことに涙が出た。ある時はアリーナ最後列、ある時は3階席、コンサート会場のスクリーンでさえ双眼鏡で見ることもあった。が、豆粒大でも、そこには彼らが“居た”のだ。それは決して当たり前のことではなかったのだ。その重みを今さら噛みしめることになるとは。
やがてそんな脳のバグも収まったが、今度は過去映像にまつわる当時の様々な思いが去来し、やはり涙は止まらない。
初めての東京ドームコンサート、レイさんの不在、レイさんの居るコンサート、さいたまアリーナ、横浜アリーナでのコンサート、メンバーへのサプライズの光の点の一部となったこと…
どのコンサートでも、演出が、彼らの歌とダンスのクオリティが、圧巻で神々しくもあり、可愛いアイドルでもあり、本当に素晴らしいなぁと再認識した。
歌がうまい、ダンスがうまい、それって当たり前のことじゃないんだよなぁ。
彼らのたゆまぬ努力の上に成り立っている。
そして、彼らが『EXO』であることも、当たり前のことではないんだ。
だって、欠けていったものたちを、知っている。
私達は今、奇跡を見せてもらっているのだ。
その奇跡を大切にしたい。
そんな感動に包まれつつも、スクリーン映像の特権?で、映し出される彼らに向かうと、ずっと「顔がいい…」を繰り返すbotになってた。（他には、「美しい…」「足が２メートルある…」「うそでしょ、可愛すぎない？」「肌が玉のように艷やかだよ」「そうやって目を逸らすじゃん、好き!」「ウィンク、やば…」「金のロレックス眩しい…」「頬が桃かな…」など、いずれもIQ2くらいのバージョンがあります。）EXOちゃんたちの圧倒的な存在感の前では思考力も語彙力も奪われるのだもの、仕方ない。
今回のフィルムライブツアー、日本各地でやってくれたが、コロナ禍のせいで行けなかった方たちもいたと思う。私もアンコール公演がなかったら無理だった。
なので、どうか円盤化を！と切に願っていたのだが、先に行った方たちがアンケートに書いてくださったおかげもきっとあったに違いない、💿が販売されることになったことが、本当に有り難くて嬉しい。（ガチ泣きしすぎて所々記憶がまじでないので改めて💿で堪能したい）
あと、これはTwitterにも書いたのだけど、
20151108の東京ドームでの最後、Angelのサビ前に突出ステージにいたセフンちゃんの所へカイくんがパタパタと駆け寄る→セフンちゃんがカイくんのイヤモニを外し耳打ちする→カイくんがセフンちゃんの顔を見る→セフンちゃんが何て囁いたのか知る由もないが、カイくんがセンターステージに行ってサビの部分を踊る、という流れがありまして、当時発売されたコンサート💿にはその部分は入っておらず、実際にドームで見てたけど幻だったか？くらい伝説になっていたので(私の中で)、今回！公式が！ベスポジで二人のこのやり取りの場面を撮っていたのを初出ししてくれたことにより、これだけでもう💿買う価値有り有りです…。
(因みに初東京ドーム初日20151107には、カイくんが観客席にいたご両親に「僕を産んでくれてありがとう」等と言った後に自らセンターステージへ行ってAngelのサビを踊ってくれたのでした。）
EXOの曲で一番好きなのがAngelなので、今回もあのカイくんの笑顔のダンスを大スクリーンで見せてもらえて、また涙。
泣いたり笑顔になったりしながら大好きなEXOの曲たちを改めて堪能した、あっという間の2時間でした！
演出も編集も、一曲に年代の違う彼らを繋いでくれたり、楽屋裏やお茶目なエンディング映像まで、トータルで大満足で、絶対Blu-ray買うね！って心に誓って会場を後にした。
何より、全てのコンサートの見どころを2時間にまとめてくれている今回の映像💿、『プレゼンに使える！』。
そうです、メンバーが全員揃うまで、ただ待つだけでなく、EXOの布教に勤しむ所存です！
EXOは【物語】があるので、新しく知ってもらう為の説明が難しい。
コンサート💿も、たくさんあってどれにするか迷ってしまう。その点、全てを網羅して編集された今回の映像はEXOの急所(急所?)を押さえていて、勧誘するには最高の素材になるのでは！！？
☆
絶対センター・カイくんを見てもらいたい、そして普段はめちゃくちゃシャイ・ボーイなんだよって知ってほしい。
宇宙最高アイドル・ベッキョンの振り幅を知ってもらいたい、セフンちゃんがベビドンの演出に「水、冷たいなぁ」と思いながら踊ってたらしいよって豆知識教えたい、あと、こんな澄ました顔のマンネがフニャって笑うと可愛いことも見てほしい。
坊主頭D.O.の醸し出す色気と普段の笑顔のギャップも見てほしいし、チャニョルちゃんのどの角度から撮っても顔がいい！って所にも驚いて欲しいし、レイさんの皇帝みと、ペンラの海を見つめるほわわ~な表情にウッてなってほしいし、チェンの『間違いない』歌声にのけぞってほしいし、シウちゃんの可愛さに『え？長男？！』って驚きつつその安定感になるほどねって思ってほしいし、スホさんのキラキラリーダーたる所以も堪能してほしい。
ほんとに！全員が！！魅力的なんです！！！！！！！！！
☆
まだEXOを知らないひとに、こんな凄いグループがいるんだ、と知ってもらいたい。なんなら次のコンサートに行ってもらいたい。
もう一度、いや一度と言わず何度でも、EXO全員のコンサートを見たい。
スホさんが入隊前のEXOコンサートで「たとえEXO-Lが１人になっても、EXOのファンがいる限り、公園でも、EXOのコンサートをします」って言ってくれたけれど、
できることなら再びドームで。
あのシルバーオシャンの光の海を彼らに見せてあげたい。
できるなら、衣装も“お針子”が縫ったような、全員少しずつ違うデザインの彼らのためにあつらえた衣装を着てステージに立ってほしい。
願いは尽きない。
いつか、絶対。
EXOがEXOでいてくれる限り。
スホ『多くの人たちは永遠なんてないと言うけれど僕は本当に信じています。EXOとEXO-Lは永遠だと』
ベッキョン『EXO-Lも一生EXO-Lだと思うし、EXOも一生EXOで居続けるので、僕ら永遠だと嬉しいです』
永遠なんて言葉、EXOに出会わなければ、そんなに意味を持たないものだったのに。
─百年ではとても足りない。