とこやの3階から。

日々思うことを、あれやこれやとつづっていこうと思います。毎日どんどん過ぎていくけど、ときどき振り返ってもみたいから。

閉じるのにちょうどいい。

2014-02-07 00:52:32 | つれづれ
ここのところ落ちてて、きょうはそんな気分にちょうどいい天気だった。
もう授業は終わったんだけど会議のために職場へ。笑っちゃうくらい真っ白で、別世界みたいだった。バス停にいるときも雪は降ってたんだけど、学校についたら一面真っ白で、地面の色なんてぜんぜん見えなくて、木々も真っ白。オフィスはキャンパスの一番奥だから、オフィスに向かう道も足跡ぜんぜんなくて真っ白。
雪なのに朝からくしゃみ出てて花粉飛ぶのか??なんて思いながらマスク姿で登校。顔はあたたかいし、閉じた感じがちょうどよくてなんか落ち着いた。閉じてる気持ちのときは物理的にも閉じたとこにいたほうが心が落ち着くらしい。コートの前もあごまであげて、大きめの音出してイヤホン耳につっこんで、しんしんと降り続ける雪のなかを歩くのはよかった。明るくも暗くも無理してなくて、ともかくちょうどよかったのだ。そのままオフィスでもマスクしてイヤホンして会話試験採点して、ストールもぐるぐる巻きにして。前髪が長めにあるのもちょうどよかった。顔があんまり見えないおかげでちょっと落ちついた。ただでさえ没頭するのにそんなんでさらに没頭して、誰かが話しかけても目の前で手ふられないと気づかないくらいだった。

なんかもう、自分に嫌気がさしてる。どうしてこうなんだろう。昔のことを思い返してみてもおんなじことの繰り返し。結局わたしが悪い。自分に問題がある。だからこうなんだ。まぁこんなときだからだろうけど、思い出すのはおんなじような場面、おんなじような心境、おんなじような状況のとき。なんで自分ってこうなんだろう。頭おかしいみたい。

そんなときでもまわりの人たちは優しくて、優しいことばやら笑顔やら気遣いを向けてくれる。だからちゃんと見れない。人の変化に敏感ですぐ気づく友達には、無理してこっちから話しかけてみたけど、見た感じ気づいてなさそうだったけど、もしかしたら気づかれてたかもしんない。だったらどうかそっとしておいて、と心の中でしずかにお願いしてみる。労られなんかしたらますますいたたまれない。責められたりしたらどうだろう。言葉にしなくても、そういう目で見られたら。考えただけでめまいがする。どうしたらいいかわからない。とりあえず、そうじゃないと思っておこう。じゃないと今は無理だ。
お天気も、ちょうどよく、そっとしておいてほしい。お日様は出てないほうがいい。できれば空気中になにかあったほうがいい。そしたら自分の占める割合が小さくなってなんだかまぎれそうだから。雨だったらあんまりたくさん降らないほうがいい。勢いのある音はちょっとそぐわない。負けちゃいそう。しっとりしてる雨もいいけど、音もなくしんしんと降り続ける雪のほうがちょうどいい。できれば積もったほうがいい。ぜんぶ雪で覆われて、色とか音とかそういう鮮やかなものが見えなくなってくれるのはいい。ほっとする。きれいに閉じ込めてくれたみたいで。そうじゃなかったら、吹雪とか暴風雨とかでもいい。カンカン照りよりずっとマシ。

そんなんで食欲もあんまりなかったんだけど、まともに食べないと動くのがしんどくなって仕事に差し障りがあるから食べるようにした。じゃないと、やるべきことがやれない。やるべきことがあるほうが何にもないより何倍もいいから、これはきっといいことなんだろう。
あーやっぱり逃げること考えてる。嵐が過ぎ去るのを待ってる。いっつもそう。正面突破は基本的に苦手。不都合なことがあったら、たとえそれが自分が起こしたことであっても、ひっそりと何かのかげに隠れてそのときが終わるのを待つ。積極的に解決するとか、できる日が今後訪れるんだろうか。謎
まぁ、きっと、しばらくしたらここも抜けるんだろう。あとちょっと、息をひそめてがんばろう。あしたもちょうどいいお天気でありますように。おやすみなさい。

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