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ANOTHER PLANET

与太話とマンガ。ホームページへのリンクはBOOKMARKにあります。

商品名は「L'Oreal Men Expert」

2005年04月22日 08時45分38秒 | まちがったらゴメン英会話

久しぶりの英語バナシは、BBCの「Magazine」のコーナーから、Spectator誌に男性用しわ取りクリームの広告が「ついに出た!」という記事です。(抄訳)

Welcome, men, to the challenges faced by women for years. Now you, too, must stand mystified at the cosmetics counter, pondering a small jar of wrinkle-reduction cream that can cost as much as a decent night at the pub, and ask is it worth it?
 男性諸君!女性達が何年もの間立ち向かってきた試練の場にようこそ!
 今こそあなたも、呆然として化粧品売り場のカウンターの前に立ち、パブで一晩楽しむのと同額の小さなしわ取りクリームのビンを見つめながら、熟考し、自問しなければならない。はたしてそれだけの価値があるのだろうかと・・・。

"Gay men were more savvy about grooming because they're more concerned about appearance," says Henry Farrar-Hockley, Esquire magazine's grooming editor. "But all men are starting to realise that they need to bother."
 「ゲイ達は我々よりも外見を気にするから、美容については心得がある。」エスクワイア誌の美容エディター、ヘンリー・ホックリー氏は言う。「しかし今では全ての男性が、何かしなければと思い始めた。」
 ****またひとつ「境界がなくなる」わけですね。

・・・the received wisdom that while women need to stay looking young, men's looks actually improve with age. After all, a few creases never did Sean Connery or Robert Redford any harm.
 ****笑って許してあげようという感じのムシのよさ・・・・かな?

 実際には、女性でもシワ取りクリームを使っている人は少ないと思います。値段が高そうですからね。
 以前あるイギリス人男性は、コラーゲンの皮下注射が「効くよ~」と(日本語で)言っていました。

"crap" says Marcelle D'Argy Smith, a former editor of Cosmopolitan magazine.

 ・・・・いろいろなご意見があるようです。

星占い

2005年03月23日 09時03分48秒 | まちがったらゴメン英会話

今日の「まちがったらゴメン英会話」は星占いの話題です。

Guardian Unlimited の冗談のコーナー、「Notes and Quireries」に、こんな質問が読者から寄せられていました。
Astrology. It's all a load of rubbish isn't it?
「星占いって、ガラクタの集大成じゃない?」
イギリスの方からの質問です。

ロンドンのTomさんからのまじめなコメント、
It is a matter of faith. You can't scientifically prove or disprove it! Just like a religion really.
「それは信心のモンダイ。だれも科学的に証明することもできなければ、否定する事もできない。ホント、宗教みたいに。」

スコットランドのJaneさんは
I don't believe in astrology. Capricorns never do.
「私は星占いなんて信じないわ。山羊座はみんなそうよ。」

ブリストルのPaddyさんは、地方紙の星占い欄を読んで・・・
Yes - particularly if you know the astrologer in the local paper - mine last week was (Sagittarius) "You are overweight and often insist on wearing a silly hat".
「そう(ガラクタの集大成)。特に地方紙の星占い欄がどんなものかを知ってるとね・・・。先週の私(いて座)の運勢ときたら、『あなたは太りすぎで、その上しょっちゅうヘンな帽子をかぶりたがります』!!!」

ロンドンのMarkさんは、まじめに分析しています。
「星占いは、ヒットラーがロンドンの爆撃や大虐殺、ロシアへの侵略、または犬の散歩をするのに良い日和を選ぶために、好んで使った方法だ。」
Most of this rubbish will tell you exactly what you want to hear. People have an infinite capacity for denying that they bear any responsibility for their own actions, astrology is merely one excuse! 「これらのガラクタのほとんどは、あなたが聞きたい事を聞かせてくれる。人間は自分自身の行動の責任を取らないという点については、無限の能力を持っているから、星占いはその言い訳のほんの一部にすぎない。」


というわけで、今日のお題は、
1) 「It is a matter of ~」 いろいろに使えます。例えば・・・
   It is a matter of money. = 金の問題だ。
  話がややこしくなりかけた時に、「ビジネスライクかつ合理的に行こうぜ。」という気持ちでパシッと。

2) 「exactly what you want」 = これこそが、君の求めている~
   That's exactly what I wanted to hear. = それが聞きたかった→よくぞ言ってくれた!
   That's exactly what I mean. = そう、まさにそういう意味!
 かなり応用がききますし、これらの言い回しを聞くことも多いと思います。
 あいづちとして「Exactly!!」なんかも、「まったくその通り!」という気持ちを込める事ができて、お試しの価値ありです。

いいのかな?

2005年03月17日 09時37分14秒 | まちがったらゴメン英会話

 今日は久しぶりの英会話のお稽古です。教材は TimesOnLineの「The Ethicist」。読者からの相談に答える記事です。
 
 3月11日の相談:ベジタリアン・レストランで働くMikeさんより。
 「自分の食事を職場に持参するのですが、なにしろ職場がベジタリアン・レストランなので・・・・・・・・
 Is it OK for me to munch on flesh?」
 
 「(みんなの前で)肉を食べてもいいでしょうか。」です。
  「eat」でなくて「munch on」なので、ベジタリアン達の目の前でムシャムシャと肉を食べる様子が分かります。
  「meat」ではなくて「flesh」という言葉を使っているのは、これが宗教の問題であって、栄養の問題ではないからだと思います。
 それに対する回答者の答えはごく穏当なもので、「他人の信仰を尊重しなさい。私はユダヤ教徒ではないのでシナゴーグで礼拝こそしないが、かと言ってポケットにポーク・パイを入れてそこに行くような事もしない。」でした。

 *今日のお稽古のポイントは「Is it OK for me to ~?」です。

 許可を求める言い方にもいろいろありますが、この「Is it OK for me to ~ ?」の特徴は・・・・・・
 例えば「May I smoke?」の場合は、「(今から3秒後に)タバコを吸ってもいいですか?」になりますが、「Is it OK for me to smoke?」だと、「(お医者様に向かって)私はタバコを吸ってもいいでしょうか(これから先ずっと)?」と言うような意味になります。(ただし、「Is it OK ~」は、どちらの状況でも使えます。) 
 つまり、「許可を求める」というより、「何々という行為はしてもいい事なのだろうかを聞く」といった感じです。
 
 どうしていいかを聞きたいのだけれど、適切な丁寧さがよく分からなくて「May I ~」か「Can I ~」か、はたまた「Do you mind if ~」かで困った時は、この「Is it OK ~」などいかがでしょうか。
 この言い回しのちょっとした理屈っぽさが、非日常会話的雰囲気を醸し出しているスキに、言いたい事を言ってしまう作戦です。

梅見頃~♪ハア~チトシャン♪

2005年03月08日 09時04分32秒 | まちがったらゴメン英会話

 (↑変に浮かれたタイトルで、何事かと思われたかもしれませんが、こう見えてもKobantoは正気です。)
 
 最初、この句は「トンビが鳴いたから、梅見の頃っていうことかなあ」と思っていました。
 そして、なぜ歳時記に載るほどの句なのかは分からないけど、トンビの写真も撮ったことだし・・・という理由で、これを使うつもりでいました。でも説明文を読んでみたら、「近世までの梅見は、男女が逢う機会であり、艶っぽさがあった。」と書いてあります。そのつもりでこの句を読んで見ると・・・「あれは鎌倉山の梅見の頃・・・」という意味のような気がしてきて、なかなかいいカンジです。
 作者の武原はんさんはたしか日本舞踊のダンサーで、80歳か90歳になられるまで、現役で踊られていた方だと思います。「さすが」の句なのではないでしょうか。

 ついでに英会話を少々。(大番頭さん、ご安心なされィ。手加減してしんぜましょうぞよ。)
 
 上の写真でトンビ君が「Where is my lunch?」と言っています。(レッスン・ワンの文型ですね。)
 彼の場合は「私の昼食はどこ?」と「在り処をたずねている」のですが、現実に人間社会でこの疑問文が発せられたら、それは
 「あるべきはずの私の昼食が、まだテーブルの上にない。いったいどこにあるのだ。」
 ↓
 「早く作れ。」
・・・・・と、いう意味で、ランチを催促する言葉です。

 したがって、「Where is your money?」は殆どの場合、「あなたのお金はどこですか?」ではなく「お金を出しなさい」です。
 ぐずぐずしていると、痛い目に会うかもしれません。的確に相手の意図を察しましょう。


花粉の時期に なりにけるかもね

2005年02月24日 08時39分45秒 | まちがったらゴメン英会話

 26.7m/sの風とともに「the worst hay fever season in 10 years」がやって来ました。
「まちがったらゴメン英会話」、今回は「The Asahi Shinbun」が材料です。

 花粉症を取り上げた記事の中から、その症状を言い表す英語を拾ってみました。

 sneezing=くしゃみ(音がいかにもグシュグシュしてますね。)
 runny noses=鼻水(「走水」なんかの「走る=run」の感じでしょうか。)
 itchy eyes =かゆい目*訂正箇所あり。下のほうを読んでください*

「杉花粉アレルギー」は「cedar pollen allergies」。「allergies」は「アレジーズ」と発音します。また、たくさんの人のアレルギーのことを言っているから、複数形なのだと思います。

「city dwellers suffer more than residents of rural areas,」
都市に住む人たちのほうが、田舎の住民より花粉症に苦しんでいる・・・とは知りませんでした。

ちなみにこの記事の見出しは「A nation sneezes」日本民族全体がいっせいにくしゃみをしている感じです。
けっこう現実味がありますよね。


*今朝この記事を最初に投稿した時に、動詞「itch」を使った文例を載せましたが、どうも何かヘンだなあと感じていました。お昼頃、道を歩きながらふと「ああ!そうだ!」と考え付いて、急いでその文を削除しました。それはこういう事です。
 実際に私は片方の目がかゆくなる事がおおいので、「eye」と単数にしたのですが、もちろん人間には目が複数個あります。そのため「目」といえば「eyes」と複数形になるのが基本で、片方だけが対象になる場合は、「right」か「left」をつけるのが通例になっています。
 「my eye」は間違いではありませんが、場合によっては「Do you have one eye?」とからかわれる可能性が高いです。
 また、「itch」は「まさにその瞬間にかゆい」わけなので、現在進行形が正しいと思います。日常では「itchs」で通じてますけど。*