雨の会津村

（２０１２．５．４　法國寺会津別院『会津村』：会津若松市河東町）

第２弾連休２日目のきょうも、天気はいまいちパッとしないのです。



朝早くから近くの田んぼでは田植えが行われていました。午前１１時、連休の我が家はようやくこれから徐々に行動開始となるのです。


（福島方面を写す：右側車線が上り方面）

午前１１時４３分、東北自動車道の安達太良ＳＡ付近（南側）の様子です。


（東京方面を写す：左側車線が上り方面）

もう連休帰りの渋滞が始まっていたんですね。いつも行動開始の遅い我が家は、ようやく重い腰を上げてこれから裏磐梯方面を目指そうというのです。



農家の方々はこの連休を利用して一斉に田んぼ仕事に精を出しているようです。



そのはるか遠く雲に隠れた安達太良を背景に、この曇天にも負けず黄金に輝く畑が見えていましす。



これがその“一面の菜の花”のズームアップです。



この見事な菜の花畑を近くに行って撮ってみました。電柱がちと無粋ですが綺麗です。



ここでも新緑に囲まれながらの農作業。



１２時ちょっと過ぎ、岳温泉は桜が満開かもしれないと桜並木に寄ってみましたが、残念ながら時すでに遅く盛りはとうに過ぎていたのでした。





土湯街道を越えて猪苗代町までやってきました。猪苗代は今桜が満開。



東京電力秋元発電所のところの桜が見事です。



午後１時１２分、わたし達は桧原湖畔を走っています。自転車も走っています。どうしてここへ来たかというと、“ワイフ君”が『Ｓｉｏ－ＹＡ』の山塩ラーメンが食べたいというのです。



連休はどこへ行ったって車と人が溢れかえっています。ですから我が家は本来、ゴールデンウイークはどこへも出かけないことにしているのです。


（淡い柳の新芽が水彩画のようでなんともいい感じです）

ただ“ワイフ君”のご要望とあってはいたしかたありません。“ワイフ君”の要望に応えるために、やさしいわたしは二つ返事でここまで来たと言う訳なのです。

午後１時３０分、待望の『Ｓｉｏ－ＹＡ』に到着。ところがです『本日はスープ切れのため、閉店いたします』の張り紙が出ていてＯＵＴでした。ギャフン！


（山の北側では今がちょうど冬と春の季節入れ替え作業中・・・）

それじゃ、道の駅磐梯へ寄ってから『会津村』へ行こうという事になりました。わたしはまだ一度も行ったことがないのです。




（その昔、行く手を阻む大岩に大変な苦労をして穴を開け、この道を通したんだろうなあ・・・）

喜多方市街地に入る手前から塩川方面、磐梯方面を経由して午後４時ちょうどに会津村に到着しました。



生憎の雨ふり。傘を差しての会津村散歩と相成りました。



ここ会津村は『宗教法人法國寺会津別院　会津村』なのだそうです。そしてここのメインは何といってもこの大きな慈母観音。なんと高さは５７メートルもあるそうです。





観音様の胎内には“一万体の十二支御守本尊”が祀られ、螺旋階段で４０メートルの高さまで上ることが出来るようになっているんですね。



震災で被害は無かったのでしょうか、なにしろわたしはこんなに近くで拝見するのも内部に入るのも初めてなんです。





午後４時３０分、傘を差して村内を見て回ります。こんな時間、こんな天気ですし、桜も終わってしまいましたからお客様もとても少ないんです。



大きい観音様ですから、村内の隅々までそのやさしい眼差しが届いているんです。



きっとこれからはツツジが綺麗なのだと思います。午後５時、閉村の時間。雨が少し強くなってきたみたい。肝心な『Ｓｉｏ－ＹＡ』の山塩ラーメンが食べれずに“ワイフ君”には残念なことをしましたが、またいつか連れて行ってあげましょうね・・・。