★☆第65回「ポジティブ心理学者推薦の映画館7軒目」Amazon Videoで週末を☆★
前回にひきつづき、ライアン・ニーミック博士(Ryan Niemiec, Psy.D. 米国オハイオの非営利団体VIA Institute on Character所長)の「ポジティブ心理学ニュース」サイトで推薦されているムービーをとりあげます。博士がベストポジティブ心理学映画として選んだものの二回目は、2018年から2014年までです。
【ベストポジティブ心理学映画(その二)】The Best Positive Psychology Movies
2018 『メリー・ポピンズ リターンズ』 Mary Poppins Returns 米国ミュージカル・ファンタジー映画
舞台はロンドンーミステリアスで美しい魔法使いのメリー・ポピンズが、母を亡くし、窮地に陥った家族の元に空から舞い降りた。エレガントでマナーに厳しい彼女の上から目線の言動と美しくも型破りな魔法によって、家族は再び希望を取り戻し始める。幸せを運ぶ魔法使いメリー・ポピンズがディズニー史上最高のハッピーを届ける、極上のミュージカル映画が誕生!
2017 『シェイプ・オブ・ウォーター』The Shape of Water 米国恋愛ドラマ映画
1962年米ソ冷戦下のアメリカで、政府の極秘研究所の清掃員として働く孤独なイライザは、同僚のゼルダと共に秘密の実験を目撃する。アマゾンで崇められていたという、人間ではない “彼” の特異な姿に心惹かれた彼女は、こっそり “彼” に会いにいくようになる。ところが “彼” は、もうすぐ実験の犠牲になることが決まっており……。 第90回アカデミー賞作品賞など4部門受賞。R18+指定
2016『LION /ライオン 25年目のただいま』 Lion 豪米英合作の実話ドラマ映画
オーストラリアで幸せに暮らす青年サルー。しかし、彼には隠された驚愕の過去があった。インドで生まれた彼は5歳の時に迷子になり、以来、家族と生き別れたままオーストラリアへ養子にだされたのだ。成人し、自分が幸せな生活を送ればおくるほど募る、インドの家族への想い。人生を取り戻し未来への一歩を踏み出すため、そして母と兄に、あの日言えなかった“ただいま”を伝えるため、彼は遂に決意する。「家を探し出す」と。
個人的には、オーストラリア留学時の雰囲気や、インドの片田舎の思い出が甦ってきました。この映画は、5月11日現在 Amazon Prime Video(プライム会員特典 )です。
2015 『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』 The Peanuts Movie 米国3DCGアニメ映画
不器用な少年、チャーリー・ブラウンは、いつも周囲にからかわれ、親友のスヌーピーにもあきれられる始末。しかし、そんな彼の日々に大きな変化が訪れる。クラスに赤毛の女の子が転校してきたのだ。チャーリーは彼女に一目ぼれするが、話し掛ける勇気がない。一方、空想が好きなスヌーピーはパイロットに成りきって大空で大冒険に出発。かわいいパリジェンヌのフィフィに出会って、デートを楽しむが……。
2014 『インターステラー』 Interstellar 米英SFアドベンチャー映画
地球を離れ、新たな居住可能惑星探索を行うためワームホールを通過し、別の銀河系へと有人惑星間航行(インターステラー)する宇宙飛行士チームが描かれている。三次元に於ける不可逆性の時間と重力場、特殊相対性理論、特異点、ニュートン力学、スイングバイ航法、漆黒の宇宙空間、音の伝達、運動の三法則など科学的考証を用いた演出がなされ、人類存亡を賭けた未知の世界へ挑戦する倫理と勇気、信頼と愛、ヒューマニズムを織り交ぜている難解な映画です。
2017年ノーベル物理学賞受賞者のキップ・ソーンが科学コンサルタント兼製作総指揮を務めている。
2017年ノーベル物理学賞受賞者のキップ・ソーンが科学コンサルタント兼製作総指揮を務めている。
☆The Positive Psychology Movie Awardsの詳細な解説はこちら(英語)