天使の日曜日

気分一新、以前の「こけ日記」のタイトルをかえました。
我が家にやってきた天使と過ごすスローな毎日をお届けします。

あらしの後 3

2005-06-29 14:04:16 | わが町
(あらしの後2 からつづく)
米問題はひとまず一段落。
職場に着くと避難民は早朝6時(わたしが精米機と格闘していたころ)に
引き上げたそうだ。
あとに残るは毛布と非常食の山。
またいつ何時なにがあるかわからないので、これは全然気にならない。
が、気になることもたくさん残されていた。
避難民が置いていった赤ちゃんの使用済みオムツ。
夜食にしたらしい食べ物の包み紙と缶チューハイ(!!)の空き缶2本が分別されずに入ったビニール袋。
汚れまくったトイレを掃除しながら、なんだか思うことがたくさんあった。

職場がなんとなく片付いたので、畳などをもとに戻そうと
自宅に戻り、休校になって家にいる子供たちが、何か片付けてくれているはず!とドアを開けると
兄ちゃんの部屋で仲良くTVゲーム中の2人の少年の姿があった。
(かれらには、カミナリもおとされた)

あらしの後 2

2005-06-29 13:49:04 | わが町
(前の記事からつづく)

さて、一夜明けた。
パパさんも夜中は出動することなく、朝まで家にいられた。
そうだ、お米を精米しないと、もう食べる分がないの・・・
と、6時すぎに近所のコイン精米機へ。
いつもどおりお金を入れ、玄米を投入、標準スイッチオン!
あれ、なんかいつもより音が大きいし、米が入らないよ・・と思っていると
機械が突然ストップ!故障中のランプが点灯!
きゃ~、こわしちゃった~と玄米取り出し口(下のほうにあってとても小さい)から
せっせと玄米を取り出す。
緊急連絡先には後で連絡しよう、早朝だし・・と、職場の近くのところに向かった。
またお金をイン、玄米投入、スイッチオン!!
・・・・きゃ~、また止まった~また「故障中」にしてしまった~!!
そこの機械は玄米取り出し口がないので、そのまま米袋をかぶせ、
前のところと同じ業者だと確認し、
コンビニで適当に買って家に戻る。
出勤前に業者に連絡。折り返し担当から電話が入る。
「すみません、今日3件目なんです。
どうやら大雨の影響みたいで・・・」
と、修理完了は午後になりそうだと謝られて電話を切った。
どうやら自分がこわしたのではないと判って、ちょっとほっとする。
コイン精米機をも故障させる大雨だったんだ・・・
すげ~。

(またまたつづく)

あらしの後

2005-06-29 10:22:04 | わが町
集中豪雨に見舞われ、大騒ぎだった昨日。
わたしの職場は消防の待機所と避難所になり、
朝からごった返していた。
午後、大雨になると管理している川のポンプを回しに出動するパパさんから電話。
「うちが大変!もうすぐ水があがるぞ!」
職場のごたごたも気になるが、市の方に任せていったん帰宅。
ふだん枯れそうな川が今にもあふれそうに唸っていた!
応援を頼み、車庫においてある冷凍庫と冷蔵庫を高台に避難させる。
続いて、大事なお米の袋(これがまた後でトラブルに巻き込まれた・・)
1階のたたみ、ベッド、細かいものをそれぞれ2階に上げる。
作業中、小学校から、子供を迎えにきてくださいと連絡があり、
パトロール中のパパさんに向かってもらう。
あれ、あいつはOK,にいちゃんて・・・。
そういえば中学校からも電話が来ていたんだった。
とりあえず職場が避難所になっていて、わたしはそこにいますから
来るように言って下さいと先生に伝えていたのだった!
あわてて職場兼避難所からにいちゃんを連れて帰り、
作業に戻る。
今度は庭のめだかや鉢植えを車庫に避難。
裏の川はあと少しで向うの田んぼに流れそうな水位になっている。
だいたいの作業を終えるともう5時・・。
職場も気になるが・・・と災害時はレアな情報を流してくれる
地元のFMピッカラを聴くと、職場前の道路に水が上がり、
通行止め!
うう・・ごめんなさ~い、いる人でなんとかしてくださ~い!!
インスタントラーメンとおにぎりで4人で夕飯。
TVではひっきりなしに地元の災害のニュースが流れている。

だんだん小降りになってきた雨。
夜も更けてくると、水嵩も落ち着いてきた。
やれやれ一段落・・・。
(つづく)