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遊亀公園附属動物園スタッフブログ

甲府市にある遊亀公園附属動物園で働くスタッフのブログです。
普段は見られない動物たちの暮らしをお届けします!

マレーグマに氷のプレゼント!

2014年08月22日 13時01分34秒 | 日記

みなさん、こんにちは。まだまだ暑い日が続いていますね。

甲府も連日35℃を越える猛暑日が続いています。

そこで、先日突然思い立ち、マレーグマに氷づけのりんごをプレゼントしました。

どうやってリンゴが氷のど真ん中にくるようにしたらよいか分からず、

とりあえず二日にわける作戦で凍らせてみたのですが、

ちょっとはじっこに寄ってしまいました・・・。

 

さて、設置したのは8月20日。この日も甲府は36.6℃の猛暑日でした。

いつもどおりのごはんとともに、氷リンゴを設置してみました。

寝室のとびらをあけると、まず真っ先にサンディが氷リンゴのところへやってきました。

「これなんだろー」

 

つづいてさくらちゃんも。

「なあにこれ??」

みたところ、さくらちゃんのほうが氷リンゴにご執心のようす。

爪と歯でがりがり、ほじほじしますが、そう簡単には取り出せません。

あ!さくらちゃんがリンゴに夢中になっている間に、サンディがさくらちゃんのごはんを食べています。

好物のリンゴやバナナを食べられてしまい、あわてたさくらちゃん。

氷リンゴをほじくるのはいったん中止し、とりあえずいつものごはんを食べます。

大好きなクマペレットを大急ぎで食べると、再び氷リンゴにとりかかります。

とくいの仰向けポーズで、リンゴをほじほじ・・・・。とっても可愛いけど、なんだか食べにくそうなんですけど。

そこへ再び、自分のごはんを食べ終わったサンディが、さくらちゃん分のキャベツと白菜をねらってやってきました。

このままでは氷リンゴにも手をつけられてしまうかも・・・!

そこでさくらちゃんは考えました。

「よいしょ、よいしょ」

なんと、氷を左肩にかついで、階段の上に運んでいます。

そして、一番上にのぼったところで、氷を床にガシャーンとたたき割り

見事リンゴをゲットしました~~

ようやく落ち着いてリンゴをほおばるさくらちゃん。

(このリンゴ1個のために、サンディにごはんをたくさん横取りされていますが

思いのほか、喜んでくれてよかったです

まだまだ残暑が厳しそうなので、またプレゼントしたいと思います。


最近のできごと。サマースクールを開催しました。

2014年08月11日 13時34分06秒 | 日記

みなさん、こんにちは。更新がすっかり遅くなってしまい申し訳ありません。

気がつけば季節は夏真っ盛り

今年も甲府盆地は暑いですが、動物たちも暑さをしのぎながら頑張ってくれています。

 

この3ヶ月の間にビーバーの赤ちゃんがうまれたり、

ワオキツネザルのお嫁さんがやってきたり、と嬉しいニュースがありました。

(現在、動物園ではこの2頭、ビーバーとワオキツネザルの名前を募集しています。

動物園内に応募用紙がありますので、ぜひ皆さんの考えた素敵な名前を応募してくださいね!締め切りは8月31日です。)

 

その一方で、7月13日にライオンのカエデが亡くなるという悲しい出来事もありました。

カエデはもうすぐ20才という高齢で、徐々に横になって寝ている時間が長くなり、最後は眠るように旅立っていきました。

この夏を越えられるか・・・と覚悟はしていたものの、やはりお別れは寂しく悲しいです。

これまで頑張ってくれたカエデちゃんに感謝しつつ、仲良しだったオスのレオン君が、この先も元気に過ごせるように努めていきたいです。

 

また、7月8日からは当園のケヅメリクガメのマメゾウ君が、忍野にある富士湧水の里水族館の特別展「今を生きる古代生物展」に出張にでかけています。

甲府生まれ甲府育ちのマメゾウ君、初めてのおでかけとなりました

8月いっぱいは出張していますので、避暑をかねて水族館へおでかけするのもおすすめですよ。

 

 

そして8月1、5、7日の3日間、動物園では32回目となる、「サマースクール」が開催されました。

たくさんのご応募をいただき、その中から合計94名の小学生が一日飼育係さんとして動物たちのお世話をしてくれました。

普段はオリの外から見るだけの動物たちのお部屋に入って、寝室のお掃除をしたり、エサを切って用意したり、動物の体のお手入れをしたり、とても一生懸命に頑張ってくれました。

7日のスクールにはなんと、知る人ぞ知るご当地ヒーロー「甲州戦記サクライザー」の山本博士も参加してくれました。

 子供達の誰よりもハイテンションな博士。

山本博士はサクライザースーツの開発者だけあって、本当はトラを倒すこともできるそうなのですが、

今回はこどもたちと一緒に飼育員のお話を熱心に聞いたり、

お掃除をしたり、ブラジルバクのハナちゃんにブラッシングをしたりしてくれました。

 ハナちゃんもうっとり。

博士は6月にも当園に来てくれ、サクライザー新聞にライオンの紹介をしてくれていました。 

そのとき撮影された動画に、元気だったときのカエデちゃんが写っていますので、ご紹介させていただきますね。

http://youtu.be/dYQRb_NX-DA

 

サマースクールといえば、私自身も20ウン年前に参加したOBの一人です。

当時はカバがいて、私はカバ班でした。

いつもは絶対に入れない獣舎の中に入れることがとても嬉しく、ドキドキしたことを思い出します。

参加してくれた小学生のお友達にとっても、楽しい思い出になってくれると嬉しく思います。

 

残りの夏も暑さに負けず、楽しい思い出を作ってくださいね!


ウーニー君のお引越し

2014年05月07日 14時22分03秒 | 日記

今年の2月24日、大雪あとの動物園に伊豆大島にある東京都大島動物公園から

オスのカナダヤマアラシ「ウーニー」がやってきました。

もともと、当園には2頭のカナダヤマアラシ(ムックとピンコ)がいたのですが、

ムックは昨年、名古屋市にある東山動物園へおむこさんに行き、

おばあちゃんのピンコはウーニー君が来る直前の2月18日に死亡してしまいました。

 

繁殖用のペアにする予定ではなかったものの、ピンコとの同居を予定していたため、

寂しい来園となってしまいましたが、 ウーニー君は来園当初からとても人懐こく、

おっとりとした性格でとにかく食べることが大好きです。

担当の職員は太り過ぎないようにえさを調整しています。

 

カナダヤマアラシは野生では木登りが得意な動物です。獣舎の中には大きな松の木があり、

現在名古屋へ行っているムックも、よく登っていました。(↓の丸印の位置にムックがいます)

 大雪のためにこの獣舎の整備が必要となり、ウーニー君もしばらくは仮の獣舎で生活をしていました。

このたび飼育担当者によって獣舎がリニューアルされたので、先日の4月28日にお引越しをしました。

 

それでは写真とともに、様子をお伝えしたいと思います。

まずは、体重測定を。食いしん坊のおとなしいウーニー君は、パンにつられて自ら体重計へ。

12kgありました。(ちょっと太めです)

 

本来ならば、網やケージに入れて移動するのですが、ここでもおとなしいウーニー君、

そのまま自分で歩いていってもらうことになりました。

最初はパンに導かれるまま外へ出てきたウーニー君。

外の慣れない場所ですこしとまどってしまったものの、藤波飼育員と市川飼育員が、

ヒツジを追いかけるシープドックのごとく?ウーニー君を誘導します。

 

 最後は網を使って獣舎へ。

 新しい住まいを探索するウーニー君。

よいしょ、よいしょ!

引越しをしてからかれこれ10日ほど経過していますが、いまのところ、肝心の松の木には登っていません。

ウーニー君の新しい世界が広がるのはいつになるでしょう?

新しい住まいを楽しむウーニー君に、ぜひ会いに来てくださいね。


大雪からの警告

2014年03月13日 15時41分54秒 | 日記

みなさん、こんにちは。

かなり遅めの話題ですが、大雪の影響はいかがでしたか。

 もう雪の話はたくさんだ!と思うかたも多いかと思いますが(私もその一人です)、

今回はちょっとまじめなお話と、

このような景色はこれが最初で最後と思われますので、雪景色の動物園をご覧頂きたいと思います。

 

2月15日(土)の朝の風景です。

駐車場から園の入り口までの道

 

ワラビー舎の前です。ワラビーたちは寝室内なので無事です。

 

ペンギン舎もすっぽり埋もれています。

 

ペンギンは喜んでいますか?という問い合わせを数件いただきましたが、

当園のマゼランペンギンたちの野生の生息地は暖流と寒流のまざる地域なため、

あまり喜んでいませんでした。

カメラを向けたら慌てて水中に入ったものの、大急ぎでプールから出ていました。

 

 

池もこのとおり、凍り付いています。

静まり返っていて、ちょっと幻想的ですね・・・。

 

橋の下の真ん中あたりにハクチョウが2羽います。

池が凍ってしまい、氷上を歩いています。

 

アジアゾウのテルちゃん前の案内看板もご覧のとおり。

ペンギンの募金箱も頭まで埋もれています。

 

ミニウサギの富士山も雪景色。

 

幸いなことに、動物たちや獣舎は無事でした。

基本的に動物たちは夜間は寝室に入っており、

動物によっては暖房も入っているため快適に過ごしてはいましたが、

運動場の大量の雪をかくまでは外に出すことができませんでした。

 

毎日少しずつ人力で雪を片付けていき、

3日後にようやくポニー舎の運動場の雪を掻き終わりました。

 

メーデーもシエルも、久しぶりの運動場で大はしゃぎ!元気に駆け回っていました。

 

このように、着々と雪を片付けていき・・・・

 

先日の2月25日(火)に約10日ぶりに開園できることとなりました。

 

今回の大雪で一番気がかりだったのは、動物たちのエサについてです。

当園では、数日分の野菜を蓄えて置けるだけの大型冷蔵庫がなく、

毎日八百屋さんやお肉屋さんに一日分のえさを配達してもらっています。

 

幸いなことに今回は業者さんに数日分の在庫があり、数日で山梨県への物流が再開したため、

動物たちのエサが足りなくなることはありませんでしたが、

山梨県が長期的に陸の孤島となった場合に

いかに動物たちのエサを確保するかという大きな問題が露呈しました。

 

今回は動物への被害が無く済みましたが、ゾウをはじめとする大型動物が複数いる当園、

今回の大雪はいつか来るかもしれない大災害への準備のための警告ととらえて

動物たちが安心して生活できるための準備に取り組まねばなりません。

 

 

 

 

 

 


恵方巻きをプレゼント

2014年02月03日 15時57分08秒 | 日記

みなさん、こんにちは。

うかうかしているうちに、新年最初のブログがこんなに遅くなってしまい申し訳ありません。

すでに暦の上では明日は「立春」です。

 

さて、2月3日は節分。

動物園でも動物たちに福が来るように恵方巻きをプレゼントしました。

山梨県では恵方巻きがメジャーになってきたのは、ここ数年のようです。

 

今回は動物が食べても安心な、特製恵方巻きです。

煮ニンジン、煮サツマイモ、リンゴを細切りにし、小松菜や白菜でくるみ、かんぴょうで巻いてみました。

仕上がりはこちら!じゃん!

どこからみても恵方巻きですね。

昆布巻きでもロールキャベツでもありませんね。

 

今年の恵方は「東北東」。なるべく恵方を向いて食べてもらいました。

 

まずは今年の干支、アメリカンミニチュアホースの「ボクちゃん」から。

実はボクちゃんだけは、数日前の試作品を味見してもらっていたんです。

 試作品のときは、あっというまに持っていかれてばらばらにされてしまったので、

今回は「写真を撮るまでは手を離すまじ」、とねばる私。

この必死の形相は、そのせいです。普段は可愛らしいボクちゃんです。

 

同様に、ポニーのメーデーとシエルにも。

一口サイズの恵方巻きですが、美味しく食べてくれたのでよかったです。

 

お次はベネットアカクビワラビーのサファリくん。

「なにそれ、なにそれ」

「いただきー!」ぱくっ

「・・・」

黙って食べるのがルールですもんね。

両手でしっかり持って、もぐもぐ・・。

 

さて、どんどんいきましょう、お次はブラジルバクの「ハナ」です。

ささ、どうぞ。

あっという間にお口の中へ、奥歯でもぐもぐしているところです。

 

運動場に出ているプーロにも用意していたので、あげてみましょう。

「お~い!!」

けれどプーロはハナの部屋の扉の前を行ったりきたり・・・。まさしく団子より花、いや、ハナ。

まったく興味を示しませんでしたので無理強いはせず、ではあとで食べてください。

 

さて、つぎはミニブタのビリーに。

「どうぞ、めしあがれ。」

あっという間に食べ終わり、「もっと、もっと」とおねだりのビリー。嬉しい反応ですね!

シバヤギのリンゴちゃんも、パクッ。

生後6ヶ月のこむぎは、初めての節分です。落っことさないようにパクリ。

 

そして最後はアジアゾウのテルにも恵方巻きのプレゼントです。

飼育担当の武井さんからお鼻でキャッチ。

あっというまに一口で食べてしまいました!美味しかったかな?

 

最後にもう一人見つけました!

知る人ぞ知る、動物園の隠れキャラ、「笛吹き童子くん」です。

西側を向いていますが、りっぱな太巻きをもくもくと食べているかのよう!

 

この日はぽかぽか陽気でしたが、これからまた寒い日が続くようです。

動物たちも今年一年、健康にすごせますように!