三年前の2月に母が亡くなった、
三年前の2月14日に、早咲きの桜を見つけて私の車に母を乗せて桜を見に行ったのが母の最後のドライブになった
母がヘルパーで行っていたお宅を姉がみたいと言うので寄り道し、満開の梅畑をみて、剪定した梅の枝をもらってきた
母が見えるようにと母の寝ていたベッドの上の蛍光灯の傘につけた、三年たってもそのまま、枯れた梅の枝が蛍光灯の傘についている
今年も梅が満開の季節
2月はちょっと うつ
冬なのにスイカが食べたいと言い出し
息子が検索して宮崎からスイカを取り寄せてくれた、一個5400円のスイカは
2月3日に届き、その後友人や従兄弟が買ってくれて、2月にスイカを食べた
夏にすいかを見ると母を思いだし、なんとなく食べれない
スイカ後遺症
2月は越せないかもという主治医の先生の言葉通り
2月28日に亡くなった
次の日は甥の卒業式だった
妹夫婦は母をみとり、母の病状を心配する事なく、卒業式に出席した
いかにも母らしいと思う
母を実家でみとることになり、郡山から姉が来てくれて、2月中旬からは妹と私は泊まれる日は泊まり込み、合宿のような日々だった、
物が食べれなくなり、大人用の補助食品も受け付けない時に、ケアマネから
赤ちゃん用ミルクは消化もいいし栄養もあるから、(赤ちゃんが育つし赤ちゃんが消化できるから)と薦められて
ヨーグルトやスープに混ぜて食べた
本当に良く効いた、よろよろしてたのにシャッキっと歩けるようになった
スイカもミルクも受けつけなくなり
腹水も吸収して亡くなった
訪問看護の方から点滴も腹水が貯まることになるからしないほうがいいと助言され
病状が悪くなっも、医学的にする事はなくなり、
最後は触診で手首80 腕60頸動脈で40という血圧の目安を教えてくれた、
2月はちょっと
うつの季節