金木犀の、人生大転換

60歳を目の前にして人生の転換期がやってきました。さてこれからどんなことが起こるのでしょうか?? 

マンション・山登り部 摩耶山 その3(ラスト)

2023-10-25 09:50:31 | 山登り部



こんにちはーーー金木犀です!


マンション・山登り部 摩耶山 その3(ラスト)
です。



布引の滝に、うっとりした後、
私にとっては激しい岩登りをし、


脚ガクガクになりました。


視野が狭まって、
目の前にあるものにしか、
焦点が合っていません。


意識も若干、朦朧としてきました。



あ・・・看板だあ・・・





掬星台?ーーーああ、きくせいだい。
右なんやな・・・


ゴロゴロ坂?

石がゴロゴロ?
それともゴロゴロ落ちそうってこと?

なんにしても、こわい名前やな。
無視しよう・・・



あそこでバナナ補給しといてよかった・・・


いつまでこれが続くねん・・・


いや、でも登るしかない。ファイト!わたし!


あ・・・地図だ・・・







現在地・・・

もう山頂に近そうやな・・・





がんばって登って、しばらく行くと、
道が開けてきました。


ん・・・ここ頂上??  ここだって!



お花も祝ってくれています!






11:38





JR新神戸駅から歩き始めて、
約4時間。


スマートウォッチのGPSの記録では、
山道を3時間54分、
8.02km歩いたことになっています。


よかったーー。着いたーー!
登りきったぞーー!!


早速、三角点と、





山頂の立て札で撮影をしていただきました。






あーーやれやれ。着いた着いた。


しかし、広場に、やってくると、
雲がどーーんより。


寒っっっ!!


雨もぱらぱらっと降ってきて、
雨具も含め、5枚着込みました。



摩耶山その2で書いた、

× 『山登りは暑い』

訂正、

○『山登りは気温が変わりやすい』


Hiroさんは毛糸のキャップに
ダウンジャケットという出立ちに
変わってはりました。


なるほどー。
次回への教訓にしよう。



めっちゃくちゃおなか空いてるし、
まずは、ごはんごはん!


みんな、持参したごはんを、
もくもくと食べます。



少しおなかが落ち着いたところで、
一番装備の手厚いHiroさんのリュックから、
いろいろ出てきて、Nちゃんに手渡されます。


まるでドラえもんの4次元ポケットのよう。


Nちゃんが、カフェオレを入れてくれました。
その、温かいこと、おいしいこと!









ここで、おかし交換会。
ほんまに染みるようにおいしいわあ。






着込んだし、おなかも落ち着いたし、
ようやく展望台へ行く気になりました。


今回、荒道をよくがんばってくれた登山靴。
靴だけはしっかりしたものを購入しておいて、正解。








眼下には、海に浮かぶ、
ポートアイランド(右)と六甲アイランド(左)の
ダブル人工島。






昔、『山、海に行く』と言われていた時代があって、


六甲の山を削って、
土を海に運んで、
2つの人工島を作って、


山と島の両方に、
ニュータウンを作ったんですね。


株式会社神戸市ともてはやされていた頃の
名残です。




大阪湾をぐるりと巻くように、
大阪から和歌山方面が見えます。





木々が紅葉を始めていて、
コントラストが美しい。







Nちゃんと2ショット撮っていただきました。







帰りは、何事もなかったかのように、
知らーーん顔して、
まやビューラインの券売場に並びます(笑)


ロープウエイ&ケーブルカー





へっへっへ。
文明の利器はありがたいですね。








ロープウエイからの風景。







山が色とりどりです。
紅葉の季節のスタートですね。







ロープウエイの次は、ケーブルカーです。
はやくはやく! もうすぐ発車!







あっという間に下界に到着しました。






少し歩いて、阪急・王子公園駅へ。







王子動物園には、タンタンという、
パンダがいるそうです。







阪急に乗って、終点・大阪梅田まで。


大阪駅にある大商業施設『ルクア』で、
おつかれさま会です。


ルクアは、すごい人出。
まだ15時前だというのに、
飲食店は、行列です。


部の、みんなは、
そんなにお腹すいてないけど、
このおつかれさま会までが、
山登り部の部活です。


部活なんだから、
なんとしても最後まで、
やりとげねばなりません(笑)


『徳田商店』へ入りました。


私は、ノンアルがないと聞いて、
ちょっと暴れそうになりましたが(笑)、
ジンジャエールでおとなしくしていました。







変わったメニューがいろいろあって、


ガリ・トマトとかバジルきのことか、






京橋キャベツとか。
(玉子の下は千切りキャベツです)






制限時間の2時間、
マンションの今後について議論し(笑)、
お勘定をしてもらって、


当たり前のように同じ電車に乗り、
当たり前のように同じマンションに帰って、
別れました。


私にとっては、
いろいろな希望が
いっぺんに叶ったような会でした。



Hiroさん、Nちゃん、Kちゃん、
おつかれさまでした&
いろいろ助けてもらってありがとう。


次回もよろしくお願いしまーーす!





最後までお読みいただきありがとうございます。


金木犀でした!







マンション・山登り部 摩耶山その2〜布引の滝、岩登り

2023-10-24 09:43:19 | 山登り部



こんにちはーーー金木犀です!



マンション・山登り部/摩耶山その2です。



山登り部メンバーのHiroさんから、
たくさんお写真をいただきました。
ありがとうございます!



7:39にJR新神戸駅をスタートして、
まずは、てくてく、登山道に向かいます。






登山道と言っても、
布引の滝あたりまでは、


ヒールで来る人もいるほどの、
ゆるい道です。







10分も経たないうちに、着きました!


真ん中の小さいのが私です。








布引(ぬのびき)の滝の、雌滝(めんたき)。






やわらかい水がとろけるようです。



雌滝でしばらくたたずんで、
横の道を登っていくと、


着きました!  

雄滝(おんたき)と、夫婦滝。






ああーーー何度訪れても、
心が洗われます。


記念撮影しました。

右:長身でかっこいいのがNちゃん、
真ん中:ちっこいのが私、
左:半袖の男性がKちゃんです。

は、はんそで??






(Hiroさん、撮影ありがとうございます。)



この滝は、
この世のものとは思えない美しさで、


平安時代から何十もの歌に
詠まれているらしく、


〜〜さらしけむ甲斐もあるかな山姫の

  たつねて来つる布引の滝〜〜


藤原師実



たしかに山の女神の衣のようです。



少し登って、
布引貯水池に到着。










横のベンチで休憩し、


Nちゃんからパンをいただきました。

おいしいーー! よしがんばるぞ!


山登りの時の炭水化物は、
染みるようにおいしいです。



しばらく登ると、いきなり視界が開けました。








神戸の街と海が、目に飛び込んできます。






うわーーー! きれいきれいーー!



景色の美しさに、ほわーーんとなり、


もう行程の半分ぐらいきたのかなと
勘違いした私がつぶやいたこと。


わたし、帰りも、
歩けるかもしれませーーん。


他のメンバー:

「いやいや、帰りは
 ロープウエイにしましょう」


そう言われた訳を、
わたしは後になって、
つくづく体感することになります。



さて、布引の滝を過ぎると、
本格的な登山道になります。


来る前に憂慮していた通り、
勾配が、とにかく急。


登ったり、






ちょっとゆるやかになったり、





登ったり、登ったり、登ったり。







ここは六甲山系なこともあって、
岩が多い!!


ここから先は写真を撮るどころではない、
岩つづき。


足元に拳大のガレキが、
ごろごろ落ちていて、足場が不安定。


何度もバランスを崩しました。



他のメンバーより圧倒的に脚が短い私は、
次のステップまで足が届かず、


岩にかじりつくように、手を使って登ります。



はあはあはあ。


息が上がるなんてもんじゃありません。



「帰り歩ける」って、どの口が言うたん?


頂上まで登れるかどうかも怪しいよーー。



先をリードしてくれはるKちゃんは、
ゆっくりなペースに合わせてくれはって、


何回も休憩を取りながら、


「よく登れてはりますよ」と、


たびたび励ましてくれはります。



Nちゃんも、優しいんです!


「そこはストック左手に持って、

 その岩を右手でつかんで
 登った方がいいと思いますよ」


「下りはストックに体重かけすぎないでね」


と、細やかにアドバイスしてくれはります。



Hiroさんは、しんどい道を、
重い荷物なのに、ニコニコしながら、
しんがりをつとめてくださっています。



他のグループは、半袖半パンサンダルの、
『ラン』の人たちも多くて、


こんなに足元のよくない山道を
走るって、どゆこと??  

と驚きの連続でした。



着ていたタンクトップ含めて、
ウエア3枚は、びしゃびしゃ。
ほんま、山登りって暑いんやわあ。


でもさすがにモンベルウエア、
乾きます! 素晴らしい。


さあて、私どこまで来たんやろう??



つづきます。


最後までお読みいただきありがとうございます。


金木犀でした!










マンション・山登り部 摩耶山その1 出発前夜〜当日

2023-10-23 09:41:19 | 山登り部


こんにちはーーー金木犀です!


今回のマンション・山登り部の部活、
摩耶山行きは、10月21日土曜日で、


前日20日は、
阪神の日本シリーズ進出を
かけた試合をやっていて、


テレビを横目に用意をしていました。



ええっと、まずは水分。
350ml x2本、
常温の水と、ハーブティーにしよう。








プラス、ペットボトル。




行動食は、バナナと、
この時とばかりに、おやつ。

こういう時には甘いもの必要必要(笑)








おなかまわりのポーチには、
ペットボトルと、『財布』と携帯。







いつもの財布はポーチに入らないので、
考えた末、



昔使っていたカードサイズの
音楽プレイヤー入れに、









お札は3つ折りにして、小銭と、
カード類、保険証、








と、なくてはならない、『ピタパ』







関西圏では、私鉄もJRも使える、
ポストペイ(後払い)の交通カードです。


チャージ不要で、大変便利。




おお! 阪神、勝ったあーー!!
日本シリーズやあ!!







よし、阪神メガホンも持っていくか!
冗談冗談(笑)




トレッキングポールもリュックにさしたし、
あとは朝、おにぎり入れるだけかな。




さて、一夜明けて、
当日は6:15マンションの
エントランス集合です。



なんとか5時台に起きて、
着替えてメイクして、おにぎりの用意。


がちゃん、ガチャガチャ(ドアと鍵を閉める音)




おーーNちゃんご夫妻と同じエレベーター!



Kちゃん(男性です)も来られたので、
そろそろスタートですね。



Nちゃん、Hiroさんご夫妻と、
Kちゃん、と私の総勢4名です。



もう20年来の顔馴染みで、
気心の知れたメンバーです。



同じ屋根の下から出発なんて、
不思議な安心感があります。



メトロとJRを乗り継いで、神戸・三ノ宮、






から、JR新神戸駅へ。







ここが今回の起点です。



いざ、しゅっぱーーつ!!








つづきます。




最後までお読みいただきありがとうございます。




金木犀でした!






阪神CSあと1勝! 朝焼け 帽子のあごひもが直ったよ!

2023-10-20 10:05:45 | 運動


こんにちはーーー金木犀です!


おとつい・昨日と、
CS、やりましたあああ! 阪神!


昨日のサヨナラは、しびれたああーー!
かわいいキナ(木浪選手)が打ったなあ!
あと1勝。今日で決めてくれるよね。



明日の摩耶山行きの予行演習で、
今朝は5時台に起きて、


メイクもしてバナナも食べて、
山行きフル装備で、
公園まで出かけました。


朝焼けがきれいこと!






写真を撮るのも忘れて、
しばし見とれていました。



公園から帰ったらホッとして、
寝てしまい、気づいたら8時で、
ダッシュで家事して、今、です。



ここからは、ニッチな話題です。


山行きにかぶっていく帽子を、
キャップにするか、


ツバ広の帽子にするか、
迷っていたのですが、


山の日差しは強いし、
やっぱり、帽子かな。







この帽子、20年選手で、
何度かあごのゴムひもを
取り替えていますが、


ゴムひもって、引っ張られると伸びるので、
風が強いと、持っていかれそうになります。


じゃあ、ひもか。


でも、たかが、ひもに880円も出すのもなあ。


がさがさがさっ(探す音)


ちょうどいいひもが家にありました。
ユニクロのパーカーについてたやつです。



これを、なんかキュッと留める部品で、
留めたらいいんとちゃう?(脳内イメージ)


100円ショップに、あるんちゃうかな?
こういうやつ(脳内イメージ)。



ネットで探すと、あ、あった、あった!
これこれ!
私の脳内イメージそのまま!






『コードストッパー』


さっそくセリアで、買ってきました。



ひもを帽子のひも通しに通し、






コードストッパーを通して、
ひもを結んで、完了。




さっそくかぶってみます。







うん、ええやん!


いやほんま、100円ショップは便利です。



明日は気をつけて、行ってきまーす!



土日は、ブログ更新を休みますが、
みなさまのところには、
おじゃまさせていただきまーーす♪



最後までお読みいただきありがとうございます。


金木犀でした!




父89歳、母84歳のハイキング

2023-10-19 09:25:39 | 家族


こんにちはーーー金木犀です!



昨年12月に、父89歳が、
道路で倒れているところを発見され、
救急搬送していただき、一命を取り留めて、


徐々に回復し、


今年3月には、
退院の見込みが立ってきました。










院内では杖をつくか、歩行器か、
壁を伝って、なんとか移動している
という状態でした。


オムツさえ、はいていれば、
シモの世話はそれほど
必要ではありませんでしたが、


退院となると、入浴介助、
病院やリハビリへの送迎(介護タクシー)は、
最低限必要です。




これまで、ブログに、
何度も書いてまいりました通り、


うちの実家は、車も入れない、
きっっっつい坂道を登った山の中にあり、


介護に来ていただくのは
無理だろうという判断で、


父の退院後の行き先は、
ほぼ、ホームに決まりかけていました。


母の世話になりたくないという、
父の強い意思があったからです。




そこへ、







車をつけられるところに住まいを借りて、
両親に生活してもらったらどうか、
という提案を、上の弟がしてきました。


1人のホーム代より、
2人で仮住まいを借りる方が、
安くつくというのです。



母が介護をするという前提なので、
母の負担が増えることを
きょうだい全員が心配したのですが、


母は、

「おとうさんをホームには行かせたくない!」

と毅然と言い張ります。


この60年の結婚生活、
けっこうひどい目に
遭ってきているはずなんですけどね。



母ときょうだい3人の家族会議の結果、


元の家に近く、
上の弟の家と仕事場に近く、なおかつ、
父が通っている病院・リハビリが近いところに、
仮住まいを借り、


両親は、元の家を置いたまま、
仮住まいでの生活を始めることになりました。
それが、この4月のことです。



弟たちは、
「おとうさんが、どうしても家に帰りたくなったら、
 最後の坂は、俺らが背負って登るから」


と言っては、くれていましたが、


家族の間では、


「おとうさんは、もう一生、
 元の家には帰られないだろう」


というのが暗黙の了解でした。











さて、仮住まいでの新しい生活が始まり、


父は、病院やリハビリには、
介護タクシーを使っていましたが、


そうこうするうちに、
平坦な道とEVを使って行ける、


スーパーや図書館、
ショッピングセンターには、
シルバーカートを押して、
1人で行くことができるようになりました。




そして、YouTubeに影響されて、
デイサービスにも通うようになり、


規則正しいプログラムと
食生活に背中を押されて、
体重も少しずつ増えました。


スタッフの方々と会話することで、
理解力が上がり、
話す内容が明瞭になってきました。




そして退院から5か月経った
10月15日、

父は、


「いちど家へ帰りたい。
 ひとりで行けるところまで行くから、
 おかあさんは付いてこないで」


と言い置いて、
シルバーカートを押して、
出かけて行ったらしいのです。


母の心境としては、

どうせアカンねんから、
まあ気の済むようにしたらええわ、

ということだったらしいのですが、


父は1時間ほどして帰ってきて、


山の中腹あたりまで、
シルバーカートを押して、
登ってきたと言うのです。


仮住まいからだと、
行きは、ずっと上り坂です。



まさかあ。

それが、私の口から漏れ出た感想でした。


なにはともあれ事故もなく、
行ってこられてよかったね。
ヒヤヒヤ。





***





そしてその2日後の朝、


母から電話がありました。



「今から、おとうさんと2人で、
 家へ帰ってきます。


 ぼちぼちゆっくり行くし、
 アカンかったら戻るから大丈夫」


えええ、そんな急な。

ヒヤヒヤして電話を待っていたところ、



1時間後、父から電話がありました。


「ふふ。今、どこにいるかって言うたらねー。
 マンションじゃないよ、
 家の、食卓の、椅子の、上に、
 ゆーーっくり座っています。ふふ。」


えええーー!!


頭が混乱しました。


あの最後の険しい坂道を、
カートでどうやって上がったん??


若い人ですら、
休憩なしでは上がれない坂道です。


「カートはおかあさんに持ってもらって、
 ボクは手すりを持って、ゆっくり上がった」


ちょうど父が倒れる前、
最後の坂道に手すりをつけていたのが、
功を奏したようです。


イヤイヤ、驚いて、涙が出ました。


「コンビニでサンドイッチと紅茶買うたから、
 これから、おとうさんとランチするわ」


と母。


こうして1回目の父と母のハイキングは、
無事に終わったようです。


両親とも、これから、
元の家で暮らすことは難しいでしょうが、
こうやって時々でも、ハイキング気分で、
家に戻ることができたら、


頭も身体も、きっと良い方向に働くでしょう。


いやあ、両親のチャレンジ精神には、
やられました。


私も、ガンバラなくっちゃあねえ。



***例のサツマイモは、ここまで大きくなりました。



最後までお読みいただきありがとうございます。


金木犀でした!