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「浅間山明鏡止水」あさまやま めいきょうしすい

「世界遺産注目の神宿る島・沖ノ島」~口語短歌と写真で綴る「世界文化紀行」

「世界遺産注目の神宿る島・沖ノ島」~口語短歌と写真で綴る「世界文化紀行」
最近BSNHKで「沖ノ島」が放映されていました。4世紀から9世紀の奉献品の数々8万点が発掘されたそうです。その映像に触れて衝撃が走りました。玄界灘に浮かぶ沖ノ島は、遥かな古代より「神宿る島」として、1600年もの間、厳格な禁忌によって 沖ノ島や祭祀遺跡はほぼ手つかずのまま現在まで守られてきました。2017年に世界遺産として登録された注目の「神宿る島」です。
沖ノ島

地図


宗像大社神宝館「宗像大社沖津宮・出土品」
昭和29年から昭和46年まで3次に渡って実施された宗像神社復興期成会による沖ノ島の考古学的調査により発掘された奉献品は8万点に上り、全てが国宝に指定されています。 4世紀から9世紀にかけて、沖ノ島に奉献された品々は、多様な来歴を持ち当時の東アジアの交流を物語ります。また膨大な数の奉献品は500年にわたって執り行われた祭祀の変遷を如実に伝えています。

口語短歌
「沖ノ島 古代時代の 奉献品 数多の出土 衝撃遺産」


「金製指輪」( 5~6世紀)

「金銅製龍頭」(6世紀)

「鉄剣、鉄刀、鉄地銀張鎺」(6世紀)

「金銅製帯金具」(6~7世紀)

「 瑪瑙玉」(6~7世紀)

「三角縁魚文帯神獣鏡」(4世紀)

「金銅製高機」(8~9世紀)

「硬玉製勾玉(年代不詳)」緑

「ガラス製小玉(6~7世紀)」緑

「ガラス製小玉(6~7世紀)」青

参照
「https://www.munakata-ecofes.com/event/event1.html」

口語短歌
「沖ノ島 遥かな古代 神宿り 古代祭祀と 厳格禁忌」



「宗像大社 沖津宮(おきつみや)」
沖ノ島は遥かな古代より『神宿る島』として島そのものが信仰の対象であり、4世紀から9世紀にかけて大規模な古代祭祀が行われました。1600年もの間、下記のような厳格な禁忌によって 沖ノ島や祭祀遺跡はほぼ手つかずのまま現在まで守られてきました。(女人禁制)
通常、沖ノ島への立ち入りは禁止されています。
・不言様(おいわずさま)…沖ノ島で見たり聞いたりしたことは一切口外してはなりません。
・島から一木一草一石たりとも持ち出してはなりません。
・禊(みそぎ)…十日交替で島に常駐する神職であっても、必ず着衣を全て脱いで海に浸かり    心身を清める禊をしなければ、島内に入ることは許されません。
・島内で四足の動物を食べてはなりません。

口語短歌
「遥拝は 島そのものが ご神体 信仰の場を 発展継承」



「沖津宮遙拝所(おきつみやようはいじょ)」
沖津宮遙拝所(おきつみやようはいじょ)は、島そのものがご神体であり、厳格な禁忌により通常渡島が禁止されている沖ノ島を遥拝(遥か遠くから拝むこと)する場所です。
晴れて空気の澄みきった日には、ここからはっきりと沖ノ島を望むことができます。

口語短歌
「中津宮 神宝館は 国宝で 神々への 美宝陳列」



「宗像大社 中津宮(なかつみや)」
中津宮社殿は、県の有形文化財に指定されており、宗像三女神の一柱である湍津姫神(たぎつひめのかみ)が祀られています。奉献品は宗像大社中津宮(なかつみや)神宝館に約80,000点陳列されています。

口語短歌
「辺津宮は 宗像神社 中心地 三女神信仰 市杵島姫神」



「宗像大社 辺津宮(へつみや)」
遺跡の一部は高宮祭場として整備され、現在も神事が行われています。現在の本殿・拝殿は16世紀末の再建で、国の重要文化財に指定されています。
宗像三女神の一柱である市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)が祀られています。
参照
https://www.welcomekyushu.jp/article/?mode=detail&id=187

「2021年軽井沢レイクガーデンに咲いた薔薇たち」
「モリニュー」2021年8月7日撮影

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