ANOTHER PLANET

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なんでもシュール

2009年09月20日 20時38分22秒 | 俳画・・・のようなもの

もちろん本当は、「友の夏帽が新しい」「海に行かうか」なのだと思います。

たまたま、夏帽が「新しい海に行こうか」と言っているように読んでしまったので、ちょっと絵にしてみたのですが・・・、案外、作者自身もそういう誤読を想定していたりして・・・。
シュ-ルレアリストと言ってもいいような感じですよね、尾崎放哉って。

かの有名な

   咳をしてもひとり

・・・は普通の日常生活をしている人の感じですけど、  

   蜥蜴の切れた尾がはねてゐる太陽

・・・は、シュールレアリストですよね。

 と、言いつつ次の飯田蛇笏(ナチュラリストの普通人のはず)の句を見てみると

   生き疲れただ寝る犬や夏の月  

・・・いきなり「夏の月」というところが・・・、なんだかこれも「シュール」に見えてきました。



俳句って・・・・・