油屋種吉の独り言

日記や随筆をのせます。

二月二十三日(日)晴れたり曇ったり。

2025-02-23 18:00:28 | 日記
 こんばんは、ブロ友のみなさん。
 そちらのお天気はいかがでしょう。
 こちら、きょうは一日中風が強かった
ですよ。

 とても寒くてね。
 さすがの私も、外出するのが億劫にな
るほどでした。

 でもね。
 午前中、日帰り温泉につかったり、帰
りがけに町の図書館に立ち寄ったりしま
したけれどね。

 ♨はいいですね。
 北関東T県には、火山帯が走っている
せいか、あちこちから温泉が湧き出るの
です。

 いきづまっている物語をなんとかして
展開したいと思っているところ。
 このところ、いい知恵が浮かばずやき
もきしています。

 アルキメデスさんが王様に言いつけら
れた課題。
 あれは何だったでしょうね。
 確か、ゴールドにかかわる難題だった
と記憶していますが。

 それをクリアされたのも、温泉につかっ
ていた時らしいですね。
 彼に見習おうっと思ったのですがね。
 もちろん、天才肌の彼と同じようには
まいりません。

 こんな日は、みなさん、車であちこち
でかけられる。ですから、どの道も混ん
でいます。

 交通の便利な都会なら、ひょいと電車
に乗り込むだけで、どこへでも行けるで
しょう。
 せっかくの連休ですもの。
 少しは日頃のうっぷんを晴らしたいで
すもの。
 お子さんにせかされたりね。

 「遠雷」
 作家立松和平さんの小説です。
 映画にもなりました。
 彼の地元でもあり、少し街を外れると
田園地帯が待っています。

 寒い中、春張り(耕起)が始まりまし
たよ。

 このたび、宇都宮駅東から、工場がた
ちならぶ芳賀地区に向かって路面電車が
走るようになりました。

 北は男体山や女峰。ちょっと離れて茶
臼のある那須連山。
 南に目を向けると、遠く、つくばの山
を観ることができます。

 もう少しすれば暖かくなります。
 おひまなときに、ぜひ一度おいでくだ
さるとにありがたく思います。

 山はふるさとを象徴しますね。
 青年時代までは若草や三笠の山々、生
駒や信貴の山々。

 今はここ下野の地が第二のふるさとに
なっています。
 
 

 
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一月三十一日(金)晴れ。

2025-01-31 17:06:44 | 日記
 昼間、車中にいると、暖かい。
 陽ざしが徐々に春めいてくるのがしれて嬉しい。

 しかしいったん外に出ると、風がつめたい。
 この時期、特有のお天気である。

 ドライブが好きで、しばしば車を走らせる。

 男体山に女峰、それに茶臼のある那須岳。
 それらはいまだ雪におおわれ、遠目には美しい。

 だが、近寄れば近寄るほど、自然の厳しさが知
れて驚かされる。
 
 谷間に足を踏み入れようものなら、お天気が一
変。

 谷間は灰色の雲におおわれ、パラパラ雪が舞い
散ってくる。

 ところどころで、栃木は熱いお湯がわく。
 こんなお天気の中でも、温泉客が絶えない。

 雪見酒としゃれこんだりと、それなりのだいご
味があるのだろう。

 このところ不安が増した。
 すわっ、道路陥没。

 数日前、埼玉の八潮で起きたようなことが、目前
で起きたらと思うと、そら恐ろしい。

 もっともわたしが住むところは、田舎でもあるし、
と自分に言い聞かせるが……。

 県都宇都宮なら、どうだろう。
 地下の様子は……?

 下水道管はきちんと整備されているのだろうか。

 不安が尽きない。

 思わぬ事態に巻き込まれた七十四歳の運転手の、な
るだけ早い救助が、待たれるところだ。

 一寸先は闇。
 肝に免じて運転したい。 

 

 
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令和七年正月二日(木)晴れ。

2025-01-02 18:48:39 | 日記
 早朝からあたふたしてしまった。
 PC具合が……。
 インターネットがつながらない。

 すわっ、ウイルスにやられた。

 そう思い、今の今まで気が気でなかった。

 苦しいときの神頼み。
 大前神社に初詣で。

 必死に願うは、
 「どうかPCがセーフでありますように」
 
 恵比須さまが願いを聞き入れてくださった。

 こうやって文章を打てるしあわせ。
 それを再びあじわっている。

 ありがとうございます。

 大声で叫びだしたい衝動にかられる。

 みなさんも、フィッシング詐欺やらなにやら
 めったに目にしたことのない画像。

 それらをクリックすることのないように。
 どうぞスルーされますように。

 今年もよろしく願います。 

 どなたかは知りません。
 わたしを助けてくださった方々。
 Gooブログのスタッフのみなさんに。
 「ありがとう」
 の言葉を送ります。
 
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12月24日(水)晴れのち曇り

2024-12-25 22:20:38 | 日記
 佐野に用があったので午前9時ごろ出かける。
 このところ、お年寄りマークを付けている。

 途中、行き合う人いやもとえ、車がやけに急
いでいる。
 
 若い女の方にも、わりとスピードを出す方が
おられる。

 どうしてだろうと考えてしまう。

 車に乗ったら、人が変わったようになってしま
う方がおられるのかもしれない。

 こちらまでせかせかしてしまい、アクセルを
ぐんと踏みたくなってしまう。

 だが、我慢する。

 ゆったりした気分で円滑安全に運転しようと
いうこちらの気持ちが、そがれてしまうのがつ
らい。

 出発して数分後、ふと気が付くと、バックミ
ラーに、ダンプカーの姿が映った。

 次第に近づいてくる。
 どんどん大きくなるダンプの姿に圧倒される。

 (ひょっとして、ぶつけられでもしたら…)
 そんな恐怖にわたしのこころが支配される。

 40キロの速度制限。
 少しばかり速く走っていた。
 
 どれくらい速く走れというのだろう。
 ダンプを運転する人の気持ちを推しはかって
みる。
 
 しばらく悩んだ。

 よし、追い抜いていただこう。

 余裕のありそうな路側帯をさがしたが、見あ
たらない。
 
 じりじりと迫って来る。

 黄色のまっすぐな線が、道路の真ん中に、塗
りつけられているのだ。

 もうすぐ交差点がある。
 そこが勝負だ。

 まっすぐ足尾方面に行くか。
 それとも左に曲がるか。

 わたしは左に曲がる予定だ。

 ちょっとした神経戦である。

 結局、交差点を、わたし同様に、ダンプカー
も左に曲がった。

 ここからはのぼりざか。

 わたしはぐいとハンドルを切り、道路のふち
に寄った。 
 左のウインカーを出す。

 軽の乗用車は、いっとき、疾駆するダンプカ
ーが巻き起こす強い風にあおられた。

 (ようやく危険が去った)

 ほっとした気持ちになった。 
 
 車は小さくても、大のおとながふたりも乗っ
ているのである。

 大型に乗っていると、気持ちがおおらかになっ
てしまい、ふんどりかえってしまうというか小
さい車を見下してしまう。

 そういうご仁がおられるのは情けないことで
ある。

 誰だって事故は起こしたくない。

 平和裏に、新年を迎えたい。

 車の動きが、まっこと、人の気持ちに沿うよ
うにして動くことが知れて、興味深い。
 
 
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11月19日(火)晴れ

2024-11-19 16:21:02 | 日記
 六時に目が覚める。
 寒い。

 北風が吹きぬける庭先にでてみると、
手洗い場においた洗面器の水が薄く凍っ
ていた。
 
 久しぶりに野良に出て、荒れ果てた
田畑の面倒をみようと思う。
 
 改良区とやらで、ほかの田んぼのほ
とんどは稲作、この夏の猛暑にかかわ
らずよく実ったのが嬉しい。

 しかし……、
 コメの在庫が少なかったらしい。
 値が上がりに上がった。
 今や、庶民には値が高くて、なかな
か口に入らない。

 こしひかり十キロで三千円ほどだっ
た相場が二倍あまりに急騰したのには
恐れ入った。
 
 「米を作ればいいのに」
 親せきの者がぶつぶつ言っていたよ
うだが、こちらの内情を知らぬのだか
ら、仕方ないことである。

 「作りたいのはやまやまですが」
 と、返したい。

 この年も天候不順だった。
 とりわけ四十度近い夏の暑さには閉
口した。

 野良仕事をやるにはやった。
 なりものは、じゃがいもを筆頭に少
しのニガウリとアスパラガスくらいの
ものだった。ほんのちょっぴり庭先の
畑に小豆をまいたが、鞘が出来たが、
実が全く入らなかった。

 何かが足りなかったんだと、空を仰
いでため息をついた。
 
 田んぼや畑での仕事。
 それはほとんど、鎌をつかんでの畔
の草刈りに終始した。

 空は荒れ模様。
 スコールのごとき豪雨にいくども泣
かされた。
 草は生え放題だった。
 
 この春、久しぶりに二反歩近い田ん
ぼの植えしろをかいてもらった。
 水をはって、水草程度なら保全する
のも楽だと思ったが、ほかの田んぼの
都合もあり、常時、側溝から水を得ら
れることができず、雑草も生えた。

 この秋、いちばん泣かされたのは稗
(ひえ)が田んぼに群れなして生えて
しまったこと。

 人間さまが食するに、不都合だが、い
のししや鹿にとって、ふさわしい食べ
物のようで、けもの道をいくつも作っ
て、歩き回った。

 田んぼがけもののための食堂になっ
てしまった。

 体調の都合もあり、草刈りをはじめ
るのに時間を要した。
 四か月我慢して、この時期に来てよ
うやく、草刈り機を使えた。
 
 あとは少しずつ、適当な日を選んで
燃そうと思う。
 
 「人間七十をすぎたら、いつなんどき
何があってもしょうがないんです」

 義父を診てもらった医師の言葉が脳
裏に強く刻まれている。

 からだの声に耳傾けて、これからの
日々を送りたいものである。
  
 嬉しいやら楽しいやら。
 そんなこともあった夏から秋だった。

 水をはった田んぼに生息したアメンボ
や水すまし、あっそれに、めだかさん。

 彼らは今、どうしていることだろう。
 来春もまた、会いたいものだ。 
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