とこやの3階から。

日々思うことを、あれやこれやとつづっていこうと思います。毎日どんどん過ぎていくけど、ときどき振り返ってもみたいから。

大学生との飲み会

2006-05-01 01:00:26 | 食べる女
まえに話していた大学生との飲み会に行ってきました。感想としては、意外に楽しかった、です。
というのも、大学生っていったら、もう10歳前後離れてるからジェネレーション・ギャップ全開で「なにを話したらいいんだろう??」な嵐だと思ってたんだよね。でも案外お話できました。よかったぁーと一安心。
とりあえず最初はおとなしめにいってたんだけど、常にストレート直球勝負の私にそんな覆面が長くもつはずもなく、けっこうしょっぱなから7割方くらいまで出してしまいました。それでもみんなやさしい人たちで、ちゃんと相手してくれたのには感謝。そして、あんまり突っ走らない突っ走らないようにと気をつけながら会話を楽しみました。
その塾バイトのOBの子たちもきてて、会社の話したり、会社での人付き合いについて共感しあったり、これからの仕事論とか人生観とか、なんだかんだ話しつつ、ときどきつっこみつつしてたらあっというまに10時過ぎてた。最近の女子大生は遠目からも(もちろん近くから見ても)キラキラしててまぶしかったです。いや、本当に。華やかでかわいくて、しぐさのひとつひとつもかわいらしかったです。ここまで自分と違うと競争心のかけらも浮かばなくて、ただただ「かわいいなぁ…」と感心してました。で、若い男の子たちはだいたいそっちの可愛い子達のほうに偏ってました。気持ちわかるよ、ホント。
それでもいろんな人と話ができて楽しかった。全体的にみんな素直でいい子ばっかりだったと思う。やっぱり話の合う子はある程度歳の近い子だったけど、それでも他の子たちもちゃんと(?)会話できたし、いろんな考え方に触れられておもしろかった。さいきん就職先が決まった男の子が、仕事一番じゃなくて、スローライフ的な、「自分の時間優先」っていう考え方を持っていたのにはけっこう驚いたかも。そのために福利厚生のいい、それほどガチガチじゃない会社を選んだことについても、「考えてるなーしっかりしてるなー」って思った。
自分は、自分のやりたいことやって自分の好きなやりかたで日々過ごしていきたいって思ったらこのまま日本でやっていくの難しいってほぼ8割がた諦めてたから、おんなじような生活観をもっていてとくに違和感なく(かどうかは聞いてないからわからないけれど)日本国内での生活を考えている人がいるんだなーってのは、ちょっと目からうろこものだったかも。なるほどなって思った。
あと気づいたのは、塾講師してるだけあって、人あたりがよかったり、(いい意味で)人に慣れてたり、人相手の仕事が好きって人がけっこういたってこと。教師って結局はキャラ売りなところがあるから、その人の人格やその見せ方が印象を左右するし、その「印象」こそがけっこう大事だったりすると思う。いっしょに話していて楽しい人、もっとその人の話を聞きたいなって思わせる人、いっしょにいるとなんとなく居心地のいい人、その人の言うことが(なんでだかはわからないけれど)意味のある言葉のように感じさせる人、そういう人って友達としてもほしいと思うし、先生として(塾で)隣にいたら勉強もしてみようという気になるかもしれない…そんなことを考えた。だけど、おんなじように「いっしょに話していて楽しい人」でも人によって与える印象って全然違う。それぞれによさがあり、味がある。それって受け手によっても感じ方は変わると思う。あぁ、こういうのってやっぱりおもしろいなぁって思った。人と話すのはホントおもしろい。毎回発見があるし、「あぁもうちょっと話したかったのに」とか思ったり、同じ人でも「え?こんな面もあったの??」ってこともある。話してみなきゃはじまらない。そりゃもちろん、合わない人もいる。
まぁそんなこんなで、人をむやみにカテゴライズして「食わず嫌い」になるより、なんでも顔出してみて人と話してみるもんだなーって思った。それにしても、きょうは初回なのに素を出しすぎたかもしれない。すっかりキャラが定着してしまったようだ。まぁいっか。昔から取り繕うのは得意ではないけれど、メルボルンに行ってからその傾向がさらに強くなったように思う。だいたいにおいて「素」。相手にする人たちは大変だろうけど自分はそのほうが断然ラクだから、こりゃもう、慣れてもらうしかない。よろしくお願いします。
まぁでもやっぱり、自分が一番年上ってのはなんかちょっと多めに気を遣う。自分が一番下っ端時代が懐かしい。ラクチンだった。気を遣わせないよう気を遣うってのはけっこう難しいよね。でも、いつまでも気のおけない友達だけといるわけにもいかないしそんなこと不可能だから、そういうのもボチボチ学んでいかないとなぁと思った。まわりにも気を遣わせないで自分もそれほど疲れない方法を。
面倒なことも多いけれど、やっぱ人間相手好きなんだよねー。こりゃ性分だな。

最新の画像もっと見る