大同大学-高森裁判 経過ブログ

「ペンネーム使えますか?」
問い合わせただけで契約を解除された高森が、支援者とともに裁判を闘うドキュメンタリー。

第2回公判 弁論準備手続き

2009-05-14 01:40:19 | 裁判の経緯
前田さんから昨日の裁判の様子が届いています。

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 昨日12日は、裁判所で第2回目の手続(弁論準備手続)が行われました。大学側は弁護士3名と事務方が3名、原告側は傍聴3名と少なかったものの、竹内弁護士から鋭く追及していただきました。
 今回は、非常勤講師採用に関する学内手続とその対外的な効果が問題となりました。今回大学側が出してきた準備書面では、非常勤講師採用の手続についての規程とフローチャートが出されました。そこでは非常勤講師の資格の審査に関する内部手続の手順について示されており、どのような基準で審査するのか、そこで誰が権限をもつのかなどが問題になりました。そこで大学側は、今回問題となった「環境を科学するⅡ」の非常勤講師採用において、今回問題となった段階は候補者をリストアップする段階であり、高森さんは単なる複数の候補者の一人であるにすぎず、この段階で候補者から外したにすぎないと主張をしました。この点について「非常勤講師の候補者はつねに複数なのか」とする質問に対して、「多くは紹介を通じて行うので、一人のこともあれば複数のこともある」という回答がありました(ほんとうでしょうか。どうもよくわかりません)。これらの点につき、次回の手続で、大学側の教授会や教務委員会の議事録などが出てくると予想されます。
 なお、大学側準備書面に記載されていた「論点」として、大学の非常勤講師の契約関係が、「請負または準委任に近い」うんぬんという箇所がありましたが、この点に関し竹内弁護士から被告側に確認したところ、労働契約であることを前提とした審理を行うということで、裁判官の判断で、論点群から消えることになりました。

 次回は6月2日10時からです。どうか、多くの傍聴をお願いします。


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