今日の「まちがったらゴメン英会話」は、豪華客船に乗り込んじゃった場合の服装についてです。
「冬はユニクロのフリース、夏はTシャツと短パン」を貫いている私たち(って、だれの事?)ですが、豪華客船に乗り込んでしまったらそうはいきませんね。「Do I look strange?」と心配しながらキャビアを食べるのは、きっとなかなかつらいものだと思われます。(知りませんけど)
TimesOnLineには「Modern Manners」というコーナーがあって、Philip Howardという人が読者から寄せられたcontemporary etiquetteに関する質問に答えています。
2月14日付けの記事に、あるオジサマから「豪華(とは言ってらっしゃいませんけど)客船で旅をするのが趣味なのですが、実は服装について・・・」という質問がありました。
「I have preferred a conventional dinner suit, black jacket with black tie and a white breast pocket handkerchief. 」だけど、最近カリブ海に行く事が多いので・・・(お忙しい方のようです)「・・・white shawl collar tuxedo の方が確かに涼しい。しかし私としては・・・(あーでもない、こーでもない)・・・」で、「古臭く見える事なくスタンダードを保つにはどうしたらいいでしょうか。」
Philipさんの回答の最後に、こうありました。
「A black tie is still the most elegant option.But we must take care not be mistaken as attempting a James Bond impersonation for the captain's fancy dress evening.」
たしかに、「ジェームスボンドの扮装をしてるおじさん」に見えちゃうのはマズイかも。
さて、「prefer」という単語はぜひ憶えておきましょう。 「どちらかというと、こっちだなあ。」という、あいまいな気持ちを表現できます。ニッポン人にはなくてはならい言葉ですね。
「私はこっちを prefer だけど、あなたがイヤならアッチでも・・・。」「えっ?私はイヤじゃないのよ。ただどちらかと言えばコッチをpreferかな。でも、いいのよ、気にしないで。」「じゃあ、ソッチにしましょ。」「そんな!アッチでもいいって言ったじゃない。」・・・てな具合に延々と続いて、永久に結論が出ないのが、日本の「convention」といったところでしょうか 。
(コメントの入れ方です。ヨロシクオネガイシマス。)
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