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油屋種吉の独り言

日記や随筆をのせます。

何が起きるや……。

2025-04-17 07:54:29 | 日記
こんにちは。ブロ友のみなさま。

突然のことで
びっくり
ぎょうてん。

世の中、一寸先は闇。
それがよくわかりました。

このブログサービス。
終わるんですね。
 
長年お世話になりました。

Gooのスタッフのみなさま。
ありがとうございました。

ブロ友のみなさま。
いつかまた、どこかでお会いできる
ことを楽しみにしています。

おっと、それはまだ先のこと。

ヤフーさんが、以前、ブログサービスを
終了なさったことを思い出しました。

どこへ引っ越そうか。
悪戦苦闘の日々でした。

うまくほかのブログに移すことができな
くて不愉快な想いをしたことです。

記事がばらばらの状態で…とほほほ。

ブロ友さまの記事や画像のかずかずが
どこかであざやかによみがえることを祈
ります。
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夕顔だより。  (1)

2025-04-14 11:30:16 | 日記
 こんにちは、ブロ友のみなさん。
 
 さっきまで空をおおっていた雲がまばらになり始め、陽ざしが
さしこんで来て、暗かった山あいが急に明るくなりました。

 きのうの雨の降り方といったら、びっくりするほどでしたもの。

 夕顔パークのビニルハウスの天井のあちこちから、ぽとりぽと
りとしずくが落ちてくるほどでした。

 「雨降りのうえに、気温13度と肌寒いのに、カラオケやってきた
の?」

 そんな声がとどいてくるようですね。

 「はい、行ってきました」

 それが答えです。

 ひと月前くらいの、冬支度で行ってまいりました。

 朝十時半。
 さすがに、朝は、人の出足がわるく、受付係りの方がふたりばか
りいるだけでした。

 お昼を過ぎても、大して、人が集まらず、
 「きょうはカラオケ練習に最高だね、よおし、いっぱい唄うぞ」
 と、カラオケの友だちと笑顔でおしゃべりしていました。

 わたしの「美声」が直売所のほうまで届いたのか、支配人の男の
方がやってきて、わたしを見るなり、ぺこっとかぶりを振られまし
た。

 なんどか、ここに来ているうちに、わたしを認めていてくださっ
たのですね。

 そのうち、雨脚がつよくなり、ビニルハウスの屋根をたたく音が
響くようになりました。
 出るも入るも、やりづらい。

 それでも、人がどんどんやってきました。

 五木ひろしさんがわたしのお気に入り。
 「高瀬舟」が好評でした。
 めずらしくリクエストがありましたよ。
 「幸せさがして」(1980発売)
 しばらくぶりに歌いました。

 午後四時で終了でしたが、総勢三十人くらいが、自慢ののどをふ
るわせました。

 「おらの投稿、少しは効き目があったのかな」
 親友のSくんと談笑したことです。
 
 (もう歳だなんていわないぞ。プラス思考で生きて行くぞ。潜在
能力がきっとおらを手助けしてくれる)

 

 

 
 
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ちょっと、前橋まで。  (1)

2020-03-29 18:29:33 | 日記
 きのうは、せがれとかみさんのお供
でちょっと遠出のドライブ。
 わたしの役どころは、車の運転。
 若い頃からわたしが車の運転が好き
なところを買われたらしい。
 目的地は利根川沿いにある、かみさ
んの知人の家。
 スマホのナビシステムで検索すると、
所要時間はおよそ三時間である。
 車のナビシステムはとっくの昔に故
障していたため、わたしは大きな不安
をかかえての出発となった。
 だが、予想に反して、スマホのナビ
はきっちり仕事をこなしてくれた。
 難をいえば、なにがなんでも、高速
に乗せたいらしい。
 一般道でいいのに、といやがるわた
しを、ナビは伊勢崎あたりで北関東道
に引きずり込んでしまった。
 「おいおい、どうする?高速料金っ
てのは?これは想定外だったよな、そ
れにさ・・・」
 一般道から高速道にいたる曲がり道
で、かみさんとわたしとのやりとり。
 「そんなこといいわよ。ここからそ
んなに遠くないんだし。大したお金が
かからないわよ。このまま突っ走って
ちょうだい」
 「ええっ、ほんまに。そんなの困る
んだよなあ」
 「なっなんで困るのよ。男らしくな
いわね。しゃんとして、しゃんと」
 大きな不安がわたしのこころにのし
かかってくる。
 高速を走る準備をしていなかったか
らである。
 頭の中で、瞬時に、車を点検する。
 四本ともスタッドレスタイヤのうえ、
高速用の空気圧に調節していない。
 わるくすると、パンク、なんてこと
になったら、大事故につながりかねな
かった。
 わたしは是が非でも一般道にもどり
たいと思った。
 その時の車の位置はというと、運転
席から見て右側に、まっすぐな黄色の
実線がずっと描かれている。
 もはや後戻りするために、車線変更
することがかなわない。
 わたしはこころを決め、ええい、ま
まよとばかりにインターに突き進むこ
とにした。
 あとは自分の運転技術を信じるしか
なかった。
 ぐるっとまわりこんで行くとようや
くゲートが見えてきた。
 だが不慣れなため、どこのゲートを
くぐったらいいか、わからない。
 赤や緑のランプが点灯した、いくつ
かのゲートの約十メートル手前で、の
ろのろ運転になった。
 「父ちゃん、どこへ行くんだよ、そっ
ちじゃない、あっち。一般って書いて
あるだろ」
 せがれが悲鳴に近い声をあげる。
 わが車の後ろについていた貨物トラッ
クが大きく警笛を鳴らした。
 いつもなら気が動転し、頭がまっし
ろになり、どうしていいかわからなく
なってしまう。
 だがどうしたことか、わたしはわり
とおっとりしていた。
 きっと年老いたせいだろう。
 はいよ、とばかりにわたしはゆっく
りハンドルを切ると、遮断機の下りた
通路にむかった。
 器械がぺろりと、舌ならぬ紙切れを
出している。
 わたしはそれを、えいっとばかりに
右手で抜き取った。
 よし、行くぞ、とこころの中で言い、
ひとつため息をつくと、いざ鎌倉といっ
たこころ持ちになった。
 スピードアップを図るためのレーン
で、それなりにアクセルを踏み込んで
いく。
 走行車線で、70キロ。
 「なにやってんの。もっと出して」
 かみさんが後部座席で金切り声をだ
した。
 後ろから走ってきた車が、どんどん
前に出ていく。
 なに言ってんだい。おれはこの車の
ことを考えて、運転してんのっ。
 のどまで出かかった言葉を、わたし
はぐっとのみこんだ。
 
 

 
 
 
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Yちゃんを、絶対に忘れない。

2013-10-03 10:26:04 | 日記

 今年の末で、もう、八年にもなる。
 日光市(旧今市市)の大沢小学一年生の女子児童が、
下校途中に誘拐され、翌日、茨城県で、遺体で発見さ
れた。
 胸を、何か所も刺されていたと聞く。

 なんとも、いたましいと言うしかない。
 私など、子どもとかかわる仕事をしているから、一
日としてこの事件を忘れたことはない。
 ご両親の嘆きは、いかばかりだろう。
 ご存命なら、十五歳になる。

 今、書きはじめた拙作「ポケット一杯のラブ」の登
場人物、木下まどかとだいたい同い年である。
 私のjukuの生徒にも、一歳年下の女の子がいる。
 Yちゃんも生きておれば、この子くらいに成長して
いたのにと、悔しくてならない。
 
 この一文を書こうと思ったのは、みなさんに、この
事件を決して忘れて欲しくなかったからである。
 お忙しい毎日でしょうが、頭の片隅にしまってお
いてもらいたいと切に願っている。
 みんなが覚えていることで、いつか必ず、手掛かり
が見つかると信じるからである。
 他には、何らの他意はないことを、お断りしておく。

 これだけの犯罪にもかかわらず、手掛かりが見つか
らない。
 衣服やランドセル等、身につけていた物が失われ
たままだ。 
 警察の方のご努力も、未だに報われないようで、残
念なことである。
 
 この事件の後、この県のみならず、全国で、生徒を
守ろうという意識が強くなった。
 当然である。
 
 登下校の際は、必ず「見守り隊」の方たちが、児童の
列につくようになった。
 
 一日も早く、犯人が見つかればと願う。

 寄り道できる自由さえ、子どもには許されない。
 以前のように、大人が気楽に話しかけることすら、
出来なくなってきている。
 外出するにも、誰かといっしょである。
 異常と言えば、異常な事態である。
 子供たちが、昔のように自由に野原で遊べる環境を、
大人は作ってやらなければならないだろう。
 
 現場近くに、私も足を運んだ。
 木々がうっそうと立ち並ぶ。
 人気のない林の中である。

 連れ去られるとき、Yちゃんは何を思っただろう。
 さぞかし怖かっただろう。
 大粒の涙を流したであろう。
 
 まったく、残念でならない。
 微力ながら、物書きの想像力で、犯人像に執念でせまっ
て行きたいと思っている。
 


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