金木犀の、人生大転換

60歳を目の前にして人生の転換期がやってきました。さてこれからどんなことが起こるのでしょうか?? 

島崎藤村 若菜集より 初恋

2024-01-25 08:04:29 | 美しいもの




まだ上げ初めし前髪の

林檎のもとに見えしとき

前にさしたる花櫛の

花ある君と思ひけり




(島崎藤村 若菜集『初恋』より)



藤村の代表作で、
私が好きな詩のひとつです。



『藤村詩集』
少しずつ読み直そうと思います。




ご訪問ありがとうございます。

金木犀でした。






8 コメント

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Unknown (azm)
2024-01-25 08:33:53
おはようございます。
出だしの一節がとても美しい詩ですね。
癒されました^_^
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Unknown (1kamakura)
2024-01-25 08:42:51
江戸の秋

島崎藤村、素敵ですね。
読んだ事がありません。
まだ上げ染めし前髪の
のくだりは有名ですね。
これが島崎藤村とは思わなかったくらい何も知らないの〜。
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AZMさんへ (金木犀)
2024-01-25 09:48:09
AZMさん、おはようございますー。
私も、この出だし、
まだあげそめしまえがみの、
が好きです。

文語調って、言葉のリズムが美しいですよね。
癒されたと書いていただいて嬉しいです♪
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あきちゃんへ (金木犀)
2024-01-25 09:56:50
あきちゃん、おはようございますー。

私も文庫本1冊持っているだけで、
よう知らんのです。
有名どころの、椰子の実、千曲川旅情の歌、
ぐらいです。

時に、文語調は落ち着きます。
意味がわからんかっても(笑)

角野くんは、明日にしました♪
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Unknown (おちゃ)
2024-01-25 11:12:17
失恋歌なんですかね。。。よく存じませんが。
藤村もいろいろと大変な経験をしていた
らしいし。

あるいは失恋なんてする前の本当に若い
10代ちょっとくらいの初恋だったのか。

友人がワインのためのブドウ生産を小諸で
始めた時、私もその友人を訪ねて小諸へ数年前に
行ったので、その前後で藤村を意識していくつか
本を読みました。

高校では藤村の小諸なる古城のほとり・・・なんて
学びました。国語の先生が「美しいねぇ・・・」
と言いながら教えてくれました。
その先生は太宰治の津軽なんて、感動で泣きながら
解説してくれる先生でしたわー。

自由恋愛も許された教育環境にあったらしい
藤村ですからね。それだけ悩みも多い(笑)。
なんて勝手にいろいろ想像したりして。
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おちゃさんへ (金木犀)
2024-01-25 12:02:17
おちゃさん、こんにちはー。

若い頃の淡い初恋なのかな・・・と、
勝手に想像しています。

小諸で、ご友人がブドウ栽培されているのですね。
千曲川旅情の歌が藤村詩集で一番好きかも。
しろがねの衾の岡辺
日に溶けて淡雪流る
リズムがたまりません。

Wikiさんを見ると、自由でいながら、
悩み深く生きてはったみたいですね。
想像がふくらみます。
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Unknown (桐花)
2024-01-25 21:43:08
こんばんは~
中学…? 高校だったかな?
教科書で読んだときの、清らかで甘酸っぱいような、初雪のような…そんな気持ちが一瞬でよみがえりました。
どうもありがとうございます。
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桐花さんへ (金木犀)
2024-01-26 08:12:33
桐花さん、おはようございます。

>清らかで甘酸っぱいような、初雪のような

桐花さんらしい素敵な表現ですね。
この言葉を頭に置いて、詩を読み直すと、
また別の味わいが生まれてきました。
ありがとうございます。
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