築地市場・東卸組合での日々

築地市場にある、水産物部仲卸業者の組合:東京魚市場卸協同組合での日々を広報文化課職員が綴ります。

【見学可能時間変更】築地市場水産仲卸売場

2016-06-27 16:57:57 | 日常
先日、東京都さんから「築地市場における仲卸売場見学時間の変更について」というプレスリリースがありました。



内容は、
7月1日より、仲卸売場の見学可能時間が10時からに変更
というもの。

本年11月には「豊洲市場」として新たなるスタートを切ることに伴い、
日本の水産流通に多大なる影響を及ぼしてきた「Tsukiji」を感じてみよう!と多くの方が訪れている現状があります。

しかしながら、忘れて欲しくないのが、ここは《市場》として機能している場所であること。
これまでは9時以降可能となっていた見学ですが、やはりまだまだ忙しさのある時間帯。
業務に支障がでてきてしまっていること、
更には慌ただしい市場に不慣れな方々が多くいらっしゃると、危険が伴ってしまうことも事実なのです。

そんなことを理由に、7月1日からは水産仲卸売場(青果もですが)のご見学は10時以降となりました。
とはいえ、10時を過ぎても自由に大人数で遊びにくるところではない、ということもお伝えとお願いをさせて下さい。

市場というものが何なのか、仲卸業者の果たす役割、豊かな海に囲まれた日本の水産物。
多くのことを知って頂きたい気持ちはもちろんございます。
お互いが、お互いから学び取れる関係でありたいな、と望みます。


因みに、仲卸売場の見学は午前10時からですが、
魚がし横丁エリアでの飲食等は従来通りとのことです。
市場の中でなくても、美味しいお魚、日々、触れて下さい。

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