琥珀猫のヘンプ

趣味で始めたヘンプアクセサリーをアップしています、時々仕事のこともつぶやいています

人の身体は面白い

2023-02-21 03:11:59 | 仕事のこと
昨日仕事中に師長が「お産が進まないからみて」とやってきた
分娩室に行くと
さっきから力入れているけど
赤ちゃんが下りてこないと

なんか大きいよねー
腰の辺り ちょいちょいと調整したけど
ママが力入れてもなんか進まない
お腹大きいねー
そうか、腹筋が伸びてお腹に力が入らないのかもー
ということで、ちょっと腹筋寄せてみようか、
背中からお腹に撫でながら
腹筋を左右から寄せて
ちょっと戻らないように押さえていたら、きちんと力が入って赤ちゃんが生まれた
やっぱり3500g以上あった
元気な赤ちゃんが無事生まれた
めでたしめでたし

本当にちょっとしたことなのだが、そのちょっとしたことでお産が進む、
人間の身体は面白い

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バレーボールと血管

2022-10-18 22:56:52 | 仕事のこと
夜勤の朝、手術の方の点滴の針を入れに行った
腕に血管が浮いて来ない❗
病院に入院する方の中では
若いほう
ちょと見える血管に針を刺すと
血液が逆流するのに針が血管に入って行かない
うーん
もしかして、バレーボールしてました?
はい、十年くらい

そうか、前にバレーボールのレシッバーだった方は
同じように血管に入っても
血管に弁があるみたいに
入って行かなかったなぁ
結局、私が三回、同僚が三回、医師が三回 計9回刺して
やっと入ったなぁ

あの、人と同じような印象

腕でボールを受けるバレーボールは、腕の血管が表面にでないように筋肉が覆って保護するのかな?
そうだよねーボール受ける度に
内出血してられないものね

だが、しかし、医療の現場では
ちょと困る、

師長がチャレンジしても
やっぱり針が入って行かないので、手術室の医師にお願いしてしまった



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2022-10-01 15:37:49 | 仕事のこと
今日は、朝から職場で
新生児蘇生法の講習会に出席
ボーッとしてたら
期限が切れていた

実技も含めて5時間
テストもある
テスト受かってるかなぁ~

いつ、具合の悪い子が生まれるか分からないので
定期的に講習会うける
医療器具も進歩してるし
五年ごとに内容の見直しがある

人工呼吸と胸骨圧迫の心臓マッサージの練習
挿管の介助
蘇生のアルゴリズムを見ながら

本当にこんなに具合の悪い子には、当たりたくない!
と思ってる
が、当たったときに
ちゃんと出来るように
勉強するのであった
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ピジョン乳頭保護器ハードタイプ廃盤

2022-09-15 21:52:06 | 仕事のこと
今年の春頃からピジョンの乳頭保護器ハードタイプが廃盤になった
メーカーが製造を終了したらしい
本当に困る
どうやら固い人工的な物で授乳をするのは良くないという流れがあるらしい
机上の論理的
誰が言い出したのか

現場では、今まで1200円くらいで手に入ったものがプレミアがついて5000円近くになっている
ベビー用品のしかも授乳用品の筆頭の企業として、これはいかがなものかと思ってしまう

近ごろの赤ちゃんは歯茎より前に舌が出て来ない子が結構いる、ママたちの乳首は小さいし長さがない、吸われると痛い
舌が出ない赤ちゃんは上顎に舌を押し付けてしか吸えないから
柔らかい素材の物だと 潰れてママの乳首から血が出ることもある
そんな時はハードタイプの保護器がいい

他にも乳首が大き過ぎて口に入らないってこともある
ママのおっぱいはたくさん出ているのに吸えない赤ちゃん
そんなママにハードタイプを使ってもらって授乳がうまくいくことが多かったのに

今日職場にピジョンが新しい電動搾乳器の説明にきた
新しい製品の開発も大切だけど
長年、授乳を支えていた小さな製品の販売を中止するなんてと思ってしまった
母乳育児推進してお母さんの乳首以外赤ちゃんの口に入れないようにという啓蒙書も回って来ている
母乳は素晴らしいが しかし
病気のせいで母乳があげられないママや
母乳をあげると気分が落ち込んでしまうママだっている
母乳が出るに越したことはないけど、出ないからといって母親失格ではない
そういうママを追い詰めないで欲しいと思っている
だから、母乳がでなければ
ミルクでいいのよと
いつも言っている

今まで、触ったこともない
首の据わっていない
ぐにゃぐにゃの小さい赤ちゃんを育てるのって大変
おっぱいの所に顔を近づけても
口を開けてくれない
だけど、ベッドに寝かすと泣いてしまう
昼も夜も関係ない
ヘロヘロになっているママなのだ

搾乳器でよく絞れるおっぱいはハード保護器で赤ちゃんに吸ってもらうと搾乳器と同じくらい飲める、搾る手間がなくなり
とても楽になる

直接飲めないなら搾乳器で搾乳して飲ませるようにということなのかなぁ
1200円の保護器
12000円の電動搾乳器
企業は12000円の搾乳器が売れれば利益が上がるってことかぁ

なんか釈然としない

利益率が低くても
企業の社会貢献という意味では大きいのだけどなぁ~

ピジョンさんハードの乳頭保護器
販売してください
お願いいたします

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NIPTの説明会

2022-08-09 23:01:17 | 仕事のこと
今日職場でNIPT新型出生前診断の説明会があった
8月からうちの病院でも検査が出来るようにしたからと

お母さんの血液から胎児の染色体を分離して染色体異常があるか検査する方法
Googleで調べたら感度99%となっていた
今日の説明では、陰性の場合は99,9%正しい
陽性の場合は、染色体異常の種類によるけど40から70%くらいの確率なんだそうだ
母の年齢によってもこの陽性の場合の確率が変わる
染色体の数が本来二本づつのものが三本のところがあるのをトリソミーという
いわゆるダウン症候群の原因
13,18,21トリソミー
染色体を大きい順に並べて
13番目18番目21番目の染色体が三本あることを意味する
他の染色体が三本になると出産まで生きることが出来ないので流産してしまうらしい
21トリソミーは21番目の染色体が命の存続に影響しない部位なので50歳くらいまで生きれるという
陽性に出たら羊水検査で本当に赤ちゃんに染色体異常があるのかをしらべる
さて、問題はここから
羊水でも染色体異常があったら
生むのか生まないのか

そこまで考えているのか
正しい説明を受けてから検査をしてほしい
ので、1時間くらい時間をかけて説明をする、そして検査の結果も同じように1時間くらい時間をかけて説明をする
小児科の医師からも
もしダウン症候群の子が生まれたとしたら、どんなことが起こるのかという説明がある
そういう体制を整えて
きちんと検査を受けてもらいたいという医師の説明だった

なぜ染色体が三本なのか
通常、卵子や精子は染色体が23本持っている、受精すると23ほんが二本づつ対になって46本の染色体となる
卵子になったとき不分離といって二本の染色体を半分に分離できず、二本と染色体がない卵子に分離した、染色体がない卵子は受精できず
二本の染色体をもっている卵子は受精し胎児になるべく細胞分裂を始める
この時に二本になった染色体の場所が精子の染色体と合わさって三本になるということ
卵子の染色体の不分離は年齢を重ねると発生率が上がり
よって35才過ぎから発生率が高くなる
結果、高齢出産にトリソミーが増えるということ
だが、しかし高齢でも異常のない子のほうが多い
陰性の確かさは99,9%
陽性の確かさは低い

色々考えさせられる
トリソミーが分かって
生むのをやめる方もいる
そこまでうちの病院はお付き合いをする
その後のフォローも

この検査は簡単に受けれる
予約もなく受けれる施設もある
結果だけ、知らされて終わり
後は知らないって施設もたくさんあるので
説明の時間を取ってくれるところで受けてほしいなぁと思った


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