LIFE IS GOOD! うろうろ人生旅日記

20代はいろんな国を歩き30代はサラリーマン。40で早期退職に手を挙げた。現在訪問69か国+1。只今バンコクで生活中。

アンナプルナ・トレッキング1日目

2010年02月03日 | ネパール日記
2/3 アンナプルナ・トレッキング1日目(ポカラ-ウレリ:Annapurna View Point Lodge)

6時起床。ガムテープで頑丈にパックした貴重品も含め荷物を宿に預け、7時宿に用意してもらった車でナヤプルへ。途中アンナプルナ山群が初めて美しすぎるその姿を見せる。山は12年ぶりの再会を歓迎してくれているようだ。



08:20ナヤプル出発トレッキング開始。まずはマチャプチャレがお出迎え。見覚えのある景色に喜びを感じながら歩いていく。







09:15ビレタンティ-10:00マタタンティ-ヒレ-12:30ティルケドゥンガ



ティルケドゥンガを過ぎると前回辛い思いをした高度差600mの石の階段。







暑いのでTシャツ1枚。ここまでスタミナを残してきたつもりであったが、やっぱりきつかった。でも12年前のほうがきつかったかな。ちょっと上がっては休みを繰り返し15:30ウレリ到着。

標高2120m。

前回とは違う宿に宿泊。さっさとシャワー(なんとホットだ!)を浴びたあとはやることなし。夕食の焼きそばは激マズ。





我慢の範疇を遥かに超えていたため夕食抜き。同じルートで上がってきた田中さん夫婦(新婚旅行12ヶ月目!)と夜9時ごろまでお喋り。夜はそれほど冷えなかったがなかなか眠れず。。

12年ぶりのアンナプルナトレッキング

2010年02月03日 | ネパール日記
さてこれから6時間後、12年ぶりのヒマラヤ・アンナプルナトレッキングにでかける。背負うバックパックは12年前と同じものでそのとき買ったワッペンも縫いつけられている。

今回はアンナプルナベースキャンプまで行かないつもりだが最初の3日の行程は12年前と同じものだ。同じ道を歩きながらこの12年の年月を感じてこようと思う。どのように自分は歳を重ねてきたのか。。同じ感受性でいられたのか。。

では28歳の自分に会いに行ってこよう。(じじくさいな)


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【1997年12月23,24日のトレッキング初日、2日目の日記】

12月23日 (火)ポカラ-ナヤプル-ルレリ (NAMASTE LODGE)

余計な荷物をポカラの宿に残して朝6時スルジェハウス集合。そこで3人合流し6人でタクシーに乗りナヤプルへ。(1時間半)車窓からはこれから登るアンナプルナの山々が美しく見えた。ナヤプルでミルクティーを飲んで出発。

初日は最悪であった。はしゃいでいたのもゆっくり景色を見る余裕があったのも最初だけ。荷物もそんなに重くないのに、体がついていかない。両足はつりそうになるし頭痛はしてくるしで途中からいつも最後を歩くようになった。昼はダルバートを食べ、少し昼寝。ルレリ近くのルートはずっと続く階段で本当にきつかった。かつてこんなに辛い上りがあったであろうか。失神直前にまで行きそうになった。

登る前は自信満々だったのに結局最後を歩くことになり格好悪かった。梅田さんは私より年上だというのに。そういえば登山初日はいつもこういう感じだという事をすっかり忘れていた。しかし今日歩いたコースは2日分なのである。

一体誰がルレリまで行こうといったんだ!

タクシー225rs 宿15rs

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12月24日 (水)ルレリ-ゴレパニ(HILLTOP LODGE)

7時起床。紅茶のんで8時出発。

皆は昨日杖代わりに竹の棒を手に入れていたが私は持ってなかったので宿の親父に欲しいと言ったら切ってきてくれた。頭痛と左足の筋肉痛が取れ、また今日のルートは昨日ほどきつくなかったのでどうにか昼過ぎゴレパニに着いた。

3pm空身でプーンヒルへ。8000mを超えるダウラギリⅡ峰などが真正面に見え迫力満点であった。1時間かけて登ったプーンヒルでは雲が結構かかってきていい写真が撮れなかった。下りは30分。夜はストーブを囲んでお喋りしながらクリスマスイブをすごした。ささやかにチョコレートケーキなども食べた。私は22日にアニールモモであった東京の大学院生の伊藤さんと喋った。

外に出てみれば空は満天の星。まさにこの世のものとは思えないほど滅茶苦茶に綺麗だった。人間一人なんてこの広い宇宙の中では何とちっぽけな存在なのだろうか。

宿30rs チョコケーキ50rs