喜久福（焼肉）

お勧め度：★★★★☆
予算　　：2000～3000円（夜）

誰でも、こっそり通っていて誰にも教えたくない目立たない名店はあるものだ。
そんな、神戸の下町の奥の奥にある焼肉屋さん『喜久福』さんへやってきた。

昭和30年代の雰囲気漂う小さなお店を、
齢を召された女将一人で切り盛りする。


一番人気の厚切りタンを山盛りご飯で噛みしめると、
50年の時差に至福のひと時。



帰り間際、他の客をほっておいて店の外まで見送りに出た女将が一言、
『今年もありがとうね。また、来年もよろしくね』



こちらこそ、
『今年一年ごちそうさんでした』



タン　　　 1000円
あばら　　　800円
ホルモン　　700円
ご飯　　　　250円×２
キャベツ、お茶　400円×２
合計　3800円（二人）

【住所】非公開（常連客が行けなくなるとの配慮より店主からNGです）
【交通】新開地駅（阪神・阪急）、神戸駅（JR）より徒歩5分
【電話】非公開
【営業】17時半から22時
【定休】月曜日

【口コミ】
　　隠れた最高の焼肉店（のぶりんのブログ）
　　幻の焼肉店・新開地　喜久福（you are my sunshine)



　★特選神戸グルメブログは、こちらです★　【お勧め一覧】　【老舗一覧】

国産牛バーガー SBダイナー（ヱスビーダイナー）＠神戸三宮

お勧め度：★★★★☆
予算　　：1150円

2010年創業、神戸三宮の北西にある国産ビーフによるハンバーガーの店「ヱスビーダイナー（SB.DINER）」へ行ってきた。



三宮界隈でしっかりとしたハンバーガーを出す店として定評がある。



ビルの2階にあるアメリカンで気軽な店内では、メジャーリーグの試合などが生中継されており、アメリカのカフェバーを彷彿させる雰囲気だ。


Wチーズバーガー850円＋ポテト増量100円

肝心のハンバーガーは、こだわりの国産牛100％。
大安亭市場内のヤマクラ精肉店のつなぎなしのパテだ。

淡路産の甘みたっぷりの厚切り玉葱などもちろん全て国産で、食材を店主自ら市場に買いに行っているこだわりが感じられる。

一緒に注文したグアバジュースも濃厚でグッドだ。

お会計　1150円
　ダブルチーズバーガー　850円
　ポテト増量　100円
　グアバジュース　200円

【住所】神戸市中央区北長狭通2-4-5 大永ビル２F
【交通】三宮駅（JR・阪神・阪急・市営）より徒歩5分
【電話】078-391-8577
【営業】11時～24時（LO23時）
【定休】月曜日（祝日の場合は翌火曜日）
【口コミ】ヱスビーダイナー神戸（平凡だけど気分上々）


　★特選神戸グルメブログは、こちらです★　【お勧め一覧】　【老舗一覧】

フレンチデリ ベル・ターブル＠神戸三宮

お勧め度：★★★☆☆
予算　　：840円（ランチ）

三宮センター街の一本南の裏通りにひっそり佇む、フレンチデリの店「ベル・ターブル」へ行ってきた。

有名フレンチ「Matsushima」で腕を磨いたシェフが作るお惣菜のお店の名前は「幸福な食卓」を意味する。



お持ち帰りコーナーの奥に5席だけあるカウンターでは、ランチボックスを食べることもできる。



この日の限定20食のランチボックスのメニューは、
鶏胸肉のピカタ、ローストビーフ、ラタトゥーユにサフランライスのピラフだ。



丁寧に作られたお惣菜はどれも、シェフの腕を感じさせる。
お持ち帰り用に作られているので、プラスチックのフォークとナイフがどこか機内食を思わせておもしろい。

お会計
　ランチボックス　840円

フォワグラのテリーヌ（約1400円）やパテドカンパーニュ（約600円）も人気らしい。是非試してみたい。
料理教室も人気らしい。

【住所】神戸市中央区三宮町1-5-11
【交通】三宮駅（JR・阪神・阪急・市営）西口より徒歩5分
【電話】078-331-5550
【営業】11:00～20:00
【定休】不定休
【口コミ】ベルターブルこんな店を待っていた（うんぼくたべるよ）
　　　　　ベル・ターブル（関西グルメ食べ歩きレビュー）


　★特選神戸グルメブログは、こちらです★　【お勧め一覧】　【老舗一覧】

厳選フレンチ リヴィエール・キャレ＠神戸元町

お勧め度：
予算　　：3,150円

創業8か月（2011年12月創業）、
元町駅の東側の通り（鯉川筋）を北に300m行き、山手幹線（生田新道）との交差点角にある、
野菜のおいしいフレンチのお店リヴィエールキャレへ行ってきた。
白を基調とした外観と木の柵は、まるでフランスの民家のよう。
爽やかながらも、カフェのようなほっこり感もあるので、入りやすい雰囲気。




シェフのお姉さん夫妻が経営する農園から届く、季節の新鮮な野菜を中心にした毎日厳選した1種類のみのコース料理をたった一人のシェフで提供するお店だ。


じゃがいもと豚肉のパテェ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　自家製パン

前菜は、じゃがいもと豚肉のパテェ。
ギュッと旨味が凝縮されたパテを口に運んだ瞬間、
フレンドリーなお店の印象を覆す格式の高さに圧巻。
お代り自由の自家製パンも期待を裏切らず、
脂っぽさがないのにフンワリとしたオリーブオイルの香りが口の中いっぱいに広がる。
一体、これからどんな料理が出てくるのか期待は未知数。


冷製ピペラード自家製ハム添え

野菜料理として、冷製ピペラード自家製ハム添え。
自家製ハムは、ソースと絡めるのが勿体ないほど味わいが深いのだが、
添えてあるキュウリのソースと合わせると、また違った美味しさが引き出される。
そして半熟と茹で卵の間の絶妙な硬さの卵にも感動。


トマトスープ

続いて温かいトマトのスープがお洒落なスープ皿に入って運ばれてきた。
上には生クリームとドライトマトがトッピングされている。
普通のトマトスープと思いきや、ベーコンの旨味がトマトの甘みを引き立てている。
一口一口、ゆっくり、じっくりと味わいたい。


キスのフリチュール

サクッと揚がったキスに、アサリとキュウリの緑色のソース添えだ。
あっさりしたキスとアサリのソース、そこにソーメン瓜のサラダを乗せると
それぞれの味が消されるどころか増幅され、とてもサッパリした舌触り。



本日のお魚料理は、
太刀魚とイカの中にホタテのムースを詰めたものだ。
濃厚なエビのソースをからめていただくが、
更にお皿の淵に散りばめられたエビのパウダーもつけると香ばしさがup!
海の幸いっぱいのプレートにおしゃべりも忘れ、しばしお料理に没頭。


フランス産鴨胸肉のロティ

香ばしい香りとともに運ばれてきたのは、フランス産の鴨胸肉のロティだ。
ソースは旬のスモモとまた格別だ。
「ナイフが良く切れますのでご注意ください」と説明を受けたナイフを入れると、
綺麗な赤身の断面が顔を出す。
口に入れるとジューッっと肉汁が溢れ、とてもジューシー。
オレンジソースが多い鴨だが、やはりスモモを合わせるところがたまらない。
また、どの料理も、ソースと料理が同時に食べ終わる。
味どころか量までもピッタリあうというのも、さらにビックリ。


新しょうがのブランマンジェ

デザートは、生姜のブランマンジェ。
生姜のシロップ、ベリーのジャム、自家製マーマレードが添えられている。
右側のピンク色は、ミョウガのシャーベットだ。
カリカリの薄焼きクッキーにもみじん切りの生姜が入っており、とても香ばしい。
スッキリしたブランマンジェは、ミョウガのシャーベットと一緒に、
またそれぞれのソースと共に、など、一匙ずつ違った風味が楽しめる。



サッパリと食後のアイスミルクティーとともに楽しむ。

斬新にも関わらず、あたかも昔からあったかのような素材のハーモニーに、
ただただ驚きを隠せず、脱帽するばかり。
季節ごとに素晴らしいイマジネーションが繰り広げられという期待を胸に、
絶対定期的に通いたいお店。
久しぶりに見つけた名店だ。




お会計（二人）6,300円
　ディナーコース　3,150円×2

PS；上記は2012年当時の価格。2014年現在、ディナーは4200円でワンドリンクオーダーが必要です。

【住所】神戸市中央区下山手通4丁目7-14
【交通】各線　元町駅　徒歩4分
【電話】078-321-2811
【営業】月～土11:30～13:0017:30～21:00(ＬＯ)
【定休】日曜、第二月曜定休（祝日の場合翌月曜休）
【口コミ】抜群のコストパフォーマンス・リヴィエールキャレ（Wooty's Kobe Freak)
　　　　　リヴィエールキャレとカフェ（美味堪能）
　　　　　リヴィエールキャレ（rocotiaraのブログ）
　　　　　リヴィエールキャレ（サントリーグルメガイド）
　　　　　riviere carre：リヴィエール・キャレ（お店のHP）


　★特選神戸グルメブログは、こちらです★　【お勧め一覧】　【老舗一覧】

イタリア料理 グローブガーデン・ナーノ＠神戸三宮

お勧め度：★★★☆☆　【2018年5月閉店】　西神中央店のみ営業中。
予算　　：1,575円

三宮のセンター街の一本南側の大通りに面したイタリア料理店「グローブガーデン・ナーノの三宮店(globe garden nano)へ行ってきた。



一階の入り口から階段を上って、受付のある2階のフロアにたどりつくと、広々とした店内は、ランチのお客さんでほぼ満席。
店内は、石や古木を使ってイタリアの家庭的な雰囲気を醸し出している。



お得なペアランチを注文。
ピザとパスタが両方食べられ、デザート付のセットだ。



まずは、こんもり盛られたサラダを二人でシェア。
赤じゃが芋とブロッコリーのサラダに、枝豆のフリッタータ、甘みがギューッとつまったトマトなど。
サラダを口に運びつつ、次のパスタに期待が高まる。


地鶏と枝豆のクリームソースのペンネ

2種類の中から選べるパスタは、地鶏と枝豆のクリームソースを選択。
チーズのコクがきいているクリームソースが旨い！！
ペンネの食感も絶妙で、シェフの腕を感じる。
パスタはフォークのみだったので、ソースを最後まで堪能できなかったのが残念…。


マルゲリータ

選べるピザは、王道のマルゲリータを選択。
お店の1階に焼き釜があり、出来立てアツアツをテーブルへ運んでくれる。

ナポリ風の、薄焼きの外がパリパリのピザは、焼き釜ならではの歯触り。
うーん、ナーノへ来たら、やっぱりピザは外せない！



デザートは、洋ナシのシャーベット、ガトーショコラ、フルーツ。
シャーベットはサッパリとして、ガトーショコラは濃厚。

最後はミルクティーでほっと一息。

お会計（二人）3,570円（税込）
　ペアランチ　3,570円（サラダ、パスタ、ピザ、デザート、ドリンク）

【住所】神戸市中央区三宮町1-4-4　木口ビル1・2階
【交通】三宮駅から徒歩5分
【電話】078-327-3351
【営業】11時～22時
【定休】月曜日

【口コミ】
　大箱イタリアンですが、お味とサービスは繊細（なんとかなるさ）
　神戸三宮グローブガーデンナーノ（食べ歩き放浪記）
　グローブガーデンナーノ（おあがりなさいいただきます）


　★特選神戸グルメブログは、こちらです★　【お勧め一覧】　【老舗一覧】