the Blue Period ~out of the aEther

蒼き時代はエーテルの彼方へ。このブログ、閲覧・御意見無用也。

39秒。

2018-05-15 19:36:41 | 機械
これはオメガの
スピードマスター・プロフェッショナル。
毎日竜頭を巻かなければならない難儀な時計。

あっ、この時計、時計なのに数字がないじゃん。

と、デザインに惚れ込んで、気が付けば、
もう25年を過ぎた。

僕は時計はこれしか持ってない。

これまで3度のフルオーバーホールを経て、
それでもやはりこれ以外の時計は考えられない。

今回は夜光塗料が剥離した針を3本、15000円。
根元が腐食しつつあるプッシュボタンを2つ
で14000円・・・。
プラス工賃。

ほぼ6万円ほど。

高いし痛い。

まー、そーは言ってもねえ。
今後もこれ以外使わないだろうし。

僕にとってスピードマスター以上に
カッコイイ時計はない。

ここまできたらもう一生モノだ。

シンプルでメカニカル。
時計って言うより計器。

なんかさ、スピードマスターって
999の内部みたいだよね。



・・・とりあえず、
僕の持ってる唯一の金目のモノ(笑)


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10分間の近未来

2016-01-31 21:46:03 | 機械
本当はクラシックカーニューイヤー
なんとかに行ったんだけど、
車は未来科学館に停めたのね。

車の見物はね、もう、すぐ飽きてしまって、とっとと帰るまえに
タイミング良くASIMOの実演?
デモ?が見られたのね。

テレビやらネットやら、なんだか見た気になってるけどASIMOの実物を見るのは初めてだ。

ASIMOはパネルの継ぎ目も極力目立たないようにデザインされていて、
ビスなんかも見えないようになっている。
それはASIMOが何の為の存在なのか、
近い未来にヒトとロボットの存在、関係を見る人に考えさせる重要なファクター
だと思う。

ASIMOは歩き、走り、さらには
片足上げてその場でケンケンで回った。

そんな事が人間サイズのロボットで
出来るとは思ってなかった。

最後に手話を交えての歌。
それはもちろん唯のプログラムに
過ぎない事は解っていても、
それでも今日、
僕はASIMOに感動したよ。

良い1日だったなあ。






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オーラとはなんでしょか。

2015-11-28 17:06:46 | 機械
目玉が飛び出るほどの高価なパーツでカスタムされたオートバイや
著名なチューナー、ビルダーが仕上げたオートバイによくある表現で

漂うオーラが違う、
みたいなのがあんじゃん。

僕はオートバイから漂うオーラっちゅうものを見た事がない。

オートバイはオートバイです。
機械以上でも以下でもねえよ。
だから、

高度なチュー二ングバイクがあって、
そこにライダーが居て、
そこから感じるヒトと機械の関係性、
主従関係とかね、
そうゆうのには注目するけどね。

あのさ、より高価でより調整機能が付いたオートバイの方が偉い、的な空気って
バカみたいだけど存在するよね。

SPモデルの方が、みたいなさ。
80年代の小僧かっつの。

勿論それがライダーの心を満たすというなら、その方の批判も邪魔もしない。

・・・オートバイって、何かな。

歳もくっちまった僕みたいなライダーに
とってのオートバイって。

素敵な希少車・・・ビモータdb4。

うーん、ちとトラブルが多いかな(笑)



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ポポ

2013-09-26 22:02:34 | 機械

2013_091415_005 蒸気機関車は良い。

まるで機械と生物のキメラのようだ。

実は乗ったことは、ないが。

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zoom-zoom

2013-06-24 22:14:03 | 機械

Az1_2 「軽って、維持費安いんだよね。もし、軽に乗り換えるなら・・・・・マツダのAZ-1ってゆうのが良いなあ」

そう妻に言う。

「どんな車?」

「・・・・・えっと、ドアが上に開くやつ」

「あー、あれ」

・・・・・1秒で却下されました。

(乗り物にはロマンが必要なのだ)

コメント (2)
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「震電」というプッシャ型レシプロ機。

2012-05-19 10:01:52 | 機械

After19 プロペラ機の「音」好きだ。

そして僕は「珍機」が好きだ。

「今」を凌ごうと考えに考え、実際作って、やっぱり失敗だった、とか頑張ってこんなん出来ました、でも完成した時にはすでに時代遅れでした、とかね。

そういう事で旧日本海軍が開発した「震電」。世界でも珍しい「推進式(プッシャ)」レシプロ機だ。

アメリカのB52による大規模都市空爆に対して、超高空域(高度14000M)から一気に降下してB52を撃墜するという為の局地型。

対空戦闘機だけど、対都市空爆機要撃ってのが、もう日本の首都上空で、って事じゃない。

それだけ切羽詰まってたんだなあ・・・・・と。切ないね。

単純に考えて、プロペラを後ろに持ってくればパワー効率は高いだろう。

だから日本だけでなく各国でプッシャの試作は行われた。

プッシャの最大のメリットは機体をコンパクトに設計出来る点だ。が、それを補って余りあるデメリットも多い。例えば牽引式(プロペラが機体前方にある。トラクタ式と呼ばれる)のようにプロペラでエンジンを冷却出来ないというデメリットも生まれる。エンジンの冷却問題だけに留まらず、メリット・デメリットを相殺して、結局実績のあるトラクタがプロペラ機でのメジャーになった。

更に戦争末期、「超高速域」に対しレシプロエンジンはジェットエンジンに駆逐されていった。

「震電」は何とか完成に漕ぎ付け、何度かの試験飛行を繰り返すうちに、終戦を迎え、

完成機はこの国の国民によって破壊された。残る1機分の部品はアメリカに接収され、

スペアパーツ、設計図、資料全般が焼却処分された。

・・・・・もし震電が実用に耐えるものだったとしても、戦争がひっくり返ったとは僕には思えない。

悲運と言えば悲運と言える。が、「震電」だってただの「人殺しの機械」だ。

でも「桜花」のような悲しい飛行機に比べたら、それでもちゃんと着陸する事が考えられていたなら、何だかそれだけで、やはり人間の命について考えさせられるものがあるな、と思う。

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