(2019.8.21 黒羽ふるさと物産センター『くらしの館』で展示中の竹細工作品)
8月21日、“ワイフ君”と一緒にお買い物に出かけました。お買い物というよりはドライブが主なんですけれど、ドライブには目的も必要かと・・・。
ここはわが家から90キロの栃木県大田原市にある黒羽ふるさと物産センター『くらしの館』というところ。じつは、ここまで来る途中『道の駅東山道伊王野』に寄りました。伊王野の道の駅にも産直があって“あるもの”を探したのですがありませんでした。残念だったけれど、ここの名物でもあるお蕎麦を食べてお昼にしました。その後、再び車を走らせて10数キロ離れたところにある『道の駅那須与一の郷』へと向かいました。ところが、そこでも目的のものは手に入れることが出来なかったんです。“ワイフ君”はもういいから帰ろうというのですが、どうせ帰り道だからと、わたしが半ば強引にここに車を滑り込ませました。
140年前の古民家を移築したという黒羽ふるさと物産センター『くらしの館』。ここにも別棟に食堂や産直コーナーが設けられているのです。無くて元々だからと“ワイフ君”と覗けば・・・「あった、ありました」。わたしの読みが的中して“ワイフ君”も大満足。はるばる片道100キロも走った甲斐があったというものです。満足した“ワイフ君”はさっさと車に乗り込んでしまいましたが、わたしは少しだけ『くらしの館』を覗いていくことにしました。
建物前に掲げられた鯉のぼりならぬ“鮎のぼり”。大田原市に流れる那珂川は鮎釣りのメッカなのです。
入り口に展示されていたのは懐かしい唐箕(とうみ)ではありませんか。子供の頃これをクルクル回して遊んだ覚があります。
これは縄をもじる機械(足踏み式?いやモーターかな?製縄機)だと思います。その昔、わが家にはありませんでしたが、どこぞの家でこの機械が稼働しているのを見た覚があります。左手前に写っているのは豆炭行火(まめたんあんか)ですね。
これは発動機。ベルトを介して脱穀機や籾すり機、精米器などの動力源として活躍しました。大きなフライホイールをハンドルで回してエンジンに点火すると、がダッツ、ダッツ、ダッツ・・・と煙を吐きながらゆっくり回転しはじめるところが、子供のわたしにはとても恐くて好きでした。とうに現役を退きましたが、いまは趣味でこれを動かしてその勇姿とエンジン音を聞いて楽しいんでいらっしゃる方々も多いとか。
大きな竹細工が展示された囲炉裏のある居間では、二人の方が竹細工の実演中でした。
これは『無限』と題された直径が3mもあろうかという大きな作品です。しばし懐かしの時代へタイムスリップしていましたが、急いで“ワイフ君”のところへ戻りました。ところで、ようやくここで手に入れることができたものとは・・・
栃木県名産の“日光とうがらし”。福島県では手に入らないので栃木県までやってきたのですが、『道の駅東山道伊王野』や『道の駅那須与一の郷』のお話では、きのうは雨降りで生産者の方々が収穫を控えたのではないかということでした。そして、とてもラッキーなことに、ここ『黒羽ふるさと物産センター』にちょうどわが家の欲しい分が残っていたというわけです。家に戻ると“ワイフ君”は早速“唐辛子の佃煮”の制作にとりかかっていました。これ、わたしも大好きなんです。
前を通過したことは有っても、入ったことはなかったです。残念(T_T)
・探し物は「日光唐辛子」でしたか~!
そういえば、日光のお土産の定番のひとつに「シソ巻き唐辛子」ってのが有りましたね~。
県北って、唐辛子が名産品なんですかね~?
日光トウガラシは今が最盛期なんだそうですが、雨で濡れたものは収穫しないようで、その日は出荷が無かったようなのです。
瓶に入った日光トウガラシの醤油漬けなども販売されているようですが、“ワイフ君”は大量に佃煮を作ります。これがピリ辛で旨いんです。
伊王野周辺は何度も通過している“へばなさん”ですが「くらしの館」はまだでしたか。今回は伊王野で食べましたが、以前にここの食堂で食べたお蕎麦もおいしかったですよ。
わが家は貧しかったので値段の張りそうなこの文明の機器はありませんでしたが、唐箕はなんとかありました。
「くらしの館」には他にも沢山の懐かしい農機具などが展示されていました。今度は写真も沢山撮って、もっとじっくり見てみたいですね。
とても、懐かしく、拝見させていただきました。ありがとう!
そんないきさつで訪れた「くらしの館」でした。まだまだ懐かしいものが沢山あったのですが、残りは次の機会がありましたらぜひご紹介したいものですね。
こちらこそありがとうございました。