油屋種吉の独り言

日記や随筆をのせます。

若がえる。  (8)

2024-01-23 22:30:18 | 小説
 Mに親近感を抱いたのだろう。
 自らの祖父に語るごとき調子で、彼女は間
もなく身の上話を始めた。
 まるで立て板に水のよう、自分の姓名や出
自、その他もろもろのことをMが問う必要も
ないほどにしゃべった。
 それ相応にMも受け答えをした。
 その姿は誰が見ても、本物の祖父と孫娘と
見間違えたろう。
 ふたりの会話は弾んだ。
 あずさが大月駅にすべりこんだのもふたり
して気づかなかったくらいだった。
 Mがちらっと右手に視線を走らせ、
 「あっ、ここはひょっとして、大月?そう
だ、さっさとおりよう」
 「すみません、わたしが話に夢中になって
しまったのがいけなかった」
 「いそごう。あずさの停車時間は短いぞ。す
ぐにでも発車する」
 Mは彼女の右肩にそっと触れた。
 彼女はちらと振り向いて、笑った。
 「なんとか間に合ったね」
 「良かったです。間に合って」
 ホームでふたりして笑った。
 「ちょっと待って、B子さん」
 女子学生を、Mは親し気にそう呼んだ。
 「Mおじさま、何でしょう」
 「ありがとう。名前で呼んでくれて」
 しばらくMは周囲に視線を泳がせた。なつ
かしさがMのこころに押し寄せてくる。
 岩殿山が右手にある。
 その威容は昔のままだ。
 (この山はいつまでも、おれにとってはお
んなじ、まるで横綱。しこを踏んでるみたい
に見える)
 おもむろに、Mは茶色っぽい上着のポケッ
トから細くて長いチョコの箱を取り出し、彼
女に手渡した。
 「あっ、それって好きなんです」
 一瞬、Mは煙草を吸いたいと思い、上着の
ポケットに手をのばした。
 しかし途中で吸うのをあきらめた。
 ひんやりした風が谷間を通り過ぎてくる。
 Mのからだがぶるっと震えた。
 「何ですの?」
 「いや、お嬢さんにはわからないこと」
 「わたし、お嬢さまじゃないですわ」
 彼女はMの顔色をうかがった。
 「たばこ、でしょ?」
 「ううん、まあね。でもいいんだ。いくら
旅の恥はかき捨てといってもね。今は受動喫
煙だのなんだのと喫煙者は住みづらい。いや
はや。もろにあなたの前で欠点をさらけだし
たもんだ」
 「旅先でくつろいでいらっしゃるのだもの。
少しくらいいいんじゃないでしょうか。でも
喫煙室かどこかでお願いします。わたしたば
こ吸う人って大きらいです。けれど、おじさ
まですので、許します」
 「まいったなこれは。ありがとう。おれっ
て変な癖があってね。盆正月なんぞにときた
またしなむんだ」
 Mは口もとに苦笑いを浮かべた。
 (あぶない、あぶない。もう少しで彼女に
きらわれるところだった)
 Mは腰をまげ、ホームにおろした自分のカ
バンの取っ手をつかんだ。
 彼のかみさんが、風を通さない上着をひと
つ、バッグの中に入れたのを思い出し、
 「さあ、行こうか」
 彼の声が弾んだ。
 「ええ、はい。急に元気よくなられて、ど
うかなさったのでしょうか」
 「いや、なんでもない。大丈夫です。ええっ
と富士急線のホームは?」
 「こちらです。ついてきてください」
 「ありがとう」
 MはT市があると思われる方向を眺めた。
 赤や黄色とカラフルな山々は、それだけで
すばらしいけれど、いま一つ物足りないよう
に思えるのはどうしてだろう。
 昔も今も、この辺りはこんなふうだったの
かなといぶかしんだ。
 高尾あたりから、山また山の間を縫うよう
にして特急あずさが心地よい走りをつづけて
来た。
 Mはできることなら、そのままずっと乗っ
て行って甲府盆地を見たかった。
 狭すぎる山あいが、Mをして、窮屈な気分
にひたしていた。
 MがT大文学部英文学科を卒業したのが二
十二歳だから、それから四十一年という歳月
が過ぎ去っている。
 若くて将来に対する夢があったから、これ
ほどの山あいで、勉学にはげむことができた
のだろう。
 あえてふたたびここを訪れ、昔むかしを追
体験する。
 そのことでひょっとしたら、今の自分のマ
ンネリ化した生活のカラを打ち破れるかもし
れない。昔の熱情のかけらを呼び起こすこと
ができるかもしれないと思う。
 田舎だから住む人が少なく、文化の香りが
薄いだなんて、あげつらうことができるだろ
うか。人と人との結びつきが強い。
 街には街の、人口が多すぎて困る面が多々
ある。他人ばかりの街は当然、情けが薄い。
 勝手にしろとばかりに、人を突き放す。
 若い人だけでなく、年老いたものも、何か
をきっかけに、こころを燃やすことができる
はずである。
 要するに気力がものを言う。
(よしっ、そうと決めたら、いさぎよく煙
草をやめよう)
 ただちにMはいったんはポケットにしまっ
た赤い煙草の箱を駅のくず入れに投げ込んだ。
   

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若がえる。  (7)

2024-01-20 11:34:53 | 小説
 洗面所で体調を整え、自分の座席に向かう
途中で、Mは車内販売の手押し車に出会った。
 特急列車はさすがに乗り心地が良くできて
いてほとんど揺れがない。
 若い女性のあつかう販売車をやりすごすこ
とにして、Mはからだ一つだけ、三人掛けの
座席の空間に踏み入れた。
 気を配ったつもりが、Mの体が揺れた。
 間のわるいことに、最寄りの席にすわって
いた初老女性の紅い履き物を踏んでしまった。
 よほど痛かったのだろう。
 彼女はしばらくじっとして、茶系の腕抜き
から出たほっそりした左手で、みずからの額
をおさえ加減にした。
 薄桃色のめがねが彼女の表情をとらえにく
くしている。
 「あっ、ほんとにすみません」
 Mはうつむき加減で急いで謝ったが、彼女
から何の返事もない。
 Mの履いているのは家にいる際に履く運動
靴、いささか土で汚れていた。
 ジーンズのズボンのポケットから、くしゃ
くしゃになったハンカチを取り出し、赤いヒ
ールの汚れをぬぐおうとした。
 「きみきみ余計なことはせんでもいい。と
にかく早く、早く向こうへ行ってくれたまえ」
 わきにいた七十がらみの男性が、顔をしか
め叱るように言った。
 彼の両ひざがこきざみに揺れる。
 「ほんとに失礼しました」
 「わざとじゃないのは知ってる」
 彼は右手を上げ、ひらひら振った。
 早く行ってしまえ、という意味だろう。
 おなかの調子を整えるのはたやすかったが、
気持ちの動揺を落ち着かせるのはたやすくな
いように思われた。
 Mは洗面所にもどった。
 すばやく手を洗ってから、目の前にかかっ
てある鏡をのぞいた。
 肌のはりはなく、いたるところしわが寄っ
ている。
 たまの野良仕事がいけなかったのだろう。
 紫外線のせいで、しわが多くて深い。
 教鞭をとっていたことで、いくらかは農家
専業の方とは違うだろうが、六十年の歳月は
Mの顔をそれなりに古ぼけたものにしていた。
 種一じいちゃんが来て、バケツの中で泳い
でいる、やけにキラキラしたタナゴを見てほ
めてくれたのはいつだったろう。日清食品を
経営されてる方を父に持つ美智子さまが尊い
お方と結婚される頃だったから、確かおれは
十歳、肌だって当然、ぴちぴち。おれがその
年だとじいちゃんは還暦あたり。ちょうど今
のおれくらいだった……。
 そんな想いがふと、Mの胸のうちによみが
えってきた。屈託のない笑顔が顔じゅうに広
がった。
 自分の席にもどろうと、ひとつ手前の車両
の通路を歩いて行く。
 先ほどのふたりが気になり、ちらとかいま
見た。
 男のほうは口をきかずに、さかんに笑顔で
両手を振っているだけである。
 それに呼応するように、女のほうは笑って
いるばかりだ。
 (ああそうか。そうなんだ……)
 Mは目がしらが熱くなった。
 席についているはずの件の女子学生がMの
方に歩いてくる。
 「あんまり遅いのですもの。心配しました
わ。ひとりでいてもつまらないですし……」
 彼女はそう言い、わきを向いた。
 

 
  
 
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若がえる。  (6)

2024-01-15 20:25:51 | 小説
 あと三分もすれば、長野行き特急あずさが
入線してくる。
 (もうすぐ東口と西口がひとつの通路で結
ばれるらしい……、まったく変われば変わる
もんだな)
 Mは新宿駅のあまりの変わりように戸惑い
ながらも、四十数年前を想い起していた。
 確かホーム上を風が通り過ぎていて、冬場
なんぞ寒くて寒くて、ああそうそうこんなこ
ともあったぞ。不意打ちのようにガンッと誰
かに後頭部をなぐられた。くそっと誰なんだ
と思って振りむくと、目の前にスキーをかか
え、驚きで目をみはっている女子学生の顔が
あった。すみませんの言葉も彼女の口から出
なかった。余程びっくりしたのだろう。
 急にMの腹が痛みを伴いながらギュルギュ
ル鳴り出した。思わずMは腹の辺りを、左手
で服の上からさすった。
 馴れない一人旅がたたったのだろう。ポー
ルボキュウズとかいう、舌を噛みそうな名店
で、件の女子学生が勧めるパンをよく噛みも
しないで、冷たいコーヒーとともに胃の中に
流し込んだのがいけなかった。
 Mは苦笑いを浮かべた。
 「おじさま、少し、お顔の色がわるいです
わ。大丈夫ですか」
 Mのひとつ前に立って列車を待っていた件
の女子学生が振り向いて言った。
 肩から下げたバッグの中から、パンの入っ
た袋のふちがはみだしている。
 久しぶりにお気に入りのパンを手に入れて
彼女はうれしそうだ。
 (若い娘にたびたび声をかけられたり、付
き合ってもらったりして互いにいい気持ちで
いるのに、おれ特有の体調のわるさでミソを
つけるわけにはいかないやおまへんか)
 Mはなんとかこの失態をのりこえるにはど
うしたらいいかと思案。
 「ああまあね。いやいや大丈夫、それほど
じゃない。心配かけてすまんすまん。ちょっ
とおなかがね。ほら、もうすぐ列車が入って
来よるし、そうしたら落ち着くと思う……」
 「ごめんなさい。わたしがお誘いしたばっ
かりに具合がわるくなって……」
 彼女は視線をホームの床に落とした。涙ぐ
んでいるのか、空いている左手の指で目のあ
たりをしきりにぬぐう。
 そのしぐさがなんともいじらしく、Mには
思える。
 「ほんまに大丈夫なんやで、わるいねせっ
かくの一人旅なのに、こんなおじさんがあん
たの気分をぶちこわしてしもうて」
 唐突にMが放った関西弁に、彼女はいやな
顔ひとつ見せない。
 おもむろに顔をあげると、ふわりと顔にふ
りかかった黒髪を細い左手でかきあげた。
 「ああ、おじさまが面白くて正直な方で本
当に良かった。もっと怖い人だと思いました
わ。わたしはね、もっと西の方、福岡から来
てますのよ」
 Mはもう一言、この場にふさわしい言葉を
彼女に投げかけようと試みたが、ホームに構
内放送の男の声がひびき渡った。入線して来
る列車の車輪のきしむ音が大きくなった。
 「長らくお待たせしました。間もなく列車
が入ります。どなたさまも一歩下がってお待
ちください」
 Mはため息をひとつ、ふうっと吐いた。
 自分も相手も傷つかないで済ます方法。そ
れを中卒だけで社会に出て苦労し、少し前に
急逝した弟Kからおそわったことを思い出し
ていた。
 列車の扉が開くと、客たちが勇んで車両に
乗り込んで行く。
 Mはひとり、ぼんやりとホームに残された。
「おじさま、早くいらして。列車が出てしま
いますよ」
 彼女がデッキで手を振っている。
 「ああ、いま行くよ」
 乗客たちは、さっさとそれぞれの座席に着
いていく。
 静かになった車内。
 Mはゆっくりと自分の座席についた。
 彼女の座席はMのすぐ前。思う存分、景色
を楽しめる窓際である。
 「普通の列車で、いいんです」
 と、彼女はいったんは断った。
「おじさんの思うようにさせてほしい。あな
たがいてくれて、とても助かってるんだ。こ
れも何かの縁だしね」
 Mのたっての願いに、彼女は了承した。
 自分も娘をふたり授かっている。
 男ばかり三人の中で育った若い時代とは違
い、年老いた今では少しは女の子の気持ちが
わかるようになった。また、そうでなきゃこ
ころざし半ばで亡くなった、あの人に申しわ
けが立たないと思う。
 列車が動きだした。
 Mはそっと目を閉じた。
 目的地に近づけば近づくほど、Mの追憶の
念がますます深く、濃密になりそうな気配が
した。
  
  
 
 
 
 
 
 
 
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若がえる。  (5)

2024-01-07 20:11:24 | 小説
 Mの歳は六十三歳。
 ふるさとの町の公立中学校で英語教師とし
て働けるだけ働いた。
 それからのMは、あえて管理職の道には進
まず退職した。
 「あんたはおばかさんよ。お母さんの弟さ
んのように、なんとか校長まで昇進してから
やめれば良かった。そしたら、お金もうんと
違ったのに……。今じゃうちの経済は青色吐
息。学童のアルバイトなんてやるからよ」
 妻は、ある日の夕食どき、左手でテレビの
リモコンをいじり、右手で頬杖をついたまま
の姿勢でテレビの画面に視線を向け、そうつ
ぶやいた。
 風呂上がりのせいで、彼女の頭髪はくしゃ
くしゃ。頭をおおったタオルが垂れて彼女の
両の目を隠している。
 ときどき、彼女は鼻をすすった。 
 Mは、一度こうと言い出したら誰の意見も
受け入れない。
 「アホ言え。学生時代、みなと一緒になっ
て大学の先生たちをさんざんにつるし上げて
おいて、今さら、金欲しさに、自分の主義主
張を曲げるわけにはいかないね」
 「ふん、何よ。若いときの話じゃない、そ
れって。運動運動って、ああしてこうしてと
どのつまりはどうなったのよ。あんたの言う
理想の社会が建設できたの?」
 「なにを、今だっておれ、それなりにがん
ばってるぞ」
 それ以来、ふたりの生き方は平行線をたど
りだし、それぞれ別々に自分の好きな暮らし
をエンジョイするようになった。
 Mの妻は、同じ町に住んでいる実の妹に電
話しては旅行に出かける話でもちきりとなっ
ている。

 突然、Mは誰かにぶつかった。
 「あっ、すみません。ぼんやりしていたも
ので、ごめんなさい」
 ぶつかった拍子に転がったのだろう。
 若い女性が身体をふたつ折にして、ひまわ
り柄の頑丈なグリーンバッグを、必死で拾い
あげている。
 Mは、あっと声を上げた。
 初め、彼女が誰か、判らずにいた。
 「いやですわ。わたしがわからないなんて。
そんなお歳に見えないですけれど」
 Mの脳裏に、徐々に、彼女の正体が明らか
になってきた。
 「ご、ごめん。ぼんやりと考え事をしてい
たもので」
 「たぶんそうかなって思いましたから、あ
なたが追い付いてこられるまで、ここでお待
ちしていました」
 「ほんと、失礼しました」
 ふいにMの腹が鳴った。
 新幹線の鈍行列車の到着時刻が、正午をゆ
うにまわっていた。
 ふたりとも昼食が充分ではない。
 「もし良かったら、どこかで食事しません
か。いやね、それほど値の高いものはごちそ
うして差し上げられませんが」
 「いいんですの。でもごちそうになります。
実はわたしだって、おなかがグウグウなんで
すわ」
 彼女はそう言って、白い歯を見せた。
 「どこがいいでしょうね。若い方の好みは
わからないので。率直に話してもらうと助か
ります」
 「パンでいいです。いつも立ち寄るお店が
あるので」
 「じゃあ、そうしましょう」
 「大丸東京の中にありましてね。途中、込
み合います。迷子にならないようにしてくだ
さいね」
 「はい」
 Mは、子どものように返事をした。
 内心、Mはほっとしていた。
 女子学生と差し向かいで食事をとるのは初
めての経験だったからである。
 

    
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ああ、能登半島。

2024-01-06 18:20:26 | 随筆
 能登半島の突端に雪が降りだした。

 その中で、官民一体となった懸命の救助
作業がつづいている。

 …………。
 なぜか言葉が出てこない。

 しばらくして、2011年3月に起きた東日
本大震災を想い起した。

 いまだに、その存在が知られていなかっ
た活断層が能登半島の先端部で、相当な長
さでずれていた。
 公の機関がそう確認した。

 (地面がずれた、か?1995年に起きた阪
神淡路大震災に似ているな)

 そう思ったとたん、神戸・長田地区の大
火災の模様が脳裏によみがえった。

 なんと六千人もの前途ある人々がお亡く
なりになった。

 直木賞作家の藤本義一さんも、被害にあ
われたことを憶えている。
 
 海岸から六甲山までは距離が短く、硬い
岩盤が揺れを増幅したようだった。

 卯年から甲子辰年へ。
 移り変わって、十六時間が過ぎたばかり
の出来事だった。
 
 時がたつにつれ、どれほどの家屋がなぎ
倒され、どれほどの人びとが被災されたか
明らかになってきている。

 ゆっくり、ゆっくりとだ。

 都会からふるさとに帰っていて、被災さ
れた若い方々がいる。

 成人したばかりのふたりの娘を失くされ
た親の嘆きを耳にした。

 運よくこたつや机の下にもぐりこみ、助
けられた人もいると聞く。
 
 救助作業に参加できぬ身のわたしは、祈
ることしかできずにいる。
 
 元日の午後四時過ぎの地震発生からもう
どれくらい経つだろう。

 三日間すなわち72時間くらいは人の体力
が持つらしい。それ以上過ぎると、もちこ
たえるのがむずかしいと聞く。

 いまだに行方知れずの方を待つ、家族や
親せき、それに知人の方々の胸は張り裂け
んばかりだ。 

 わたしたちが暮らしているところは、決
して安心できる土地ではない。
 有史以来、そのことを、なんども気づか
されてきた。
 
 普段から防災意識を高めることが肝要で
ある。

 救助に向かおうとしていた海上保安庁の
小型機と着陸直前の日航機が衝突、爆発。

 この事故で、海保庁の五人の方々がお亡
くなりになった。
 まったく痛ましい限りである。

 伏してお悔やみを申しあげる。
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