芦屋小雁

芦屋小雁の公式ブログ

御堂筋パレード

2007年10月15日 00時31分41秒 | 俳優

 
昨日、10/14(日)、御堂筋開通70周年記念の御堂筋パレードがありました。

大昔、大阪が国際港だった歴史からはじまり、戦争と平和のテーマや大阪の復興と御堂筋開通の歴史がシンボル的なその中に、テレビの誕生のフロートがあり、当時人気番組だった「てなもんや三度笠」「とんま天狗」の二台のフロートが出ました。

ボクは、「とんま天狗」主役の大村崑ちゃんと一緒に、近藤勇蔵役でフロートにのりました。

写真は、久々に扮装をしてルンルンのボクとコンちゃん。

「とんま天狗」は、昭和34~36年に読売テレビでやってた番組。

ボクは、敵役なんだけど、毎週「やられたよ~」と殺されても必ず甦ってくる不死身の役だったんです。

懐かしいのは楽屋にあった写真のコピー。

コンちゃん、雁ちゃん(雁之助は月形役)、ボクの三人で写ってる写真。

きっと、今、雁ちゃんがいてたら、「おまえらよう恥ずかしもなくそんな格好すんなあ~」って、言われてたと思います。何でかって、あの人は人一倍シャイでっさかいに。 

今日は楽しかったです。

沿道から声をかけてくれはったお客さん、おおきにねえ!

一日警察署長さん

2007年10月13日 02時15分59秒 | 俳優


ようやく涼しくなってきました。

先日友人たちとの会話で、畑を作っている方が、今年はまだなすびが採れて、ミョウガが今出だしたとのこと、ミョウガはいつも8月の終わりなんだそうです。何かが微妙に変わってきているかも。

自然と共存度数の少ないボクなんかは、あんまり気づかないですが、そうやって自然と暮らしてる方には、少しの変化でもよくわかるのでしょうね。

さて、10/11、奈良県生駒市にある生駒けいさつ署で、一日署長をいたしました。

お写真は、本物の松本署長と馬子にも衣装のボク!

芦屋署長の任務は、幼稚園や憩いの家や商店街や銀行へ行き、防犯と無事故、人と人の絆で住みよい街づくりをお願いすることです。

お年寄りには、年々巧妙になる振り込め詐欺に注意し、戸締まりを注意して空き巣や強盗に気をつけるなどのお願い。

子供たちには、知らない人には付いていかないことや、車に気をつけて交通事故にあわないように注意することなどお願い。

商店街では、ひったくりに気をつけ、自転車のかごにはネットをかけたり、防犯ブザーを携帯していただいたりのお願い。

そんなこんなで慌ただしい時間ではありましたが、ボクをみて少しでもボクの言う注意事項を気にとめていただけたら嬉しいです。

市民の為に一生懸命働いておられる警察官の方々も、お世話になりました。重労働でしょうけど、これからも、頑張ってくださいね。

また、生駒に遊びに行きます!
ありがとうごじゃいました!!

北政所茶会 IN 高台寺

2007年10月07日 02時10分33秒 | 俳優

いや~、ご無沙汰しました。
まるで、竜宮城に行ってたごとく、お久しぶりです。

お陰様で生きております!

さて、早速ですが、10月6日のことです。
いつもボクがお世話になっております島原の太夫さんで、司太夫さんという方がいらっしゃいます。お世話になるというてもお遊びではございません。太夫さんとお座敷で遊ぶなんて、なかなか個人では大変なことでございますので、もっぱらお茶のみ友達・・・(太夫はお酒でボクはお茶)てな具合で時折いろんな事を教えていただいてます。

その太夫さんのご招待で、いつも個展でお世話になっております京都のお寺で、月真院というところがございますが、高台寺の院の一つでございまして、その高台寺の「北政所茶会」に行って参りました。

高台寺は、北政所のねねさんが、秀吉のためにお建てになったお寺でしてそこかしこに五三の桐と十六枚菊の御紋がついております。

五茶席と煎茶席、点心と喫茶券と記念品までつきました、それはそれは堪能する一日でした。

陣中席も珍しく面白かったですし、煎茶席では初めての体験をさせていただき、不調法不作法を寛大にみていただき、ご教授いただきました。

なんで、こんなに今日のボクって、言葉遣いが丁寧なの?

お母ちゃんいわく「それはね、一日中、お利口にして緊張していたセイよ。」

お茶席のご亭主さん、お願いやからテレビで見たというだけで、お正客にするのは止めてくださいね。ほんまに、緊張すんのやから!

昔、お茶を習ってたというお母ちゃんからは、冷たい目で見られるし、ええ年してんのやから、ドーンとしとき!といわれても、性格的に無理やの、足は痛いし・・・。

あっ、すいません、内輪の話で・・・。

そう、肝心なことは、司太夫がお茶を点ててくださるお席があったということです。振袖太夫とかむろのお二人をしたがえて、あれも立礼式というのでしょうか、金屏風に金のひょうたんのお釜、片面塗りの茶杓に平なつめかな?鮮やかな黄色のお水差しと蓋置き。

朝お茶席のある本堂にお入りの時と、午後3時のお退席の時と二回、太夫道中がありました。上の写真は、司太夫はいつも有名ですから、今回は振袖太夫を撮りました。

ああっ、なんて文化的な一日だったことか・・・。

京都に生まれた幸せを噛みしめたのでした。
おおきに!

お母ちゃんいわく「点心のお食事のときは確かに幸せを噛みしめたはりましたなあ~、あとは文句多かったでっせ、ほんまに。」