最近なにかと話題の「エコタイヤ」
しかし、各メーカーより発売はしているものの比較対象が自社品なので
性能差が分かりづらい
ってなことで社団法人日本自動車タイヤ協会(JATMA)が
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転がり抵抗性能とウェットグリップ性能の両性能に対し
グレーディングシステム(等級制度)に基づく表示を行い、情報提供を段階的に開始します。
* 開始時期 ; 平成22年1月以降
* 対象タイヤ; 消費者が交換用としてタイヤ販売店等で購入する乗用車用夏用タイヤ
http://www.jatma.or.jp/labeling/outline.html
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ラベリング制度はエコタイヤ(低燃費タイヤ)に関してだけなのですが
どうして「転がり抵抗性能」「ウェットグリップ性能」なのかというと。。
転がり抵抗が少なくなると路面との摩擦が減少するので、 特にWET(濡れた路面)でのグリップ性能への影響が非常に大きいからです。
要するに、
「転がり抵抗が少なくなって燃費がよくなっても、ブレーキ性能が悪くなっちゃダメだよ」ってことです
転がり抵抗は係数が少ない順にAAA(トリプルエー)~Cの5段階
ウエットグリップ性能はa~dの4段階でタイヤのラベルに表示されます
こんな感じで
今春のタイヤカタログに記載されてるのはダンロップだけですが、
ブリヂストンもハンドブックには記載されてます
来週からは国内全メーカーのカタログに記載されます
尾花沢市/ タイヤショップ北部
※ちなみに「低燃費タイヤ」と名乗って良いのは
転がり抵抗係数がA以上でウェットグリップ性能がd以上のタイヤです