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そもそも伊丹空港の騒音問題で新空港を建設しようとしたときには、「神戸に空港はいやだ」といって、新空港建設を拒否した。
その結果として関西空港ができたのに、後出しジャンケンで神戸に空港をつくるという、どう考えても神戸市民のみならず、兵庫県民、ひいては国民に多大な負債をもたらしたこととバランスを考えて論評すべきではないですか?
わたしは関東の住民ですが、この馬鹿げた事情による各種のレベルでの負債の増加には怒りを覚えざるをえません。
いったい神戸の土建屋行政は何年たったら終わるのですか?
神戸空港に税金を使わなければ、もっと神戸の市民に有効に税金を使うことができたはずです。
さらには、神戸空港が開港したとしても伊丹空港が廃止されない限り、神戸空港の収支が黒字になるという予想はよっぽど頭の中がお花畑でない限りできないはずです。
赤字分は税金でカバーされるなんてことを喜べますか?
たしかに、神戸空港の開港は一つの「よろこばしい」かもしれないイベントではあるでしょうが、根本的に負債の元凶であるという視点を忘れてはいけないと思います。
しかし、それは東京を中心とする関東圏の話であり、名古屋博覧会が開催された中部圏でのことです。
神戸のまちの経済状況は、いまだあの震災の傷跡・ダメージが深く残り、中小の会社や商店は、まだまだ深刻な状況にあります。
そのようななかで、いよいよ本年2月16日に神戸空港が、開港します。
この神戸になくてはならない都市装置を神戸市民の皆さんが有効に活用して、全国からたくさんの方々にお越しいただき、神戸のまちの賑わいづくりの一翼を担うことが期待されています。
そして、神戸空港を起爆剤として、人・物・情報が飛び交う神戸経済の活力源として、有効に活用していかなければなりません。
と1月3日の私の「おーいぶろぐ」・「神戸の進むべき道」で述べさせていただきましたが、まさに空港建設は、震災で大打撃を受けた神戸経済の復興、雇用の確保、さらには、21世紀の神戸のまちづくりにとって、不可欠な都市装置として位置づけて推進されてきました。
その様な観点から以下の点で大きな力を発揮すると考えています。
1)防災拠点としての神戸空港
阪神淡路大震災では、市街地の道路、鉄道が寸断されたため、救援物資の輸送に航空機が活躍したのは記憶に新しい。
今後災害が発生した場合には、都心に近接した神戸空港を経由して、多くの食料、医薬品、衣類等が迅速に市街地に輸送されると期待されています。
重傷者の緊急輸送においてもポートアイランド周辺の病院や災害医療センター等と連携する等大きな役割りを果たす事になります。
2)医療産業都市
現在、神戸市では神戸空港以北のポートアイランド(Ⅱ期)内において、「神戸医療産業都市構想」を進めています。
同プロジェクトは、国の「都市再生プロジェクト」として、再生医療の臨床研究等と先端医療産業の集積を図る事で、神戸経済の活性化、高度な医療サービスを提供する事を目指しています。
神戸空港との連携により、細胞や組織の輸送、医療機器や部品の等の緊急輸送、研究者や医師、患者の効率的な輸送手段などで相乗効果を発揮すると期待されています。
既に外資系も含めて80社余りの医療関連企業が進出しています。
3)観光交流都市
私も観光交流都市推進神戸市議員連盟の観光特使として、市外に出向いた際には、神戸のPRをするよういつも気を使っています。
神戸市は観光都市として事業所ベースで市内産業の約3割が観光に関連しています。
観光は、21世紀のリーディング産業と言われており、神戸の都心に近く利便性の高い空港は、神戸の新しい交流窓口として、これからの神戸の観光やビジネスに欠かせない都市装置となりうるものと期待されています。
4)情報文化都市
神戸空港を窓口として多彩な人材が神戸に集い、企業活動や市民文化などの各分野で最新情報の発信が加速される。
空港の開港によって、例えば異業種交流による新製品の開発、新規の起業が増大されると期待されます。
以上のような観点から国の税金を投入して、神戸のまちを復興させる事に是非、全国の皆さんにもご理解をいただけますようお願いいたします。
私達は、こうした空港の必要性について、あらゆる方途を講じて市民の皆さんに理解を求めることや財政計画、需要予測、環境への影響など等、市民の皆さんが抱く不安を解消するため出来うる限りのの詳細情報の開示に努めること等、市民の皆さんの理解が得られるよう参加と対話の市政をより一層推進していくよう矢田市長や神戸市行政には議会の場でお願いをしています。
神戸市民は、「がんばろう神戸」の合言葉のもと歯を食いしばって、がんばってまいりました。
是非、多くの皆さんに愛され親しまれ、たくさんの方々が、この神戸空港を経由して、神戸のまちに訪れていただきたいと願っています。
全国、全世界の方々からいただいたあの震災時にいただいた愛と友情のお礼の意も込め、少しでも恩返しをしたいと神戸市民は思っています。
ぜひ神戸にお越しください。
お待ちいたしております。