世界ラリー選手権・WRCにマツダが参戦していた頃、この型のファミリア4WDにGT-Xというグレードが存在した。2Lターボカーが君臨するグループA(連続する12ヶ月間に5000台を生産した車)にGT-Xでは排気量不足から馬力不足が問題視されていた。マツダは最終兵器として1992年、排気量はそのままにインタークーラー付きのターボを組み合わせ、210馬力を絞り出す「GT-R」を送り出した。
張り出したフロントバンパにはキチキチにインタークーラーが置かれている。元々がFFのファミリーカーを4WDにしてあるので、スペアタイヤはトランクの床に置かれた。WRCは各メーカーは世界戦略車をベースにする。だからこのファミリアもタダモノではない。実際、速い。クロスミッションを備え快適装備を省いた「GT-Ae」も存在する。
さあGT-RでWRC・・・・・という所でマツダはWRCから撤退。走るステージを無くした少し悲しい運命のクルマだ。
本来なら・・・・・イヤ、たらればって言っても仕方がない。
この車の魅力は4WDの安定性と、時代遅れのドッカンターボ加速だ。
淀みなく時速200キロを超える性能を持つ。
ドライバーを喜ばせる、そんな車・・・・・スポーツカーだと思う。
この個体は走行距離の少なさが驚異的・奇跡的だ。
あちこちリペイントの跡があったが上等なレベルだと思う。
OZのラリーを履いたら最高にカッコイイだろうなあ。
欲しい。しかしロードスターを手放す理由は、ない(査定0円)。
しかし良いなあ。コンパクトで。黒も良い。前は白に乗ってた。
ああ欲しい。近いうち、買うかも知れない。