庭の片隅で『ナイトライダー』という名前の椿が咲き出しました。いまから4年前、JAふくしまの産直で見かけ、ビビッと電流が走って即購入したものです。一番蕾をつけたのは買った次の年で65個、その次の年は4個で昨年は10個ほどでした。思いの外木は育たないし、何だか年々花数が少なくなっていくようで少々がっかりしていました。
昨日は東から風雨が吹き荒れて、きょうは晴れたけれど西風が強くて、柔らかな薔薇の新芽が容赦なくその洗礼を受けました。青空の下に顔を見せた安達太良を見れば、あの嵐で中腹まで雪が降ったことがうかがえました。庭を歩けば点々と落ちているのはバラの新芽・・・。
ナイトライダーが花を咲かせていたことがせめてもの救い。この花色がたまらなく好きなんです。数えれば、今年は40数個の蕾をつけていました。幹も少しは太くなったみたいだし背も伸びたような気がします。どんどん伸びて大木になってくれないかと願っているのですが、「常緑小低木」ということはあんまり大きくは育たないんですね。
4月15日午前5時52分、きのう撮ったナイトライダーの花色は少し違う様な気がして、今朝は朝日が直接当たらないうちに写してみました。
今度は多少なりともそれらしい花色が再現できているように思います。
たぶん、この花を実際に見たらみんな好きになってしまうと思います。
写真を撮ったときは、朝の光が花びらを透かして鮮やかな赤に見えましたが、実際にはもっと暗赤色をしています。
もっと簡単に大きくなるのかと思っていたのですが、成長のスピードは「ナイトライダー」の名前に反してゆっくりのようです。
一旦地植えにしてしまえば手間いらずなところがわたしにピッタリです。
こちらの椿は【学 名】 Camellia 'Night Rider'ということらしいです。